茨城県北芸術祭ブログ-カレーキャラバン@日立市常陸多賀商店街 2016.10.3.-kenpokuart


投稿日:2016年10月03日   投稿者:観光いばらき特派員

こんにちは、観光いばらき編集部の根本です。

突然ですがみなさん、カレーは好きですか!?

わたしはもちろん好きです!

日本の国民食とも言われるカレーライス。

みなさんの家でも、食卓に並ぶ定番メニューのひとつなのではないでしょうか。

そして、それぞれのお宅の味があるのではないでしょうか?

 

今回、茨城県北芸術祭の期間中に、そんなカレーのイベントが行われると聞いて

取材に行ってまいりました。

その名も「カレーキャラバン」!

全国津々浦々、さまざまな場所に赴いて、その日その場で調達した食材で

その場限りのカレーを作ってみんなで食べるのだそうです。

ちなみに、カレーキャラバンの活動は2015年度グッドデザイン賞も受賞♪

これまでに、50回以上もの回数を重ねています。

 

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カレーキャラバンメンバーの、木村健世さん、木村亜維子さん、加藤文俊さんです。(写真左から)

9/30の日立市を皮切りに、県北芸術祭の期間中に6市町をめぐり、各地でカレーを作ります!

 

 

事前情報では、いつ、どの市町村にやってくるかまでは発表されているのですが・・・

プロジェクトを行う詳しい場所は、明かされていません。

というのも、その時その場所にたまたま居合わせた人たちとカレーを共につくり、

一緒にカレーを食べるという偶発性を大切にしているからなのだとか。

つまり、出会えたらとってもラッキー!

どうしてもキャラバンに会いたい、カレーを食べたいという方は

開催当日にメンバーがTwitterなどで発信する情報を元に、探し当ててくださいね♪

 

ちなみに、9/30の開催場所はココでした。

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右側に映っている「石」の飾りが目印!

力石咲さんや、藤浩志さん、松本美枝子さんの作品が展示されている

常陸多賀商店街の、旧銀行前です。

 

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場所に到着したら、設営、カレーに必要な材料を買い出しして、

さっそくカレーづくりスタート!

今回のカレーに使う食材は、こんな感じです。

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タマネギやニンニクといった野菜に、手羽元、味噌、もちろん大事なスパイスも!

そして・・・タコ!?タコをカレーに!?

常陸多賀へ到着する前に、日立おさかなセンターに寄って購入してきたそうです。

ちなみに、タコといえば日立市の「さかな」。

こんな風に、毎回、その場所その場所の特徴的な食材や名物が入るのも

カレーキャラバンのポイント。

決まったレシピがあるわけではまったくなく、

その時によって買い出しする材料は全然違うのだとか。

「出来上がりを想像して材料を決めるというよりは、

買った材料をどう使うか考えながらカレーを作っていく感じです」

と、健世さん。

 

場合によっては、カレー作りをしている最中に街の人から頂いた差し入れを

カレーに入れてみたりすることもあるのです。

過去には、猟師さんから鹿の肉を分けてもらったこともあったとか!

さて、カレーキャラバンin日立市では、一体どんなカレーが完成するのでしょうか?

 

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まず、大量のタマネギを刻み、スパイスの風味を移したオイルで炒めます。

この鍋で、カレーペーストを作ります。

いわゆる「カレールー」は使わずに作るんですね。

そして、タマネギとは別の鍋でお肉を炒めてスープを作ります。

キャラバンメンバーの3名と、お手伝いに来ていた3名のスタッフが力を合わせて

どんどん作っていきます。

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材料の中でわたしが気になったのが、「バナナ」と「レモン」!
バナナは「バターのようにねっとりコクが出る」そうです!
レモンや柑橘系は「絞って入れると味が引き締まる」のだとか。
どちらも、これまでのキャラバンでの経験則から取り入れている知恵。
各地でカレーを作っていると、通りかかった方から
「あれを入れるといいよ」「これが美味しいよ」といったアドバイスがあることもあり、
それがまた、カレーづくりに活かされるのです。
街行く人が誰でも気軽に参加できるのは、
カレーという、誰もの身近にあるメニューだからこそ。

 

そして、カレーづくりの大事なポイント!ターメリックやクミンといったスパイスを投入!

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今回はたまたま通りかかった方にも、スパイスを入れてもらいました。
実は私も、シナモンを入れる係として参加させてもらっちゃいました♪

こんな風に、その場その場での出会いや偶然を経て出来上がったカレーは
その街のすがたや特徴が投影されている、と言えるのではないでしょうか。

 

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さて、ついにカレーが完成しました!
名前は「ひたちたがたこカレー」に決定!

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どう使われるのか気になっていたタコは、
パプリカと炒めてトッピングになりました♪

 

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そろそろかな?と待っていた人や、カレーの匂いにつられてやってきたご近所さんや、
たまたま通りかかった運が良い人も。
みんなが列になってカレーを受け取っていきます。

「スパイシーで美味しい!」「何が入っているの?」
「家のお父さんにも食べさせてあげたいんだけど・・・」
ワイワイとにぎやかに会話しながら、カレーを頬張る人々。

 

どんな味に出来上がったのか気になって、
わたしもついご相伴にあずかってしまいました。
ちょっと辛めの中に柔らかな手羽元の旨味、
さっぱりとした酸味、スパイスの香り、そしてタコ!
ひと言ではうまく表せないですが、美味しかったです♪
そして食べ終わった人は、ノートにメッセージを残します。

 

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カレーキャラバンのみなさん、取材にご協力いただきましてありがとうございました!

 

◎カレーキャラバン in KENPOKU ART2016の今後の予定◎

10/8 大子町
10/29 北茨城市
11/5 常陸大宮市
11/6 高萩市
11/19 常陸太田市

 

各市町のどこにキャラバンが出没するかは、

当日キャラバンのTwitterやFacebookでヒントを発表。
KENPOKU ARTを楽しみながら、

カレーキャラバンを見つけて参加してみてくださいね!

 

===KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭===

テーマ:「海か、山か、芸術か?」

会期:2016年9月17日(土)~11月20日(日)[65日間]」

開催市町:茨城県北地域6市町
日立市 高萩市 北茨城市 常陸太田市 常陸大宮市 大子町

 

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茨城県北芸術祭ブログ-秋になるとあらわれる幻のレストラン!萩の茶屋with県北芸術祭@高萩市穂積家-kenpokuart


投稿日:2016年10月02日   投稿者:観光いばらき特派員

こんにちは、観光いばらき編集部です!

みなさん茨城県北芸術祭楽しんでいますか?
先週末のダイジェストバスツアーは満員御礼だったとか!?
これから、紅葉シーズンを迎え、さらに県北は見どころが増えてくる季節
さらに人気が高まりそうです!!

さて、そんな県北に秋の訪れを告げるのが、

ここ数年、秋になると現れる期間限定レストラン

萩の茶屋が今年もはじまりました

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茨城県北芸術祭の展示会場にもなっている高萩市穂積家を使って料理を提供してくれます
2016年は以下の日程でOPEN

萩の茶屋
9月17日(土曜)~12月4日(日曜)
※休館日:毎週月曜(祝日の場合は営業)
10:00~16:00

(ランチは11:00~14:45LO)
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穂積家(茨城県高萩市手綱2337-1)

今年も昨年に引き続き、高萩市を代表して食肉のプロフェッショナル・五浦ハムがプロデュース!
常陸牛を中心に茨城県が誇る美味しいお肉を贅沢に、美味しく調理した料理がずらりと並びます
特に注目なのは、この茨城県北芸術祭のために用意された『県北アート限定プレート』!

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毎日限定10食で3日前までの要予約なひと皿!
常陸牛ハンバーグと常陸牛モモステーキに牛タンステーキ、奥久慈しゃものステーキという

4品が乗った特別プレートです
これにライスとスープ、ドリンクと専用デザートが付いて4,200円(税込)
1番人気の常陸牛のモモ肉を中心に旨みの詰まった赤身と、

牛脂を合わせたハンバーグはとってもジューシー
そして、赤身が美味しいと肉好きから支持される常陸牛

その美味しさを存分に味わえるモモ肉をミディアムレアで提供
牛タンも根本の美味しいところだけ使い、贅沢にカットしたものを提供してくれます
これが、牛タン独特の弾力のある食感なのにとっても柔らかい、絶妙な美味しさです!!
そして、奥久慈しゃもをテリヤキ風のソースで食べる特製ステーキも人気
ごはんがひと皿では足りなくなるくらいボリューミーで美味

そして、今年は青山にレストランを持つ≪HATAKE AOYAMA≫オーナーシェフ

神保佳永氏プロデュースの花貫フルーツほおずきの特別スイーツが提供されます!!

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高萩市の特産品でもあり、市場にはめったに出回ることのないスイーツ用食用ほおずき
これが酸味と甘みを絶妙に両立させた特別素材です!!
そんな花貫フルーツほおずきを神保シェフは2種類のケーキに変身
ひとつは花貫フルーツほおずきのミルクレープ

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そしてもうひとつは花貫フルーツほおずきのレアチーズケーキです

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どちらのケーキにも、隠すように花貫フルーツほおずきのコンフィチュールが

巧みに使われており、甘さ控えめクリームの中から、

一緒に飛び出して爽やかな酸味で最高の美味しさと余韻を楽しませてくれます
個人的におすすめなのはレアチーズケーキ!
ミルクレープの層状の中に花貫フルーツほおずきのコンフィチュールが

はさまれているのも嬉しいのですが、

酸味を存分に味わえる点ではレアチーズケーキが一歩抜きんでいている気がします
ちなみに、地元の人に聞くと

花貫フルーツほおずきはヘタの方1/3位を残す食べ方がおすすめなのだとか!?
貧乏性なので、ついつい全部食べてしまうのですが、

ヘタ側1/3のところに苦みやあくが残っているとのこと
だから、その部分を残して食べると

花貫フルーツほおずき本来の美味しさが味わえるのだと言います
一緒に添えられたほおずきアイスは、

駐車場インフォメーションセンターでも購入できるので、

残りのドライブがてら購入するのもおすすめです♪

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ちなみにスタッフさん曰く

「特別にあつらえたデザートは県北アートをイメージ。

たくさんのフルーツとおすすめケーキとアイスを日替わりでご用意しています。

県北アートプレートには4種類のお肉が乗っていろいろな味を楽しめます。

ぜひ、一緒にご堪能ください!アートプレートもデザートプレートも、毎日限定10食になります。

ご予約をおすすめします」とのこと♪

そんな穂積家には4人の現代作家の作品が展示されています
屋外に展示しているのは地元笠間に工房を構える伊藤公象さん

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裏庭を中心に多軟面体を配して、陽の当たる角度によって複雑に展開する作品を展示しています

また、納屋には韓国出身のアーティスト、デビー・ハンさんの作品が展示

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銅製の糸状の紐をひとつずつ手で折り曲げていき、

遊び心あふれる顔を紐のラインで描いていく作品を展示しています
ぐるっと周囲を回ることができますので、

顔がいくつあるのか数えてみるのも面白いかもしれません!!

デビー・ハンさんの製作過程の様子は過去のブログからもご覧いただけます!

↓ ↓ ↓

http://blog.ibarakiguide.jp/placeblog/5760.html

他にも穂積家の2階にも展示があり、

レストランで食事を待つ間も、食事を楽しんだ後も楽しめる事間違いなし♪
とっておきの季節限定レストランと現代アートのコラボ
素敵な空間をぜひ満喫してください!!

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…個人的に絶対に食べて帰りたいのは駐車場の屋台で販売しているハム焼!
これ、本当に美味しいですよ♪

 

===KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭===

テーマ:「か、か、芸術か?」

会期:2016年9月17日(土)~11月20日(日)[65日間]」

開催市町:茨城県北地域6市町
日立市 高萩市 北茨城市 常陸太田市 常陸大宮市 大子町

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茨城県北芸術祭ブログ-満月Bar第一夜の様子から第二夜予告@北茨城市2016.10.1-kenpokuart


投稿日:2016年10月01日   投稿者:観光いばらき特派員

こんにちは、観光いばらき編集部です!
茨城県北芸術祭では現代芸術作品の展示はもちろん、

関連イベントも続々と開催されています
そのひとつが満月の夜にだけ現れる幻想的な野外バー
題して『満月Bar』!

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北茨城市長浜海岸駐車場特設ステージに

著名なJAZZミュージシャンと美味しいフードを提供してくれるお店を招いて

開催されるフード&ライブイベントです
入場料3,000円の中にはフードチケット1,000円分が含まれるお得なイベントです♪

 

さらに購入特典として、この満月Barのチケットが

茨城県天心記念五浦美術館の入場券(1回限り)にもなる特典付!!

満月Barで美味しい料理と素敵な音楽を満喫して、

五浦美術館でチームラボの作品を鑑賞できる♪
超お得です!

 

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さて、そんな第一夜は9月17日にJAZZピアニストの山下洋輔さんを招いて開催されました

 

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1940年代のビパップ全盛期のスタンダードナンバー

「チェニジアの夜」や「フライミートゥザムーン」
クラシックアレンジの「ラプソディーインブルー」といった面白い楽曲も
満月こそ雲に隠れて現れなかったものの、幻想的なステージと素敵なピアノ

 

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バックには波音がリズムパーカッションのように流れ、とっても贅沢な時間を過ごせました
事実、来場者も大満足との声も多数

ちなみに、料理も充実!
1番人気のタコスをはじめ、チキン盛々のホットドッグや常陸秋そばを使ったそばクレープ
常陸牛の牛すじトマト煮込みやホットサンドなどなど

 

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都内の有名ケータリングや、地元の美味しい素材を贅沢に使ったワンプレートも登場
追加チケットを購入して、2品目、3品目を食べ歩く強者もいました♪

 

さて、そんな満月Bar…第二夜は10月16日(日曜)に開催!
チケット購入はフェイスブック、もしくは下記サイトからも可能です

 

(FB) https://www.facebook.com/ibarakiguide/

 

(WEB購入専用URL) http://www.shopmaker.jp/pro/list.cgi?user=nc008771

 

出演するのは16:30からDJ沖野修也、

18:00からは世界をまたにかけるJAZZヴォーカリストAKIKOが出演

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ムーディーなメロディーからスウィングまで幅広いジャンルで会場にいる観客の心をぎゅっとつかんでしまう彼女の歌声…ぜひライブで聴いてください♪

もちろん、近くの五浦美術館での展示もお忘れなく!!
チームラボの最新作から過去の作品まで、デジタルアートが会場中に並びます

 

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===KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭===

テーマ:「海か山か、芸術か?」

会期:2016年9月17日(土)~11月20日(日)[65日間]」

開催市町:茨城県北地域6市町
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KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭と秋のいばらき観光を楽しもう!いばらき県北エリア満喫ガイド

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茨城県北芸術祭ブログ-ジョン・へリョン@大子町袋田の滝2016.9.27.-kenpokuart


投稿日:2016年09月27日   投稿者:観光いばらき特派員

こんばんは、観光いばらき編集部の根本です!

茨城県北芸術祭開幕からはや一週間が経ちましたが、

様々なところで芸術祭の話題を耳にしております。

本日も、牛久市内某所で

「県北芸術祭、行きたいなって気になってるんですよ♪」

という方に遭遇!

もちろん、オススメポイントを熱弁してまいりました。

そしてこのブログでも、オススメの情報を紹介したいと思います!

 

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今日紹介する芸術祭展示会場は、ここ!

日本三名瀑に数えられる茨城の名所、袋田の滝です。

 

ここではどんな作品に出会えるのでしょうか?

駐車場から仲見世通りを歩いて、トンネル入り口へと到着。

どうやら作品は、トンネルの中に展示されているようです…

 

ちなみに、袋田の滝の観瀑台まで行くには、

「トンネル利用料」が必要です。大人300円、子ども150円です。

トンネル前の受付で料金を払い、進みましょう!

 

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トンネルに入ると、天井で何か細長いものが赤く光っています!

奥へと続いているようですが…見上げながら私たちも進んでいきましょう。

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さらに奥へ行くごとに、なんだか光の雰囲気が変わっていきます。

入り口側の光より、さらに明るさを増したような気がしました。

それに、赤だけじゃなくて青やピンクも混じっています!

 

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観音様が祀られているところまで来ると、光はクライマックス!

まるで虹のように色を変えながら、ピカピカと光る姿は幻想的でありながら、

わくわく、ドキドキさせられる感覚。

とってもキレイで、思わずしばらく立ち止まってじいっと見てしまいました。

 

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実はわたし、開幕当日にこちらへ見に行ったのですが、

なんと!制作したアーティストのジョン・へリョンさんにお会いしました!!

開幕当日の朝まで制作・調整を行っていたそうです。

アクリルユニットの中には、2列のLEDラインが組み込まれているつくりなのだとか。

 

袋田の滝の水流、そこから続く川と久慈川の流れを表現したというこちらの作品。

ですが、その中には、ジョン・へリョンさんが

実際に大子に滞在して感じた地域のイメージも込められているようです。

 

「制作に入る前に、個人的に大子へ滞在しに来ました。

地域の方と関わる中で、

皆さんがこの滝を大変誇りに思っているのが良く分かりました。

茨城に行くならここがオススメだよ、と話してくれたり、

綺麗で素晴らしい、ということをよく説明してくれたり。

そんな皆さんの誇りも、この作品で表現したかった。

それから、実際に私がここへはじめて来た時の感動も込めています。

トンネルを通っている間のワクワク感。胸がはち切れそうな期待感。

その後に現れた滝の姿に、

最初は、滝を真正面から見られなかったくらい感動しました!」

(通訳:東京スタデオ 李さん)

 

そんな、ご自身が滝をはじめて見たときの感動も、

ライトの光や流れで表現したそうです。

赤はエネルギーを、変化する色は滝の四季を。

 

それを伺ってから改めて作品を見てみると、

入り口の場所よりも、滝側の光の方が点滅のスピードが速いことに気が付きました。

もしかして、滝に近づくほどに鼓動が早くなっているからでしょうか?

そんな風に、色々想像をめぐらせてみるのも楽しみ方のひとつです!

 

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他にも、大子町内では多数の展示を見ることができます。

旧上岡小学校にも行ってきました!

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この謎の球体?も、旧上岡小学校内で見られる展示物。

一体これは何なのか?ぜひ、自分の眼で確かめてみて下さい♪

 

 

===KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭===

テーマ:「海か、山か、芸術か?」

会期:2016年9月17日(土)~11月20日(日)[65日間]」

開催市町:茨城県北地域6市町
日立市 高萩市 北茨城市 常陸太田市 常陸大宮市 大子町

 

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茨城県北芸術祭ブログ-KENPOKU ARTをよりたのしむポイント・南條総合ディレクターの言葉より 2016.9.23.-kenpokuart


投稿日:2016年09月23日   投稿者:観光いばらき特派員

こんにちは、観光いばらき編集部です!

茨城県北芸術祭の開幕から、1週間が経とうとしていますが

皆さんはすでに会場へ行かれたでしょうか?

私は、だいたい約半分くらいの会場へ足を運んできました!

海側、山側、どの会場でも個性的な現代アートに出会うことができ、

訪れるたびに新鮮な驚きや感動を覚えています。

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各会場でサポーターや見にいらした方にお話を聞いてみると

だいたいどの会場でも耳にするのが「なんだか難しい」という言葉。

確かに、今回の県北芸術祭の作品は、

テクノロジーを駆使した最先端の「メディアアート」や、

微生物や遺伝子など、科学の分野からアプローチする「バイオアート」

または「インスタレーション」といった、

私たちが普段、あまり触れることのない言葉や手法で表現されているものがあります。

今回のブログでは、県北芸術祭総合ディレクターの南條さんに、

以前伺った内容を交えながら、ポイントを少し説明してみたいと思います!

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【インスタレーションとは・・・】

「空間芸術」とも呼ばれる、アートの手法のひとつです。

絵画や、彫刻といった、「どこに置いても完成されている」芸術作品に対して、

設置している場所、室内や空間そのものまでを作品に含めているもの。

つまり、インスタレーションは「ここでしか成立しない」アート!

森山茜さんによるインスタレーション@御岩神社

南條さんが以前、観光いばらき編集部のインタビューに答えてくれた中に、

今芸術祭の中で「インスタレーション」形式のアートが占める重要性について

伺える言葉がありました。

「茨城県北地域では、世界的にも注目されたインスタレーション

“アンブレラ・プロジェクト”がかつて開催されました。

実際に県北エリアに足を運んで、地域の方に芸術祭の話をした際

“クリスト(※)みたいなことをするの?”とよく言われたんですね。

びっくりするくらい、多くの方に言われました。

あれだけのものを期待されるのは…その期待に応えられるかとても恐縮なんですが、

クリストのプロジェクトは、今もなお県北地域の皆さんの記憶に根強く残っている。

アートが、生活や文化に大きな影響を与えられるものであるということです」

(南條さん)

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県北芸術祭企画発表会にて、南條さん

 

※クリスト・・・クリスト&ジャンヌ・クロード

1991年に、常陸太田市と日立市にまたがるエリアでアンブレラ・プロジェクトを展開。

巨大な青の傘が山あい、田畑にたくさん開かれた光景は、

当時とても大きな話題になりました。

確かに、アンブレラ展は私の記憶にもしっかりと残っています!

常陸太田市内では、ときたまアンブレラ展の写真が飾ってあるところを見かけたり、

道の駅さとみは、建物の形がアンブレラにちなんでいるなど

展覧会から25年経った今、形が残っていなくとも、

地域の中にしっかりと根を張っていることを実感できます。

 

 

「茨城県北芸術祭では、県北地域の場所や風土を活かした、

“ここでしか出会えない”インスタレーション形式も多く展示します。

自然と対話するようなアート。

または、地域の人々とのコミュニケーションを通して生み出されるアートもあります。

アートを通じて、県北地域が潜在的に持っている魅力を可視化したい」

(南條さん)

常陸多賀駅前商店街をオレンジ色のニットで侵略する力石咲さんの手法もインスタレーションと言えます

県北地域の自然や環境、文化を取り入れて、

作品づくりに活かしたアートもたくさんあります!

県北地域って面白い。

県北芸術祭に来て、そう思ってもらえたら嬉しいですね!

【メディアアートとは・・・】

CGやプログラミング、電子センサーなど、コンピュータや最先端技術を活用したアートを

主にメディアアートと言うそうです。

「旧美和中学校」で展示している落合陽一さんや

「茨城県天心記念五浦美術館」で展示しているチーム・ラボの作品は

まさに代表的なメディアアート。

実際にはそこにないのに、まるで自分の手が本当に触れたかのように変化する映像。

魔法のような不思議な光景を、最先端の科学技術で実現することもできるんです!

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【バイオアートとは・・・】

バイオテクノロジーを活用したアート。遺伝子組み換え技術や、細胞培養などなど、

生命科学を駆使して生み出された芸術作品です。

例えば、「旧常陸太田市自然休養村管理センター」では、

昔から醤油や納豆、日本酒といった発酵食品が作られている土地柄を活かし、

微生物のはたらきに着目したアートが展示されています。

納豆をベースに作った樹脂を使って3Dプリントしたヴァイド・インフラ。

納豆から樹脂を作ることができるとは驚きですね!?

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また、テーマソングになっている、やくしまるえつこさんの「わたしは人類」も

バイオアートの分野です。

遺伝子組み換え技術を音楽に使うだなんて、考えたこともありませんよね。

「こんなことも出来るんだ!」という、斬新な手法に驚きました。

アートを目の前にして、「これがどんなものを表しているのかさっぱり分からない」という方も

いらっしゃると思います。

先日ブログで公開した、海側のラジコンポートで展示している

ピーター・フェルメーシュさんのアートを見て、

そう思われた方も多数いらっしゃるのではないでしょうか。

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この作品はどんなことを表現しているのだろう?

どんな意図をもって制作されたのだろう?

このアートはどうやって作られたのだろう?

・・・そんな様々な疑問を私たちに投げかけてくれるのが、

現代アートの意義のひとつなのかもしれません。

県北芸術祭に足を運んで、

友人や家族と一緒に展示について語り合って頂きたいなと思います♪

もちろん、難しいことを考えなくとも楽しめるはずです♪

多種多様な作品に出会える茨城県北芸術祭!

ぜひ、アートと一体になった県北地域を楽しんでください!

===KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭===

テーマ:「海か、山か、芸術か?」

会期:2016年9月17日(土)~11月20日(日)[65日間]」

開催市町:茨城県北地域6市町
日立市 高萩市 北茨城市 常陸太田市 常陸大宮市 大子町

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