茨城県北芸術祭ブログ-和田永さん@常陸多賀商店街-KENPOKU ART 2016-


投稿日:2016年10月15日   投稿者:観光いばらき特派員

こんにちは、観光いばらき編集部です。
さてさて、今回も茨城県北芸術祭レポートをお届けします!

今日ご紹介するのは、日立市内の常陸多賀商店街内。

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力石咲さんのプロジェクト「ニット・インベーダーin常陸多賀」によって、

日々オレンジ色のニットに侵食されつつある場所です♪

 

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そんな通りを歩いていると、なにやら気になる音が聞こえてきました・・・

不思議な電子音の発生源は、なんとテレビ!

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古い家電を使って楽器を作る、和田永さんです。
ここ多賀パルコで、材料の収集・そして楽器づくりを行う

「ニコスラボin日立」を立ち上げています。

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会期中、ニコスラボでの活動を通して、
家電楽器で合奏するプロジェクト

「エレクトロニコス・ファンタスティコス!」を展開。
茨城県北芸術祭の終幕前日となる11月19日に、

日立シビックセンターでコンサートの開催を予定しているそうです♪

 

ニコスラボでは、実際に家電楽器を見ることもできます。

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私が伺った際には、運よく和田永さんがいらっしゃったこともあり、
和田さんのパフォーマンスを見させていただいたり、
体験させていただくことができました!

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ずらりとならんだブラウン管テレビ。その画面には、

太さや色がバラバラのボーダーが映し出されています。
配線を間違ったときなどに表示される画面に似ていますが・・・?

 

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この画面に和田さんが手で触れると・・・さっき聞こえてきた電子音が!
不思議なことに、一台一台ごとに鳴る音が異なるみたいです。
「表示されている縞の数が少ないほど、低い音が出ますよ」

と、和田さん。
逆に、細かい縞ほど高い音が出るってことですね!
縞の数で音階を変えて、音楽を奏でるわけです。

手で触れることで、ブラウン管テレビから発せられている電磁波をキャッチ。
実は和田さんが立っている側の足元にはアンプに繋げられたケーブルがあり、

それを足に取り付けているそう。

ここで和田さん、やってきたお客さんに
「左手で画面に触れたまま、右手で僕とハイタッチしてみてください!」

と手を差し出しました。
不思議そうな顔をしたお客さんが、和田さんに言われた通り

片手でテレビ、片手でハイタッチすると音が鳴り響きます。

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ハイタッチのリズムに合わせて、触れる画面を変えれば・・・ミュージックスタート!
「え~、すごい!これ、楽しい!」
なるほど、こんな奏で方もアリ!
これって、身体を介して電磁波をキャッチして音を鳴らす

家電楽器ならではのコミュニケーションかもしれませんね。

和田さんと一緒にエレクトロニコス・ファンタスティコスを体感したお母さんたち!

子供から大人、お年寄りまで、みんなが夢中になって楽しめること間違いなし。
この楽しさ、ぜひ体験してもらいたいです♪

体験可能な日については、県北芸術祭公式Twitter

フェイスブックでお知らせされているので、ぜひチェックしてお出かけくださいね。

 

ちなみに、楽器に変身を遂げたのはテレビだけではありません。

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和田さんがまるでギターのように構えているのは、なんと扇風機です!

_mg_7685「日立製作所にとって、重要な役割を担ったのが扇風機。

そんな扇風機を使ったこの楽器は、ぜひコンサートにも使いたいですね!」

和田さんのおっしゃるとおり、

扇風機は日立製作所の長い歴史や製品の中でも、

輸出製品第一号になった記念すべきもの。
日立製作所が創業し、今もなお拠点となっている

「家電の聖地」ここ日立市で、

役目を終えた家電に新たな命を吹き込む和田さんのプロジェクト。
まさに、県北芸術祭による運命的な出会いです!

 

ちなみに、和田さんの作品は

日立シビックセンターのアトリウムにも展示されていますので、

こちらへもぜひ足を運んでみてくださいね。

日立電輪塔/和田永

 

 

===KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭===

テーマ:「海か、山か、芸術か?」

会期:2016年9月17日(土)~11月20日(日)[65日間]

開催市町:茨城県北地域6市町
日立市 高萩市 北茨城市 常陸太田市 常陸大宮市 大子町