こんにちは、絶品いばらき編集部の花島です。
新緑が美しくて、生きてるなあと実感する、ワクワクする季節になりました。
そこで、ものみな新鮮なこの時期に相応しい、新鮮この上ない「メロン狩り」の情報をお届けしましょう。
茨城県鉾田市の「フォレストパーク メロンの森」で5月3日から、メロン狩りがスタートします。今、ハウスの中では丹精込めて作られたメロンが、お客さんの来場を待ち構えています。
メロンに一番近い葉っぱが黄色くなっているものが完熟の印! 採り時だそうです。
「手元に来てから完熟を待つ」というメロンの常識を超えた、「畑で完熟したメロン」が食べられるとあって、7月7日まで(予定)の2ヵ月間に、県内外から約2万人が押し寄せます。
スタッフさんは今、椅子を拭いたり、並べたり、準備に追われています。
雨の日のために用意されたビニールハウス。中にも椅子とテーブルが並べられ、準備万端です。
「鮮度&熟度」を合言葉に、メロンの森を育ててきたのはフォレストパークメロンの森を運営するライフステージ代表の白井透さん。
鉾田市の名産、メロンをインターネットで販売していた時のこと。
「メロンを畑からもぎ取りたい」というお客さんの声が耳に止まりました。
「それも、ありだなあ」と思ったのは白井さんだけ。
生産者に打診してみると「ハウスに人を入れるなんて、とんでもない!!」と問題外との反応。
それを説得しつつ、地域を盛り立てたい気持ちを伝えつつ、5人の生産者の協力を得ることに成功しました。写真はミツバチによる交配を進めているところ。
最初の年に訪れたのは、やりたいと言ったその人たち、2、3人だけ。
ところが、年を経るに従い、口コミの威力、マスコミの注目などもあって、どんどん人気がうなぎ上り。
「日にちをおいて、柔らかくしたものとは全然違います。畑で完熟したメロンだからこそ、品種の違いをしっかり味わうことができる。ここでそれぞれの品種の持つ、独自の味わいを知って欲しい」と話します。歯応えのあり、なし。香りは? 口当たりは?ここで好みのメロンと出会って欲しいという気持ちが強い白井さん。
用意されている品種は時期の制約はあるものの、「ほこたメロン」をメインに、「優妃」「さやか」「ひたち姫」「彩のしずく」「夢麻呂」と個性豊かなものばかり。作るのが難しく、誰も手を出さなかった品種を再生するなど、あれこれとチャレンジしてきた結果です。
14年目を迎えたメロンの森は、試食会場までの道が素敵な雑木林になり、年月の積み重ねが作り出した安らぎがあります。お客さんが持ってきてくれたミツバツツジも今が盛りです。
楽しみ方は様々、バーベキューをしたり、ケータリングの出張にぎり寿司を食べたり、プラスアルファもいろいろ用意されています。
フォレストパークメロンの森
住所 茨城県鉾田市安房1623-1
予約方法 平日は予約が必要。土日祭日はフリーでも可能です。バーベキューを含む場合は、予約が必要。
▼電話 メロンの森事務所 TEL0291-33-5621 メロンの森・売店直通(9時~18時、開園期間中のみ) TEL0291-33-2858
▼ファクシミリ メロンの森事務所 Fax0291-32-3015 メロンの森・(売店直通) 開園期間中のみ Fax0291-32-5538
▼Eメール info@melonnomori.com
開園時間 9時~17時
料金そのほかはホームページからチェックを。