筑波山名物といえばやはりコレ。「陣中油」(一名ガマの油)


投稿日:2013年08月12日   投稿者:絶品いばらき特派員

こんにちは!観光いばらき編集部の滝口です。

現在、旬なトコブログでは、8月末に開催する「まつりつくば2013」を紹介しています。
つくば市最大の夏祭りなので、大いに期待したいところですよね。

さて、つくば市の名所といえば、なんといっても筑波山です。

筑波研究学園都市があるため、新しい街のイメージがありますが、
筑波山そのものは、万葉集に記述が出てくるほど古くから親しまれてきました。


そして、筑波山名物といえば、「ガマの油売り口上」です。(写真提供:筑波山ガマ口上保存会)

「サァーサァーお立合い。ご用とお急ぎのない方はゆっくりと聞いておいで・・・
手前ここに取りいだしたる筑波山名物ガマの油。
ガマと申しても、ただのガマと・・・」

江戸時代から始まり、今も伝統文化として、口上の保存が行われています。

「ガマの油」、何もかもインパクト絶大ですよね。気になりますね。

そこで行ってきました「陣中油」(一名ガマの油)を作っている「種村製薬」(水戸市)に。


こちらは社長の石川桂子さん。
早速、気になることを聞いてみました。
「ガマの油って、口上の通りなんでしょうか? 
ガマが鏡に映った自分の姿を見て、驚いて垂らした油汗が入っていると述べてますよね」。

すると、「やはり、そう来ましたね」という感じの石川社長。

「いえいえ。江戸時代はともかく、今の『陣中油』(一名ガマの油)は、化粧品に類します。
もちろんガマの油汗は使ってませんよ」

そうだったんですか。無知ですいません。
でも、多くの人がガマの油を“万能薬”というイメージで考えているのではないでしょうか。

「たしかに、そのイメージは強いですが、万能薬ではありません。
ただ、商品には必ず、油売りの口上を添付しています。それで、今なお“万能薬”というイメージを持っている人が多いのかもしれませんね」

では改めて、現在のガマの油の効能を教えてください。

「海の恵みとして深海ザメのスクワラン、大地の恵みとして紫根(シコン)などを配合しています。これらはお肌にうるおいを与える成分です。
効能としては、肌荒れを防ぎ、キメを整えます。お肌の水分、油分を補ってくれますし、乾燥も防いでくれますよ」と石川社長。

戦前は漢方薬を中心に薬局を家業としていた「種村製薬」。そのことから、原料は昔馴染みの卸問屋から仕入れているそうです。
なかでも紫根は、万葉集にも登場する古来からの名草です。万葉の時代から親しまれている筑波山名物にピッタリですね。

筑波山のお土産で買って、使ってみたら肌にいいということで、リピーターになる人も多いそうです。そうしたファンは全国はもとより、中には海外の人もいるとか。

今の「陣中油」(一名ガマの油)は、筑波万博(1985年)が開催されるに当たり、何か筑波名物を作ろうという機運の中で生まれたそうです。そのとき音頭をとったのが、石川社長の祖父でした。

とはいえ、以前は数社あったガマの油生産者も、県内ではここ1社だけになってしまいました。
これも時代の流れでしょうか・・・。

たしかに、作るのはすべて手作り。とても大変です。

 

 

 

販売しているのは筑波山と「絶品いばらき」だけ。
筑波山への観光客が増えなければ、売上も厳しくなります。

石川社長は「ガマの油の知名度は高いため、全国各地から『ウチにも卸してください』というお話をいただきます。それでも、当社は昔と変わることなく、筑波山でのみ販売していきます。ですから、ぜひ多くの人が筑波山に来てほしいです」と話します。

ガマの油も、売り口上も、時代の流れに負けず、ぜひ残っていってほしいです。

筑波山に行って「陣中油」(一名ガマの油)を買いたい、でも行く機会がないという人でも大丈夫。
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