こんにちは、絶品いばらき編集部です!
皆さんご存じですか!?
「西のフグ!東のアンコウ!!」と呼ばれるほど、鮟鱇は東日本で珍重される冬の味覚。
そんな鮟鱇の全国有数の水揚げ漁港が常磐沖です。
北は北茨城市の平潟・大津漁港から、南は三浜那珂湊・大洗漁港まで、常磐沖の鮟鱇がシーズンを迎えています。
そんな鮟鱇シーズン開幕を宣言するように、本日11月26日(水)にさいたま新都心けやき広場にて、『茨城あんこうフェアinけやきひろば』が開催されました!!
このイベントでは、茨城県内でも屈指の鮟鱇料理が盛んな5エリアから、各有名店が出店♪
なんと一杯100円という超リーズナブルな価格で鮟鱇汁が楽しめるというイベントでした。
しかも、会場では地元民でも普段滅多にお目にかかれない鮟鱇の吊るし切りの実演が見れるとあって、毎年人気のイベントです。
ただ、今回は残念ながら悪天候の中での開催・・・。
昨年ほどの来場者は得られなかったものの、それでも会場は多くのさいたま市民の皆様でにぎわいをみせました。
ちなみに、今回会場で振る舞われた鮟鱇汁は全部で5種類!!
例えばこんな感じですが、鮟鱇鍋は茨城県内でも大きく2種類に分類されます。
まず、漁師飯らしい仕上がりなのは、鮟鱇の肝をスープに溶いて味噌仕立てに仕上げる「どぶ汁風の鮟鱇汁」!!
そして、もう一種類は割烹や料亭などで好まれる醤油風味の「だし仕立ての鮟鱇汁」です。
どちらも、人気なのですが鮟鱇の肝をはじめとした、こってりした味わいを楽しみたければ「どぶ汁仕立て」を!
淡白な身のもつ繊細で優しい風味を味わいたければ「だし仕立て」の鮟鱇汁がおすすめです。
この2つは好みなので、どちらが良いかはお好みで選んでください♪
ちなみに、店舗に問い合わせれば鮟鱇鍋をどちらで提供しているかを教えてくれます。
そんな「どぶ汁仕立て」の鮟鱇汁は鮟鱇の肝を炒るところかた調理がはじまります!!
もちろん、イベントで一杯100円の鮟鱇汁でも茨城県は手抜きはいたしません!!
ちなみに、この本当の美味しさを伝えてくれるのは大洗町の旅館組合の皆さんです。
まずは、念入りに鮟鱇の肝をフライパンで炒りながらじっくりと味噌と合わせていきます。
水分を飛ばしながら焦げ目を付、香ばしさを引き出したらこれを濾しながら鍋へと入れていきます。
かなりの手間を擁して、鮟鱇汁は提供されるのです。
ちなみに、今回のイベントでは「どぶ汁仕立て」を提供したのは北茨城市、日立市と大洗町の3市町。
「だし汁仕立て」を提供したのは水戸市とひたちなか市でした!!
ちなみに、個人的にびっくりしたのはひたちなか市の住吉さんの提供してくれた鮟鱇汁!!
まるごと鮟鱇の肝がひと切れ鮟鱇汁の中に入っていました。もちろん、鮟鱇の柳身もどんぶりの底に隠れています♪
とっても上品な味で美味でした!!
そんな鮟鱇鍋をいばらきで楽しむなら、是非このページを参考にしてください!!
http://www.ibarakiguide.jp/seasons/anko.html
もちろん、絶品鮟鱇汁は来場してくれたお客様を満足させてくれました!!
この笑顔を見れば、その美味しさは一目瞭然ですよね♪
これから、寒さが増すほどに鮟鱇は肝が大きくなり大型のものは体重が20kgを超え、肝も5kgを超えるような大物が水揚げされます。
大きいほど美味しいとされる鮟鱇はまさにいまからが『旬』です!!
ぜひ、鮟鱇の聖地と称される茨城でその本場の味を堪能してください♪