みなさんこんにちは絶品いばらき編集部です!
茨城の美味しいお歳暮集めました♪
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大切な人へのご挨拶にぜひ茨城の味をご利用ください!!
ところで、皆さんは茨城の郷土料理けんちんそばをご存知ですか!?
信州そばの有名店もこぞって買い求める、全国の蕎麦好きが注目する常陸秋そばの原種が発見された茨城県常陸太田市金砂郷地区で昔から食べられている郷土料理です。
けんちん汁をそば汁にして食べる田舎仕立ての献立なのですが、水戸以北のエリアで昔から地元に根付いています。
地元の方には、普段の食事ではあまった野菜や、冷蔵庫の残り物などで作る粗末な料理のイメージがありますが、これが実にバラエティに富んでおり、それぞれ全く違った家庭の味となって楽しいんです♪
また、常陸太田では当たり前の芋がらなど、都会ではちょっと見かけない野菜も使われ、根菜たっぷりで土のにおいが香る田舎料理として、隠れファンも多い逸品!!
そんな「けんちん」を地元からもっと見直そうというイベントが常陸太田金砂郷地区にある交流センターふじで開催されました♪
その名も、『金砂郷のけんちん村まつり』!!
第2回目の開催となった今回は市内から料理店をはじめ、金砂郷地区の中でも町内会単位での参加もあり、より郷土色の強いイベントとして開催されました。
昨年の8店舗からけんちん汁のブースだけでも11店舗へ増えての開催で、数多くの地元民や近隣郊外の人たちが会場へおしよせました。
そんな、けんちんは地元では「当たり前の家庭料理」といっても、いざ並べてみるとバラエティに富んだ内容に!!
例えば・・・
主催団体でもあるGo!郷!会では煮干し香る鶏けんちんを!
いばらきケアのハートのつまったホクホクけんちんや、西金砂そばの郷そば工房のなすとみょうがのけんちん。
また、お隣の大子町から参加したのはリュタンのローズポークけんちん!
地元、塩谷農園は自社農園で収穫したばかりのとれたてけんちんを提供しました。
さらにさらに、金砂郷カントリークラブはちょっと変わったイタリアンニョッキけんちんパスタを持参。
本物の地元の味を食べるなら、金砂地区の小島けんちんが提供した味噌けんちん汁はまさに地元の味♪
常陸太田市で最も著名な蕎麦店のひとつ手打ちそば赤土は赤土風けんちんなどなど、まさに各団体創意工夫を重ねたけんちんで会場をにぎせました!!
個人的に注目したのは地元常陸太田出身の学生も加わった中川学園調理技術専門学校の学生たちによるタイカレーけんちん中川風♪
会場内がカレーの香りで包まれるほどの香りの洪水でした!!
そんな、11種類のけんちんを買い求め、それに合わせる手打ち蕎麦、もしくは給食でもおなじみのソフト麺か焼き餅を買い求めて食べ比べるのがこのイベントのスタイルです♪
「このけんちんだったら家のけんちんの方が美味しい!」
「いや、ここのけんちんは味噌仕立てで美味いべな!」
「こんな芋の切り方じゃだめだっぺよ!!」
会場で地元民による地元民の熱きけんちん論議が各所で交わされました♪
この会を主催する実行委員会の主要メンバーでもある、金砂郷エリアに住む有志が集まった「GO!郷!会」によると、『地元の人たちに「けんちん」が非常に魅力的な地域資源であることを知ってもらういい機会として、そして地元の人たちがひとつの目的で集まれる祭として、このイベントがそんな役割を果たしてくれたら嬉しいです』とのこと♪
ちなみに、編集部も注目したのは金砂郷の小島地区の有志が集まってけんちんを提供した小島のけんちん!!
手前の味噌仕立てと、奥の醤油仕立てを用意してくれました。
ちなみにネギは盛り放題です♪
どんぶりの底には地元有名うどん店の鉛筆より太いごわごわのうどんが隠れています。
そんなちょっとした気配りも田舎流の嬉しいおもてなしです!!
お母さんたちが元気にけんちんを配膳していました♪
そんなけんちんそばは水戸市以北の多くのそば屋さんやうどん屋さんで食べることができます。
ぜひ、茨城を訪れた際には、このちょっと土のにおいが香る田舎の郷土料理に舌鼓を打ってください!
絶対に都会ではたべられない素朴な美味しさに感動すること間違いなしです。