こんにちは!
絶品いばらき編集部の根本です。
2月20日に、第119回水戸の梅まつりが華々しく開幕しました。
開幕日の速報を、観光いばらきいいとこブログでもレポートしています!
https://blog.ibarakiguide.jp/placeblog/3407.html
さて。そんな梅薫る春の水戸で、新たな名物が誕生するという情報を聞きつけました!
さっそく、発表会に突撃してきました。
それが「水戸梅お菓子プロジェクト」。
偕楽園には梅の花が咲いていますが、こちらは梅の実を使った試みです。
水戸市内の農業者や加工者、そして行政が手を取り合って進めている、水戸産の食用梅の生産量を増やして活用しよう!という「水戸の梅産地づくり事業」と連携した取り組み。
つまり、水戸産の梅を使った、新しい「水戸のお菓子」が誕生したというわけですね♪
今回、このプロジェクトに参加したのは、水戸菓子工業協同組合の有志8社。
さっそく、それぞれのお菓子をご紹介していきます!
まずは、組合の理事長を務める、阿さ川製菓さんのお菓子から。
【梅パウンド】
青梅のペーストを使った生地に、梅のシロップ漬けをアクセントに加えたパウンドケーキ。
まったりとしたパウンドに梅の酸味がちょうどよいです!
亀印製菓さんは二品を持って登場!
【好文亭】
「冬の偕楽園の、雪に包まれた紅梅を表現した」というお菓子。
さっくりとした食感の梅あんの中に、梅ペーストが入っているのですが、これがしっかりとした酸味で梅の風味を主張しています。美味しい!
【梅一途】
こちらは「深々と降り積もる雪に偕楽園の紅梅が見え隠れする様子」を表現したとか。
やわらかな雪のようにふんわりとした食感の羽二重餅の中に、「好文亭」よりは甘さのある梅あんが包まれています。
梅干大福でおなじみの五條製菓さん。
【梅小町】
まず見た目にびっくり!まるで梅干そのもののようです。
これは、成形した後に梅干のようなシワをひとつひとつ付けているのだそう。
上生菓子も得意な五條製菓さんらしい、素敵な逸品ですね♪中には、梅餡と梅干が。
和と洋の異色のコラボレーション・シューあら大福も人気の新妻製菓さん。
【水戸ラスク】
「和菓子屋として、やったことのないお菓子へ挑戦してみました!」という意欲で生まれたこのラスク!
梅酒のおつまみにもぴったり、というコメント通り、なるほど上品な風味です。
そして、アイデアが生まれてもう一品「梅パイ」も持ってきてくださいました。あんに梅ペーストを練りこんだ、洋風和菓子です♪
飯野屋製菓さんは、春らしいお菓子を!
【梅だより】
わらび餅に南高梅の梅酒を練りこみ、さらに梅ペースト入りのソースを別添えでつけています。
「梅酒は甘さのあるもの。酸と食感のバランスが難しいので、梅ならではの香りや甘酸っぱさはソースで加えました」と、飯野さん。
水戸の梅酒大会にも関連した、素敵なアイデアです。
ジャンボどら焼きが看板商品のトーア乳業さんは、やっぱり自慢のどら焼きで!
【水戸のみっちり梅あんどら焼き】
市内養鶏場の生みたて、新鮮なたまごをふんだんに使用した味の濃いふっくら生地に、
梅ペーストを使ったさっぱり仕立てのあんをみっちりつめてくれました♪
トーア乳業さんのどら焼き、個人的にファンなので新作を試食させて頂けてうれしかったです!
定番の小倉よりもさっぱりしている分、あんが多めで満足感がありますね~。
こちらも老舗和菓子店のきね八さん。
【水戸の梅カステラ】
かわいらしいソフトカステラサンド!梅に加えて、赤しそも一緒に入れたことでより風味を増しています。あんは白あんにくわえてミルクあんも配合しているので、子供~お年よりと幅広い年代に愛される優しい味。
最後は、和菓子にはじまり洋菓子も人気の木村屋本舗。
【水戸の梅ガレット】
生地にもあんにも梅ペーストを使用。フランスのお菓子・ガレットは、元々チェリーやりんごと焼き上げることが多いところ、梅を使ってみたというアイデアです。
梅の風味を高めるために、JAの梅ジュースを加えたとか。さらに、あんには若干チーズの風味を足すことで、洋風生地との相性も考えられています♪
今回、これらのお菓子には水戸近郊で採れた梅のペーストを使っているのですが、
このペースト自体、酸味がかなり強めにでているので、それを上手く活かしたお菓子になっています!
この新作お菓子、どこで食べられるの?という販売についてですが・・・
2015年3月6~8日に偕楽園横・常磐神社境内で開催される
「第3回全国梅酒まつりin水戸」で購入可能とのこと!
梅酒と一緒に、水戸の梅お菓子をぜひ味わってみてくださいね!
また、梅酒まつり以外でも、一部店舗では自社店舗や京成百貨店でも販売を予定しているとのことです。
水戸に梅を見にいらしたら、ぜひおみやげにオススメします!