こんにちは!絶品いばらき編集部です。
私は毎年この時期になると、楽しみにしているものがあります。
それは、日本酒の新酒!
関東一の酒どころと言われる茨城県には、
45を超える酒蔵があるのをご存知ですか?
個性豊かな蔵元の新酒が、今年も登場しはじめています。
その中でも、面白い取り組みをしているのが常陸太田市の「ご縁だね」というお酒です!
これは、同市で2012年からはじまった「常陸太田自酒プロジェクト」から生まれた地酒。
プロジェクトについては、以前にもご紹介させていただきました!
→ https://blog.ibarakiguide.jp/itemblog/242.html
米も、水も、仕込みも、そして作る人もALL常陸太田で、というのがこのお酒のコンセプト。
「自酒」という名前の通り、
酒の原料になる米も自分たちの手で育てているんです。
そんな自酒「ご縁だね」の新酒が、今年も3月26日から発売されます!
常陸太田市内の「スーパーかわねや」さんなど市内取り扱い店の他、
水戸市「京成百貨店」地下食品売り場などで購入できるそうです。
その発売を共に盛り上げようと、同市内では3/25~4/10の期間で
「常陸太田ファーム&キッチン 自酒フェス.」が開催されることになりました。

こんな美味しそうなデザートや、バラエティ豊かなグルメを期間限定で提供!
ファーム&キッチンは、常陸太田市内の若い農業者たちと、
飲食店がタッグを組んで企画・開催しているイベントです。
ファーマーが丹精込めて育てた食材を使い、
料理人がアイデアを絞って作ったメニューが
期間限定で提供されます。
毎回、予想をはるかに超える個性的な品が登場するので、
それを楽しみにしている方も多いようです♪
さて、というわけで今回のフェス.のお題は、26日から新酒が登場する「ご縁だね」。
お酒、または酒粕を取り入れて作ったメニューが、
市内の全10店舗で提供されます!
3月9日に開催された試食会では、
同フェスに登場するメニューがひと足早くお披露目されました。
酒粕を使ったデザートから、日本酒をふんだんに使った「酒の肴」、そしてもちろん主食も。
料理人の皆さんは、
「酒の風味を飛ばさずに残すのが難しかったですね」と
お話される方が多かったです。
中には道明寺桜餅など「えっ、これに日本酒が!?」というようなものまで。
何よりも驚いたのは、「米」つながりで
きっとお米を使った和食がひとつくらい出てくるんだろうな~
と思ったら・・・・・・
ひとつもなかったことです!
さて、試食会には、料理人の皆さんと、
「ご縁だね」を中心になって作った、栗原農園などファームの皆さん。
そして、自酒を仕込んだ「岡部酒造」の岡部さんと杜氏さんが一堂に会しました。
岡部さんに、「今年の自酒の出来はどうでしたか」と話を聞いてみたところ・・・
「今回は、酒米を育ててくれた栗原農園さんはじめみなさんが頑張ってくれたので、
プロジェクト開始以来はじめて”一等米”を作ってくれました!
逆に、暖冬の影響もあって仕込むこちらの方が少し苦戦した部分があったくらい。
でも、毎回毎回美味しさは増していると思います。楽しみにしていてください!」
とお話してくれました。
ちなみに、5月14日にはそんな自酒プロジェクトのイベントが
常陸太田市内で開催されるそうなので、
ぜひ、皆さんチェックしてみてくださいね。
常陸太田ファーム&キッチン「自酒フェス.」
2016年3月25日(金)~4月10日(日)
茨城県常陸太田市内の参加各店にて、期間限定メニューを提供!
参加店やメニューについてなど詳しくは、
http://ho-fk.com/ をご覧下さい。
※メニューの中には、お酒の風味をそのまま活かしているため
アルコール分が含まれるものもあるので
運転される方は、いただく前にお店の方に確認してくださいね。