こんにちは。観光いばらき編集部です。
9月に入り、少しずつ日差しも和らぎ、秋めいてきましたね。
今日はちょっと散策してみようかな、なんていう日もあるのではないでしょうか?
今回は、9月15日、16日の2日間、水戸芸術館広場で開催される作家によるクラフト展示即売会「あおぞらクラフトいち」をご紹介します。
「あおぞらクラフトいち」は、元々作り手とユーザーを直接つなぐ「場」として、主催の水戸デザインフェス実行委員会が2006年から年1回「水戸デザインフェス」を開催したのがきっかけ。
その中で、デザインの枠に収まらない「ものづくり」の作り手が多く存在することから、2009年7月、同フェスの一つのプロジェクトとして「あおぞらクラフトいち」を始めたといいます。2018年からは主催組織名をあおぞらクラフトいち実行委員会に改称し、運営にあたっています。
春と秋の年2回開催し、今回で19回目と、デザインフェスから数えれば10年以上も続く水戸の恒例イベントとなっています。
秋の開催は、水戸クリエイティヴウィーク2018(9/8~24)の一環として開催され、今年はクラフトの物販ブース(1日のみの出店も含む)121店、飲食45店、合計167店が軒を連ねます。
販売ブースで出店する中で私が気になったのは、
フラワーアレンジメントなど花や植物をテーマにしたリースやハーバリウム、雑貨などを取り扱う「atelier Fu-na」(埼玉県さいたま市)や
大人から子供まで着られるオリジナルTシャツや、一枚一枚手描きしたトートバッグなど雑貨を販売する「タイラマサヒト」(水戸市)、
パタンナー職で培った服作りの技術と知識を活かして、常識にとらわれないバッグ作りをする「Hanp Bag Trocco」(つくばみらい市)、
キャンドルアーティストの「Candle mischievous」(常陸太田市)、
練上・練込(ねりあげ・ねりこみ)という技法で器を制作する「SUN CRAFTS(常陸太田市)」などなど。
陶器や工芸品、革製品や衣類、ガラス細工、金属や真鍮、木工、アンティークetc…と幅広いジャンルが出店して目移りしてしまうほど!
オンリーワンのアクセサリーにもテンションが上がりますし、なにより作家さんと直接会話をして作品を手に取って肌で感じられるのも「あおぞらクラフトいち」ならでは。
展示販売だけでなく、ワークショップもあり、大人だけでなく、子どもも楽しめるお店が沢山あります!
ここでご紹介したのはほんの一部で、もっともっとたくさんの出店者がいらっしゃいますので
あおぞらクラフトいち公式ホームページでじっくりチェックしてください♪
http://www.aozora-craft-ichi.com/
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また、イベントといえば「美味しいもの」も食べたいですよね。
今回は2日間で45店が出店!
気になるお店は、出張お茶サービス社(水戸市)や
栃木県宇都宮インターパークから車で5分のカレー専門店「HARRY CURRY」(栃木県宇都宮市)
豆乳とアーモンドを贅沢に使用した”もちもち”の生地で巻いた、甘さ控えめの「大人なクレープ」とドリップ珈琲などを販売する「カフェバスいろは」(下妻市)
茨城オリジナル品種「ひたち姫」専門のいちご狩り農園で、農家だからこそ出来るいちごを贅沢に使ったスムージーが特徴の「いちごBOX」(常陸大宮市)
無農薬栽培の物やオーガニック食材が中心の「コジカフェ」(水戸市)
水戸駅南の肉パル[シュラスコ&肉メシ]格闘酒場貫一のキッチン力一「貫一肉号」(水戸市)
「日本料理 真依」(水戸市)
「街かどのぱん屋さん もみの木」(龍ヶ崎市)
などなど。
主食となるパンやご飯モノ、お肉、野菜や果物、そしてスイーツからお茶やコーヒー、スムージーまで。お土産にもなる焼き菓子やお野菜、調味料、パン、ドーナッツとなんでも揃うのが嬉しいですね!
「あおぞらクラフトいち」が、地域とのつながりを重視していくスタンスもあることから、各作家の制作地域の表記を行なっているのも特徴です。
「それぞれの地域のことを思いながら、作品に触れてほしい」と実行委員会の甲高美徳さんは話します。
また、当日、水戸芸術館タワー下のライブステージではステージイベントも行われます。
現在、「inweu」さん、「三日月窃盗団」さん、「paw paw jug stompers」さん、「飯田健二」さんなどの出演が決まっています。クラフト作品のお買い物を楽しみながら、DJ、アコースティックライブが楽しめます。
その他のアーティストの出演情報や出演時間などは随時公式サイトや各種SNSで発表されるそうなので要チェックです!
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見ているだけでも楽しく、あっという間の1日となること間違いなしの「あおぞらクラフトいち」。
一人はもちろん、家族と、友達と、大切な人と・・・。
宝探しのように、お気に入りの一品を探しに行ってみてはいかがでしょうか?
◎当記事で紹介した画像はすべて「あおぞらクラフトいち」公式ホームページ、フェイスブックより実行委員会の許可を得て使用させていただきました。