投稿日:2017年07月21日 投稿者:観光いばらき特派員
こんにちは、観光いばらき編集部の郡司です!
いよいよ夏本番。
夏の風物詩と言えば、お祭りです。
今回茨城のお祭りの1つである、かすみがうら市のあゆみ祭りに行ってきました!

あゆみ祭りが行われた場所は、霞ヶ浦のほとりにある歩崎公園。
今年のあゆみ祭りはメインの観光帆引き船や花火といった例年のイベントに加え、30回目を記念して、初開催のEボートや例年より規模を大きくしたよさこいソーラン大会が行われました。
早速会場に着くと、にぎやかな実況と声援が聞こえてきます。
Eボートレース大会です!

Eボートとは10人乗りの手漕ぎカヌー型ボートのこと。
参加チームは一心不乱にオールを漕いでボートを進め、タイムを競い合います。
老若男女問わずに様々な世代の方が参加する中、子供達のチームもいました!
気になったので思わずパシャリ。

チーム名は「速波」で、メンバーは小学生を中心に構成。
きっかけはママの知り合い同士の繋がりで結成しましたが、別の大会では優勝の実績も!
元気いっぱいの姿でレースを盛り上げてくれました。
会場の周囲は出店に並ぶ地元の中高生で大賑わい。

沢山の出店並ぶ間に、お洒落なキッチンカーがありました。
キッチンカーは、かすみがうら市交流センター内にある「かすみがうら未来づくりカンパニー」が出しているもの。
ホットドッグやジェラート、カレーといったメニューに加え、気になったのはかすみがうら市名物の蓮根を使った「蓮根ロールケーキ」とブルーベリーソーダをリキュールにした「霞恋(かれん)ソーダ」。

実際にロールケーキを食べたところ、酸味のあるチーズクリームと蓮根のシャキシャキ感がマッチして美味しかったです。
普段は交流センター内のかすみキッチンでも食べられます。

写真左にいる代表の今野さんは
「かすみがうら未来づくりカンパニーではかすみがうら市の魅力を伝えています。かすみがうら市に1度来てもらって、また来てもらえるような体験を提供したいです!」
と語ってくれました。
写真右に立っている方のヘルメットをよく見ると、かすみがうらで採れるフルーツをついています。
ユニークな見た目とその似合いっぷりで、写真を撮る時に一緒に入ってもらっちゃいました。
午後2時になると、観光帆引き船の登場です。
岸から約200m離れた霞ヶ浦の沖から岸に向かって、帆が風を受けて進みます。
雄大な霞ヶ浦を背に、純白の帆がたなびく姿はとても綺麗でした。

明治13年から操業した帆引き船は、全盛期で900艘が霞ヶ浦で使われていました。
今では観光帆引き船として、毎週日曜に霞ヶ浦で操業しています。
随伴船と言う船で間近で見ることも可能です。
そして帆引き船が岸に帰ってきた後、操業していた方に話を伺いました。
写真右が霞ヶ浦帆引き船保存の会の設楽さん。
一緒に写っている方は同じ保存の会の坂本さん。

元々「帆引き船保存の会」だった設楽さんは「船に乗らないと魅力を伝えることが出来ない」と思い立って、実際に操業し始めました。
どう動かすのか全く分からないところから、乗り続けて5年。
「5年乗って、ようやく船の事が分かってきた」と話します。
帆引き船は通常縦に進む船とは違って、船に沿って横向きに風を受ける船です。
特殊な作りには、特殊な技術が伴うもの。「乗る度に新鮮な発見がある」と教えてくれました。
また乗っていて楽しいのはどんな時ですか?の質問には
「船が霞ヶ浦の沖の真ん中にいる時です。湖の青と空の青がつながる真っ青な風景の中に身を置くのはとても気持ちがいいですね。」
他にも「帆が満開に広がる瞬間も好きです。そしてそれを見ている人たちの喜ぶ顔を見たときには嬉しくなります。」
設楽さんは帆引き船を残す為の活動にも精力的です。
かつて帆引き船が全盛期だった時代のように、自然と人が近いかすみがうらを取り戻したいと語ってくれました。
一方メインステージではよさこいソーラン大会が開催中。
色とりどりの衣装に、気迫のある踊りを披露していました!



会場では多くの人がその踊りを見て楽しんでいました。
また会場に来ていた素敵な家族にお話を伺うことも出来ました。

鈴木さん一家
「今回お祭りには、子供達が大好きな花火を楽しみに来ました。」と話すのはパパ。
「子どもが大好きなかき氷や焼きそばを食べます!」とも話してくれました。
またかすみがうら市には沢山のフルーツ農園があるので、何とフルーツは買わずにご近所からもらって済むのだとか!
特にぶどうや梨、栗、柿などは沢山もらうと聞いて、羨ましくなってしまいました。。
夕方になってくると花火の時間が近づいてきます。
湖に沿った歩道には花火を待つ人達の姿も。

ついに7時を過ぎた頃、花火の始まりを告げる空砲が響きました。



青い夕空には花火の鮮やかな色が映えます。
会場でも歓声を上げる人やじっと見つめる人、それぞれに楽しんでいました。
花火が上がる間は、まさに夏本番の到来を告げるようなひと時。
1日を締めくくるのにふさわしい綺麗な花火を体験できました。
観光いばらきでは、茨城県で開催する夏の花火大会を紹介しています!
(リンク)
是非近くの地域の花火大会から、お出かけスポットの花火大会など気になる情報をチェックしてみて下さい♪
また今回紹介した観光帆引き船について詳しい記事もあります!
帆引き船の歴史やどんな船なのかが気軽に知れちゃいます♪
https://blog.ibarakiguide.jp/placeblog/5649.html
花火大会情報と合わせてチェックしてみて下さいね♪
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『歩崎公園』
住所:茨城県かすみがうら市坂910-1
ホームページ:http://www.city.kasumigaura.ibaraki.jp/page/page000215.html
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投稿日:2017年07月12日 投稿者:観光いばらき特派員
こんにちは観光いばらき編集部です
いよいよ2017年7月17日は海の日
茨城県には約190kmの海岸線があり、
白砂青松の呼び名で愛される景勝地や
18ヶ所もの海水浴場があります
中には茨城のナポリ、
茨城のゴールドコーストなど
異名が付いた海水浴場も♪
そんな海開きが7月15日と迫ってきました!!
※一部7月22日OPENの海水浴所有
そんな海開きシーズンとともに始まるのが2017年の花火シーズンです
今週末7月16日を皮切りに県内各地で花火大会がはじまります
特に今週末は注目の2つの花火大会が開催
ひとつは日立市河原子海水浴場の海開きに合わせて開催される
日立サンドアートフェスティバル
そしてもうひとつが県内最多発数20,800発を誇る
利根川大花火大会です!

特にこの利根川大花火大会は今年大注目の花火大会のひとつ
利根川河川敷から打ち上げられます!!

特筆なのは県を代表する野村花火工業と山﨑煙火製造所という2つの花火師に加え、
昨年土浦全国花火競技会で内閣総理大臣賞を受賞した
紅屋青木煙火店(長野県)が加わった夢の競演が観賞できること!!
特に日本三大競技花火大会の中でも
秋田大仙市の大曲全国花火競技会と
土浦全国花火競技大会にだけ用意される内閣総理大臣賞
その内閣総理大臣賞常連・野村花火工業(水戸市)が
この利根川大花火大会で担当するのは得意の10号玉や大玉の連発花火
そして「華麗なる光の舞」と題した5分間のスターマインです

音楽に合わせて表現される幻想的な劇場型花火は野村花火工業の見せ場のひとつ
「一発一発の美しさも大切にしていますが、全体を構成する要素とその一体感が最も重要だと思っています」という言葉の通り、スターマインには野村花火工業の個性が現れます

「花火師は映画監督のようなもの。花火は出演者で、その演出と脚本をするのが花火師。技術力に加えてアイデア勝負でもあります」と野村さんは加えます
また、こちらも内閣総理大臣賞の常連
山﨑煙火製造所(つくば市)の花火にも注目です!!

伝統と歴史に培われてきた花火の技術を守りつつも、
斬新な構成や打ち上げ技術をすぐに取り入れてくる山﨑煙火製造所は
見る人を虜にする花火を提案します
「同じ材料を同じように配合しても毎年できばえが異なってくるのが花火の難しいところです。だから毎年のように配合を微調整して、試験を重ねて花火大会には望んでいます」
とは山﨑さん

もちろんこの利根川大花火大会でも地元花火師として中心的な役割を担います!!
オープニングからはじまり、
「牡丹園」
「錦花模様」
「白銀の世界」
などと題されたスターマインを皮切りに、
ミュージックスターマインや早打ちなども担当

もちろん、利根川大花火大会ではグランドフィナーレも山﨑煙火工業が担当します
利根川を挟んで境町側で打ち上げるのが山﨑煙火製造所
野田市側で打ち上げるのが野村花火工業と紅屋青木煙火店です
チケットぴあで発売されている主要チケットはおおむね完売とのことですが、
手頃な価格の(2,000円)のアリーナ席は当日もまだ十分に余裕がありそう
当日販売に関してはまだ分かりませんが、ぜひ、足を運んでみてください!!
もちろん、この夏の茨城県の花火大会情報も
観光いばらきではきちんと網羅しています♪
→ → → コチラをクリックして ← ← ←
ぜひ、茨城の花火大会をチェックしてくださいね!!
http://www.ibarakiguide.jp/seasons/firework.html#title


投稿日:2017年07月03日 投稿者:観光いばらき特派員
こんにちは観光いばらき編集部です。
2017年7月1日から7月7日はいばらき観光おもてなし週間です!
そんな「おもてなしを考える大切な日」として、きょう7月3日、約1,000人の茨城県内の観光事業従事者を集めて第3回おもてなし県民大会が開催されました。

会場となったホテルグランド東雲には茨城県知事はもちろん、県議会副議長、つくば市長をはじめとした各首長なども集って、茨城県のおもてなしの心を考える日となりました。

森田茨城県議会副議長は挨拶の中で、北関東3県の入れ込み客数を取り上げましたがその数字からいろいろなことが分かります。
平成26年は、世界の日光を抱える栃木県の観光入れ込み客数は4,500万人、世界遺産の富岡製紙工場がある群馬県は2,983万人、わが茨城県は3,344万人。
茨城県はちょうど中間の観光入れ込み客だったそうです。
しかし、平成27年のデータを読み解くと、茨城県は3,859万人(+15%)、栃木県は4,700万人(+4.5%)、群馬県は3,000万人(+2.7%)という結果に!!
観光入れ込み客数の伸び率では、茨城県が非常に高い数値を示しています。
これは平成26年に制定された「いばらき観光おもてなし推進条例」の効果が表れた数値といえるのかもしれません。
そんな、おもてなしの機運が高まる茨城県で観光事業に従事する者が集まり、茨城を代表するおもてなしの大切さを体現する観光マイスターS級が本県のおもてなしを共有しました。
本会はまず、茨城県観光物産協会会長でもある橋本昌茨城県知事が挨拶
次のように茨城県の現状と展望を語ってくれました…

「きょうは暑い中、県内各地から大勢の方々に集まって頂きありがとうございます。7月1日から7日までは茨城県観光おもてなし週間になっています。このおもてなし県民大会や街頭キャンペーンなどを開催し、県民のおもてなし精神の醸成につなげられればと思っています。また本会で、昨年観光マイスターS級認定試験に合格した皆さんの認定を行いたいと思います。
さて、平成27年の観光入れ込み客数を公表している38都道府県中茨城県は12位とかなり上位です。そして海外から本県を訪れる外国人ツアー観光客も約1.5倍に増加しています。さらに、4月からNHKでひよっこが放映、また2月26日から圏央道の県内全区間開通。つい先日、古河の方とお話をしていたら、埼玉、神奈川、静岡といった遠方からも多くの方がいらっしゃっているとのこと。現在茨城県はこういった素晴らしいチャンスに恵まれているのです。
ただし、茨城県は観光入れ込み客では12位ながら、観光消費額では20位代へと大きく落ち込んでしまいます。先般もGWの人出は大きく伸びました。ネモフィラで58万人、陶炎祭で53万人ほど…。しかし地元での消費がどれくらいあったかというと、期待値ほど伸びず、満足いくものではないと思っています。おもてなしを積み重ねることで、さらに茨城の魅力の虜になって頂き、今後はいかに多くの人に宿泊して頂くか?、いかにひとつでも多くのお土産を買って頂くか?が重要になってくるのではと考えております。
そしてこれから2017年世界湖沼会議、2019年には国体、全国障碍者スポーツ大会、2020年に東京オリンピックと大きなイベントが続いていきます。しかし、茨城県内のホテル・旅館の数は前回の国体当時の2/3まで減っています。これからの増大する需要にどう答えていくかと言う問題も抱えているのです。
また、先ほど消費額の話をしましたが、民間の国内宿泊旅行の調査で、魅力ある特産品や土産物、魅力的な宿泊施設などの満足度は両方とも40位代…。これをどうにか上げていかなくてはいけないなと考えているところであります。いろいろといいものを作る!しっかりとおもてなしをする!頭を働かして、少しでも多くの消費につなげるようになればと思っています。
稀勢の里関をモデルに観光ポスターも新しく作りました。そういったツールを活用して頂き、少しでも多くの方が茨城へ訪れてくれることを祈願しております。」
次に昨年、茨城観光マイスターS級試験に合格した61名の認定式が行われました。


合格者を代表して賞状と盾を受け取ったのは筑波山ガマ口上保存会の松原幸男さん
松原さんが観光マイスターS級を受けたきっかけはボケ防止!

でも、実際に受けてみて、その後のガマ口上を見るお客さんとも会話が増えたと言います。
観光マイスターS級を取得して思うことはと尋ねると「筑波山は全国からお客さんが向かってきてくれる場所。外からきてくれた人をもてなすのも重要なんですが、そんな筑波山を自分たちがきちんと知っていること、地元に興味を持っていることがおもてなしにはとっても重要だと思います」とひと言。
平成29年8月3日(2983/ツクバサン)に控えた筑波山の日に向け、より周囲の皆とおもてなしの向上に努める覚悟を語ってくれました。
続いて、観光マイスターS級試験合格者による事例発表が披露されました。
61名を代表してホテルベストランドの井脇教子さん、あみコミュニケーションセンターの海老原真由美さん、JR東日本石岡駅勤務の金澤良信さんが実践。

各人が働くシチュエーションで実際に行われている接遇案内を来場者の前で披露!
あみプレミアムアウトレット内にある観光案内所・あみコミュニケーションセンターの海老原さんは、S級試験合格後は接客に自信が付き、お客様とのコミュニケーションが増えたと言います。
実際に「どこに行ったらいい?」という質問を多く聞かれる案内所に努めることもあり、実例発表も阿見に特化した内容でした。
その後は、筑波大学生による新しいおもてなしの創造として「盆LIVE」実行委員会から実例発表が行われました。

若い意見に感化された参加者も多かったようで、会場には大きくうなずく参加者も!!
そして休憩をはさんだ後、基調講演が開催。

金沢ボランティアガイドの会「まいどさん」会長・喜多益雄さんが「おもてなしの作法」というテーマで講演を実施。
「まいどさん」の活動内容を例に挙げながら、観光ボランティアの重要性を説いてくれました。
最後に主催した商工労働観光部観光物産課観光戦略を代表して小泉元伸観光局長にこの会を総括してもらいました。
「約1,000名もの方にいらっしゃって頂き、新しく認定されたS級の方々の発表、基調講演などもあり、充実した会だったと思います。第3回を迎えるに当たって、随分と県民の皆さんにおもてなしの精神も根付いてきたと実感しています。以前は『いいところないですか?』と尋ねても『どこもないなぁ~!』となっていたのが、現在はオススメの場所を教えてくれる人が多くなるなど、細かいところでも実感しています。知事も挨拶で話してらっしゃいましたが、今後は入れ込み客数から消費額のアップへとつながるようなおもてなしにつながっていければと思っています。実際に接遇に当たるのは事業者の皆さまです。事業者の皆さまから講習会や応援などの希望があれば行政としてバックアップできればと思っています。」
今年も夏の観光シーズンがはじまります!!
日立市の河原子海岸で開催される『ひたちサンドアートフェスティバル』を皮切りに、各所で海開きがはじまり、夏の果樹狩りや川遊びなどなど…。
この夏の茨城もワクワクがとまらなそうです♪

投稿日:2017年06月28日 投稿者:観光いばらき特派員
こんにちは、観光いばらき編集部の根本です!
先週お届けした、「水戸のあじさいまつり」に引き続き
今回は茨城町の「ひぬまあじさいまつり」へ行ってまいりました。

涸沼自然公園の広大な園内に植栽されたアジサイは、約1万株。
茨城町観光協会が随時公開している、
アジサイの開花状況情報によると・・・
6月27日時点で「五分咲き」とのこと。
他の会場よりもやや開花の進みが遅いように思えますが、
その理由は、この涸沼自然公園の環境にあるようです♪

平成27年には「ラムサール条約」湿地に
登録されたことでも話題になった涸沼。
その湖畔の景観を活かした自然公園です。
わたしが訪れた6月27日の午前は、雨こそ降らなかったものの
写真のとおり重たい梅雨空。
入り口で受付して早速園内に入れば、びっくり!
涼やかな風が心地よく吹き抜けていました♪
涸沼自然公園のアジサイが、
満開までやや遅い傾向にあるのは
この涼風にも理由があるみたいです。
さて、涸沼自然公園を巡る前に、
皆さんに知っていて頂きたいことがひとつ。
この公園は、とっても広いです!
34ヘクタールもあり、園内を一周しようと思うとなかなか良い運動に。
ですので、水分補給をお忘れなく!

園内には、こんな風に順路の看板が掲示されています。
アジサイを目当てにいらした方は、この案内に沿って散策をオススメします♪

順路に沿って歩いていくと・・・
赤い橋の架かった広場が左手に見えてきました。
ここは「せせらぎ広場」。
涸沼自然公園には、このせせらぎ広場を含めて6つの広場があります。
せっかくなので、橋を渡ってみましょう!

橋に行くまでの間にも、アジサイが。

この橋は「イトトンボ橋」という名がつけられています。
涸沼で最初に発見された、「ヒヌマイトトンボ」にちなんだ名前ですね。

さて、また案内に沿って先へ進みましょう。
やや歩いたところで「あじさいの谷」に到着です!

山の斜面をぐるりと取り囲むように、アジサイが植えられています。
アジサイをかき分けるようにして、歩いていきましょう!



途中、まるでトンネルのようなアジサイの下をくぐったり、
上から心地よく谷を見下ろしたり。
青、紫、赤・・・と色とりどりのアジサイを眺めながら、
軽いハイキング気分を楽しめました♪

今週末の7月2日(日)には、楽しいイベントも開催されます!
磯山純さんや、茨城町ふるさと大使にも任命されている
マシコタツロウさんのライブ。
茨城町の特産品販売、
アジサイにちなんだワークショップなども企画されています。
中でも注目は、今年初めて行われる
「あじさいライトアップ 花あかり」です!!
約1万株のアジサイを、ほのかな明かりが艶やかに照らし出します。
あじさいの谷までの道のりには、竹灯篭も設置され
きっと幻想的なムードを演出してくれるはず。
ちなみに、女性のライトアップ来場者・先着50名には
嬉しいプレゼントもあるとか♪
初夏の夜を彩るイベントに、
ぜひお出かけしてみてはいかがでしょうか。
ライトアップは7/2限定、19:00~20:00に行われます!

さて、ひぬまあじさいまつりと一緒に楽しんでいただきたい企画を
もうひとつお知らせします♪
期間中、7月31日まで町内の参加店にて
「あじさいスイーツ」「あじさいランチ」が提供されています!
参加店やメニューについては、
公園で案内チラシが配布されていますので
チェックしてみてください。
ちなみに、「あじさいスイーツ」のうちひとつは、
涸沼自然公園の管理事務所で限定発売中♪

阿さ川製菓の「-創作和菓子-オルタンシア」です。
しっとりしたお饅頭のなかに、甘酸っぱいブルーベリーソースが!
表面に描かれた「オルタンシア(フランス語で”あじさい”)」も素敵だと
観光いばらき編集部のスタッフにも好評でした。

帰り道でもうひとつ発見したのが、
「パティスリーブローニュ(茨城町大戸)」さんの
「あじさいの郷」です!
こちらは地元・茨城町産の卵と小麦粉を使った、
ふんわり食感の焼き菓子。
あじさいまつりのお土産にもぴったりですね。
あじさいスイーツは数量限定販売のものもあるので
気になる方はお早めにお店に行かれることをオススメします!

これからが最盛期の、涸沼のアジサイ!
今週末のイベントでは、特別な体験が出来ること間違いナシです♪
皆さん、初夏の夜長にぜひ足を運んでみてくださいね。
*****
第8回 ひぬまあじさいまつり
会場/茨城県東茨城郡茨城町中石崎2263(※涸沼自然公園)
期間/2017年6月17日(土)~7月9日(日)
イベント開催日は7月2日(日)
詳しくは観光いばらき 「茨城のあじさいスポット」特集へ
http://www.ibarakiguide.jp/seasons/ajisai.html

投稿日:2017年06月22日 投稿者:観光いばらき特派員
こんにちは、観光いばらき編集部の根本です。
6月も下旬になり、梅雨本番らしい日が続いています。
初夏、梅雨を代表する花といえば、あじさい。

「観光いばらき」で紹介している茨城県内各地のあじさい名所では、
雨季を彩る艶やかな花がこれから続々と見ごろを迎えていきます♪
そんな中から、本日は「水戸のあじさいまつり」が開催中の
水戸市・保和苑へ行ってまいりました。

現在6分~7分咲きとのこと!
まさに見ごろを迎えているところです。

保和苑は、元々「桂岸寺」というお寺に隣接する庭園です。
水戸黄門で知られる、かの徳川光圀公にも愛された場所なのだとか。
以来、昭和初期に地元の有志によって拡張整備が行われ、
今のような和風の庭園になりました。

広い敷地内には、西洋アジサイや山アジサイなど
約100種6,000株が次々と咲きます。


仁王門から入り、お寺にお参りしたらその裏手を進んでゆきましょう。
あじさい巡りの順路看板に沿って散策するのがオススメです!

池を見ながら見晴台を上り、斜面を下って小川沿いを歩き、
ぐるりと一周するコースになっています。
ゆっくり見てまわると、およそ30分といったところでしょうか。

色も形も様々なので、自分のお気に入りを見つけながら歩くのも一興です♪
中には、山アジサイの「くれない」や「城ヶ崎」といった
特徴ある品種のアジサイにもお目にかかれるようです。


園内は、ツアーの団体客などたくさんの方がいらしていました。
保和苑の隣には、水戸黄門の「格さん」のモデルになったといわれている
安積澹泊のお墓。
保和苑には、詩人として知られる「山村暮鳥」の碑。
近くには墓地もあります。
せっかくこちらへ足を運んだなら、ちょっとだけ寄り道してみましょう!
そして、保和苑を背にして仁王門の前の交差点を渡ると・・・
なんだか気になる看板を発見!

「工芸菓子」ってなんでしょうか??
そしてたどり着いたのは、こちらの「前田屋製菓」さん。
中へお邪魔してみることにしました。
すると・・・店内ショーケースの上には
「紅梅、紅葉、さざんか」と三つの植栽が!

実はこれ、幹はホンモノなのですが、
花や葉は菓子(砂糖、あん、米の粉)で作られているのです!

こちらのご主人が数年前に作った「工芸菓子」です♪
その精巧さに驚きのひと言。
前田屋製菓さんは、昭和の初期に創業して以来、
現在三代目になる老舗和菓子屋。
水戸名物の「吉原殿中」やお店自慢のカステラをはじめ、
地元銘菓を購入することが出来ます。
今の時期のオススメはこの「あじさいまんじゅう」!

山芋と米粉を使った、しっとりした口当たりの美味なお饅頭。
ご主人が完成させた素敵な工芸菓子をぜひ見ていってくださいね。
保和苑の周辺は、「水戸のロマンチックゾーン」と名づけられ
歴史的名所が点在しているエリア。

そのひとつ「水戸八幡宮」も、あじさいの名所として知られています。
というわけで、こちらも立ち寄ってきました!

境内には、約60種5,000株が植栽されています。
「あじさいの小径」は、ぐるり360度をアジサイに囲まれた散策路。


こちらは、保和苑とはまた違った幻想的な雰囲気を楽しむことが出来ます。
また、奥には水戸市内を一望出来る場所も♪
ここには「烈公御涼所」という碑が。
烈公とは、9代水戸藩主・徳川斉昭公のこと。
斉昭公がここで涼まれたのだとか。
那珂川の風が涼やかに感じられる素敵な場所でした!
水戸八幡宮では、6月30日に
健康・息災を祈る「夏越の大祓式」が執り行なわれるそうで、
拝殿の前には「茅の輪」が置かれていました。

皆さんも、美しいあじさいを愛でながら
水戸の名所をぜひ散策してみてくださいね。
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第43回 水戸のあじさいまつり
会場/茨城県水戸市松本町13-19(※保和苑及び周辺史跡)
期間/2017年6月11日(日)~7月2日(日)
詳しくは観光いばらき 「茨城のあじさいスポット」特集へ
http://www.ibarakiguide.jp/seasons/ajisai.html

