秋の県北周遊バス<花貫渓谷ルート>に行って来ました♪


投稿日:2016年11月13日   投稿者:観光いばらき特派員

こんにちは、観光いばらき編集部渡辺です。

 

秋と言えば紅葉!と言うことで、

秋の県北周遊バス<花貫渓谷ルート>をレポート致します。%e7%9c%8c%e5%8c%971

すっかり朝から寒くなってきた今日この頃。寒いのは苦手な私ですが、この季節しか味わえない、自然が織り成す色彩のコントラスト。心揺さぶられに行こうじゃありませんかと思い、コレはと目に留まったのが「秋の県北周遊バス」のツアーです。

2%e7%9c%8c%e5%8c%97

 

JR水戸駅発・JR勝田駅発・JR日立駅発・JR土浦駅発・TXつくば駅発

の5駅から出発し、竜神大吊橋・袋田の滝・花貫渓谷・西山荘・道の駅ひたちおおた・穂積家住宅の内、3箇所から4箇所を周るコースがあります。

 

今回、私が選んだのが、水戸駅発の<花貫渓谷ルート>です。

県北周遊バスは4年前からはじまった大人気のツアーで、この日も何と、定員の40名満席状態!

紅葉の時期にあわせた限定プランなので早めの予約が肝心です。

 

_mg_5030

さて、今回旅を快適に案内してくれるのがこのバス。茨城交通の文字がまぶしいぜっ!

8:40出発で、10分前にはみなさんもう乗り込んでいて、やる気満々です!

_mg_5031

ドライバーさんは、丁寧な運転がモットーな小野瀬さん

_mg_5032

ガイドさんは、ハートフルで分かりやすい解説をしてくれる小池さん。

_mg_5033

添乗員さんは、お客様に快適な旅をサポートする頼りになる木内さんの3名が皆様をいざないます。

 

さあ、最初の目的地竜神大吊橋をめざしてしゅっぱ~つ♪

_mg_5043

太田街道の山村をぬけながらホッとしているときに・・・

_mg_5049

常陸太田の特産品醤油をつかった、醤油パイがちょっぴりプレゼントとして手渡されます♪

早速いただきます~♪さっくさく~おいしいぃ~。「もうひとつ下さい」と言って欲張ってはいけません。

お一人様一個までです。欲しくなったら買いましょうね!

お菓子に舌鼓をうっていたら、はい到着!

_mg_5051

_mg_5058

竜神大吊橋!!でかいし長い、しかも高い。

それもそのはず、橋の長さは375m、歩行者専用の橋としては本州一だそう。下にひろがる湖からの高さは100mもあるというから驚きです。

_mg_5061

あれ、何かピロロ~んってなってます。まさかけん玉とかで遊んでるんじゃ・・・人だ。ありゃ~万事急すのバンジージャンプですよ。しかもひっきりなしにたれさがっとる。

_mg_5067

竜神大吊橋のバンジージャンプは高さ日本一のスリル満点で大人気レジャーなんです。人生で一度は挑戦してもいいかもしれませんね。

 

 

_mg_5125

さて、そう言うのは苦手な方でも楽しみ方は色々あるので安心してください。通常、橋を渡るのには大人310円の利用料を払います。しかし、ツアー参加者は料金に含まれていて、添乗員さんにチケットを渡されるので、それを見せれば通れます。

_mg_5083

さっそく渡ろうと前をみると、長~~~い!しかも100人のっても大丈夫!的な感じで頑丈に造ってあります。

人生で橋を叩きながら渡る慎重派でも、スイスイ歩けます。

_mg_5087

ただ、高所恐怖症の方は時折橋の中央にあるこういったスポットは見ないほうがいいかも知れませんね。ただ、それ以上に、

_mg_5098

雄大な景色と絶景が広がります。

_mg_5080

八幡太郎(源 義家)がこの地を訪れた際、夢枕に竜神があらわれたとのことから、この竜神が付けられたとのこと。

_mg_5063

ひゃ~っ!またこっち見ちゃった。

_mg_5103

橋を渡りきると、木精の鐘(もりのかね)という心やすらぐ場所があります。神聖な場所で、愛の鐘・幸福の鐘・希望の鐘とあり、祈りをこめて100円を投入し、願いたい項目のボタンを押してみてください。すると心洗われる清らかな鐘の音が響き渡ります。

_mg_5105

それで終わりじゃありません。こういう記念カードももらえちゃいます。

大切に財布にしまいましょう。

_mg_5118

橋を渡り終えると、袂のほうでなにやらにぎやかな雰囲気。 これは「えみ・たけお」さんじゃありませんか!たけおさんから今にも「おい、よってけよ!」と言いそうなしぐさでこちらを見ていました。かわいらしい仕草や愛嬌あふれる立ち振る舞いで観客の笑顔を誘ってました。

_mg_5132_mg_5128

また、お土産コーナーも充実しております。旅の思い出を持ち帰ってください。

 

さて、竜神峡を満喫し、次なる目的地袋田の滝へ

_mg_5137

途中、大子地区名産のりんごが道路脇より、赤く染まったりんごが目に飛び込んできました。その何とも言えぬかわいらしさに、バスの乗客も「わっあっ」と歓声をあげて大喜び。

_mg_5145

_mg_5150

バスが目的地の駐車上へ到着。ココからはすこし歩きます。さすがは人気観光地。雰囲気ある出店がズラリと並んでいます。行く前にお土産を買ってしまうと荷物になるので、横目で品定めをしながらズンズン奥へ進みます。

 

_mg_5151

袋田の滝のキャラクター「たき丸」も出迎えてくれました。かわいくて良い子そうです♪

_mg_5154

さて、滝の入り口に到着!一般の方は入場料大人300円を支払いますが、ココもツアーの方はチケットをもらえますのでご安心を。

_mg_5156

さて、トンネルをくぐっていくと、幻想的な赤い光が天上をはっています。

コレは県北芸術祭の展示作品「連鎖的可能性」という作品です。

さすがは人気観光地、大勢の観光客で賑わいをみせます。

_mg_5171

_mg_5177

袋田の滝はその大きさと繊細さに心を鷲掴みにされます。この日は昨日の雨で、水量が多めで迫力が倍増していました。ラッキーです!

 

_mg_5180

紅葉にはあとちょっと早かったですがそれでも眺めていて時が経つのを忘れるくらいです。

_mg_5193 _mg_5206 _mg_5223

良い空気をすって、マイナスイオンを肌で感じ、「また来るぞ」と心に決め、袋田の滝をあとにしました。

_mg_5227 さあ、お待ちかねのお食事タイム。これはこのツアー限定特製弁当です。「いばらきを食べよう」ということで、茨城県産品の食材をつかった食品で、お米は常陸小田米、とりの煮付けはつくば鳥、おくくじしゃもの手羽などふんだんにつかってます。実に美味しくて、ツアー客も喜んでいました。

 

お弁当を食べながら最終目的地、花貫渓谷へ
_mg_5235

ここでは、高萩市ボランティアガイドの方々が丁寧なガイドをしてくれました。今回は樋口さんが私達の担当でした。穏やかで心落ち着く声で、見所や橋の詳細を説明してくれます。花貫渓谷の吊り橋は長さ60m、幅1.5m、下からの高さ10.5m別名潮見橋とも呼ばれていたそうです。ここは山の中なのですが、昔は海が見えていたのでそう呼ばれていたそうです。実際行ってみると、まさか海が見えたなんてとびっくりします。

_mg_5245

_mg_5244 _mg_5271 _mg_5274

今回行った11月12日現在の紅葉はほんの少しだけ早かったようでしたが、それでも秋を満喫することができたので、もう何日かするともっと良い景色が広がるんだろうなと思うと、またすぐにでも行きたくなりました。

_mg_5289

帰路を目指すときにまたまたちょっぴりプレゼントを頂きました。奥久慈茶と八千代おこし、花貫渓谷のポストカード。これで家に帰ってからも旅の余韻に浸れます。

 

今回取材にご協力いただいた茨城交通株式会社の添乗員木内さんに旅のお礼を言うと、「茨城県は魅力の多い県ですのでこれからも特に県内の方にはもとより、県外の方々にもおすすめの場所や楽しみ方をどんどん発信して行きます」と力つよくおっしゃってくれました。

 

今回のツアー

%e7%9c%8c%e5%8c%971

2%e7%9c%8c%e5%8c%97

 

また、花園神社で行われている夜の紅葉を楽しんでみてはいかがですか?
%e8%8a%b1%e5%9c%92%e7%a5%9e%e7%a4%be%e7%b4%85%e8%91%89%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%88%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97

 

back to top

茨城県北芸術祭ブログ-11月のイベントや新情報について-


投稿日:2016年11月03日   投稿者:観光いばらき特派員

こんにちは、観光いばらき編集部です!
ついに11月になりました。

いばらきでは徐々に山々が色づきはじめています。

観光いばらきWebページでも、紅葉特集がスタートしました♪

http://www.ibarakiguide.jp/seasons/koyo.html

県内紅葉スポットの見ごろ情報を発信していますので、

ぜひチェックしてお出かけください。

*****
好評開催中の茨城県北芸術祭も、残すところあと20日弱となりました。

既に足を運ばれた方も、まだいらしていない方も、

紅葉で美しく染まる茨城県北エリアをぜひ見に来てください!

自然が織り成すアートと共に、芸術祭をお楽しみ頂けます。

そんな県北芸術祭ですが、イベントやワークショップも多数企画されています。
これまでレポートでもご紹介してきましたが、

観るだけでなく、参加する楽しみもこの芸術祭の醍醐味。

KENPOKUで芸術の秋を満喫しませんか?

*****

<茨城県北芸術祭 これから開催されるイベントの予定>
●11月3日(木・祝)~6日(日)、19日(土)~20日(日)

CALAR.inkによるパフォーマンス@常陸大宮市旧美和中学校
各日の公演回数や受付・開演時間については公式HPを参照、各回先着25名
CALAR.inkの展示についてはこちら→

http://blog.ibarakiguide.jp/placeblog/6271.html

_41a0200
●11月3日(木・祝)、6日(日)、13日(日)、20日(日)

チームラボの作品でお茶体験@北茨城市茨城県天心記念五浦美術館
10:00~16:00(休憩あり)、各日定員40人。

当日、館内インフォメーションセンターにて参加費500円で整理券を購入して下さい。
チームラボの展示についてはこちら→

http://blog.ibarakiguide.jp/placeblog/5830.html

_41a6230
●11月4日(金)

ラファエル・ローゼンダール作品上映@常陸大宮市石沢地区
18:15~19:00

(上映前17:00より、アーティストとキュレーターによるトーク開催)

_mg_7653
●11月5日(土)

県北バイオ・ミーティング@常陸太田市旧自然休養村管理センター
11:00~16:15

(芸術祭参加アーティストや県北内外の専門家をゲストに招き、

セッションやエクスカーションを行います)
旧自然休養村管理センターの展示についてはこちら→

http://blog.ibarakiguide.jp/placeblog/5963.html

_mg_8046
●11月5日(土)カレーキャラバン@常陸大宮市
詳細場所は、随時Twitterやフェイスブックでお知らせされます!
9月30日に日立市で開催された時の様子はこちら→

http://blog.ibarakiguide.jp/placeblog/5938.html

_mg_8648

●11月5日(土)

力石咲ワークショップ「夕方のニットインベージョン」

@日立市常陸多賀商店街・旧銀行前
15:00~16:00

(先着10名は力石さんお手製のニットスーツを着て作業可!)
力石さんの作品についてはこちら→

http://blog.ibarakiguide.jp/placeblog/6191.html

_mg_0146
●11月5日(土)

ラファエル・ローゼンダール作品上映@常陸太田市役所
18:00~19:00

●11月6日(日)カレーキャラバン@高萩市

●11月12日(土)

Meets KENPOKU「常陸佐竹市祭」@常陸太田市梅津会館、若宮八幡宮
14:00~16:00
深澤孝史さんのプロジェクト「常陸佐竹市」についてはこちら→

http://blog.ibarakiguide.jp/placeblog/6036.html

_mg_4641

●11月19日(土)カレーキャラバン@常陸太田市

●11月19日(土)

和田永プロジェクト「エレクトロニコス・ファンタスティコス!」

@日立市日立シビックセンター新都市広場およびマーブルホール
和田永さんのプロジェクトについてはこちら→

http://blog.ibarakiguide.jp/placeblog/6057.html

_mg_7712

※表記のないものはすべて参加無料。

ただし旧美和中学校、北茨城市茨城県天心記念五浦美術館、

常陸太田市旧自然休養村管理センターについては

別途個別鑑賞券、または作品鑑賞パスポートが必要です。

*****
そして、10月には新たに3作品が公開開始されました!
大子町・旧浅川温泉で公開されたのは、妹島和世さんの作品「Spring」。

_mg_0259
今は廃業してしまった温泉施設に今もなお湧く温泉を利用した足湯です!

直径10m、素材はアルミでできており、風景や空が映りこんだり

光の反射がきらめくのが美しいです。

_mg_0302

300円を支払えば、足湯利用可。見学は無料です♪

また、足湯の中央部分では、落合陽一さんによる

久慈川のせせらぎを用いたサウンドアート

《空気のせせらぎ》が聞こえてきます。

_mg_0278

奥久慈大子の雄大な自然に抱かれた浅川温泉。

足湯でほっこり、ぬくもりながら

2つの作品のコラボレーションをお楽しみください!

_mg_0295この椅子「SANAAチェア」も作品の一部なので、

動かさずに腰掛けてくださいね。

*****

常陸太田市・竜神大吊橋ではチェ・ジョンファさんの作品「山海魚LOVE」が登場。
作品は、吊橋を渡った先におかれています。

_mg_0344

吊橋を渡るには渡橋料が必要ですが、鑑賞パスポートをお持ちの方は

提示すれば渡橋料無料になりますのでお忘れなく♪

_mg_0354

作品は、海と山の色を模した魚のオブジェ。近づいてみると・・・

_mg_0348
なんと、ビニール袋で作られているではありませんか!驚きです。

チェ・ジョンファさんの作品はもうひとつ、

北茨城市の茨城県天心記念五浦美術館でも新たに展示がはじまったそうです。

羽が生えた、巨大なピンク色のブタのバルーン「Love Me」が、

美術館エントランスに登場したとか。

*****

四度の滝、という異名を持つ袋田の滝と同じように、
一度ではなく、ぜひ二度、三度と足を運んでみて頂きたいのが県北芸術祭♪

また、秋の茨城は美味しいものが盛りだくさん!
常陸太田市が本場の、常陸秋そば
11月からシーズンを迎える、あんこう鍋
大子の奥久慈しゃも鍋も美味です。
もちろん、県北の美味に合う地酒もご用意しています!

_MG_2864

紅葉の見ごろを迎えるベストシーズンに県北エリアをめぐるなら、
週末を利用して、一泊二日でKENPOKU旅行がオススメです。
県北芸術祭の作品鑑賞パスポート付き宿泊プランで使える、

宿泊割引クーポン券もまだ利用できますよ♪
5,000円以上の宿泊料金が2,500円も割引になるお得なクーポン!
(茨城県外居住者が対象なので、私は利用できないのが本当に残念・・・・)
クーポン券の利用について、詳しくは、観光いばらき内特設サイトで紹介しています。
http://www.ibarakiguide.jp/kenpoku-stay/index.html

 

*****

===KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭===

テーマ:「海か、山か、芸術か?」

会期:2016年9月17日(土)~11月20日(日)[65日間]

開催市町:茨城県北地域6市町
日立市 高萩市 北茨城市 常陸太田市 常陸大宮市 大子町

back to top

茨城県北芸術祭ブログ-キュレトリアルアシスタントとめぐる旧美和中学校PART2-


投稿日:2016年10月30日   投稿者:観光いばらき特派員

キュレトリアルアシスタントとめぐる、

茨城県北芸術祭・旧美和中学校編パート2!

 前編はこちらです→http://blog.ibarakiguide.jp/placeblog/6255.html

*****

さて、1階から階段を上がって、2階へやってきました。
2階には、山側のポスタービジュアルや

公式ガイドブックの表紙にも登場している
落合陽一さんの作品「コロイドディスプレイ」が展示。

_41a0133

室内には、複数の装置が置かれています。

陽の差し込み方や天候などなどの条件によって
見え具合が違うそうなので、

見比べて見えやすい装置を見つけるのがオススメです。

_41a0139
装置が動き、シャボンの膜に美しい蝶が映ると、

見ていた人から「キレイ!」と歓声が。

_41a0145

装置や膜につい手を伸ばしてみたくなりますが、触れてはいけません

窓の外に見える風景とのマッチングもステキ。
ちなみに、展示場所を決める際、

落合さんは「ここがいい」と即決だったそうです。

「現代の魔法使い」という異名を持ち、

国内外で注目を集めているメディアアーティスト落合さん。
この旧美和中学校では、落合さんの作品が三つも展示されています。

_41a0154
コロイドディスプレイの隣の部屋には、暗闇で出会う幻想的な光景「モナドロジー」。

実はこの作品について、私は予備知識一切なしで見せていただいたのですが、
真っ暗な部屋の中に点滅する光が、

徐々にその姿を変え、次第に周囲がキラキラと輝く光に満たされていき・・・
その光景は、まるで宇宙の誕生のようにも感じられました。
最後にその仕組みに気がついた時の衝撃、感動といったら!
後々、調べてみて知ったのですが、「モナドロジー」は
2012年の「みなとメディアミュージアム(ひたちなか市)」にも展示され、

審査員賞を受賞していたそうです。

※みなとメディアミュージアム・・・2009年から茨城県ひたちなか市の

ひたちなか海浜鉄道沿線で開催されている現代アートプロジェクト

 

もうひとつの新作「幽体の囁き」は、校舎の外に・・・

_41a0153

2階の窓から見下ろすと、教室のように並べられた机と椅子が見えます

校庭に並べられた机と椅子に、着席してみてください。

_41a0256

起立、礼、着席!をやりたくなります

えっ!?誰もいないのに、話し声が聞こえます。
私が訪れたのは夕方だったのですが、

それも相まってなんだか下校時刻のガヤガヤした雰囲気みたい。
懐かしい気分を味わえました。

 

*****
2階廊下を歩いていると、突如、木の壁が登場。

_41a0156

ここは「木の研修室」。

これも作品か!?と思いますが、

この木の部屋自体はもともと校舎にあったのだそう。
昔から林業がさかんな美和エリアらしい、特徴的な教室ですね!

_41a0166
中に入ってみると、まるでカフェのようです。
「この部屋はまるごとmagmaにおまかせして

空間全体をプロデュースしてもらったんです。

居心地のよい休憩スペースになりました♪」
家具も手がけているというmagmaならではの、ステキすぎる休憩スペースです。
椅子に座って、自由に休んでOK。

私が訪れた10月某日には、

常陸大宮市内の「Sunny Side Kitchen」さんが限定出店していました!

_41a0169

室内で、美味しいパンと飲み物を頂けます。
※常設ではありません。11/1~11/11にも出店するそうです

_41a0170

 

*****
美和中学校は2015年に廃校になったばかりで、建物の状態もよく、
また、当時のまま残されているものも多いのだとか。
先に紹介したイザベル・デジューさんの展示でも備品が使われていましたが
壁に貼ってある掲示物や、

黒板に描いてあるメッセージもそのまま、なんていう教室も・・・。

そんな場所に置かれているのが、村上史明さんの作品「Fly Me to the Earth」。

_41a0196
飛行機の中を覗けば、不思議な不思議なフライトへ連れて行ってくれます。

 

*****

音楽室を利用して作品を展開しているのは、ハッカソンで選出されたCALAR.ink。

_41a0200
うわー、かわいい!

まるで絵本の中に飛び込んでいくみたいです。

小さい頃に「童話の世界に行ってみたい」と夢見た人も多いのでは?

まさにそんな気持ちです。

_41a0212
そして、中に入ると舞台が。私たちも登場人物のひとりになって、

物語に参加できる要素もあるみたいです。

_41a0216

置かれている小物など、細部に至るまで作りこまれています。

「会期中には実際に公演が行われる日もあるので、ぜひ見に来てみてください♪」
へえ~、それは面白そう!

_41a0226

上演予定表が掲示されていました!

11/3、4、5、6、19、20に予定されているので、

合わせてまた見に来たいですね。

 

*****

2階では、他にこんな作品も見られます。
マンガ家・山本美希さんの代表作「爆弾にリボン」の原画を使用した展示。

_41a0191
山本さんの作品は、日立市の常陸多賀商店街でも見ることができます。

_41a7445

こちらは、会期前に行われた「だいちの星座 いばらきけんぽく座」プロジェクトで

実際に撮影された写真など。

このプロジェクトで実際に制作、使用した機材が

屋上に展示されていますのでそちらも合わせて見学をオススメします。

_41a0231

*****
さあ、次は3階です。

_41a7518
室内に置かれた、木製の薄いボードと操作パネル。
「Sound of TapBoard」という作品です。

タップボードというからには、この上でタップダンスを踊るってことですね!

_41a7523
パネルに表示された中からお好みのものを選択しましょう。 

ミヤタさんが選択したのは「納豆」。

足踏みするたびに、「ねちゃっ」。納豆を混ぜているような音です。
“本来、軽快で心地よいリズムを奏でるはずのタップダンスですが、

そのタップ音が全然違う音だったらどんなダンス表現が生まれるだろうか・・・?”
そんな想像を形にしたのが、色々な音を奏でるこのタップボード!
選べるサウンドはなんと全40種!(ランダム含む)
ついつい全部試してみたくなっちゃいますね。

お子さんと一緒にも楽しめそう!

 

*****
最後は、屋上です!
まず目に飛び込んできたのは、屋上から見渡せる奥久慈の山々。

_41a0231

だいちの星座 いばらきけんぽく座プロジェクトに使用された機材も。

そして、村上史明さんの「風景幻灯機」。

_41a0238
望遠鏡のように、レンズをのぞいてみてください。何が見えるでしょうか・・・

_41a0246

山の向こうには・・・

この作品は海側のJR日立駅にも展示されているのですが、

どちらの会場で見ていても、不思議と、

大人も子供もみんなワクワクした表情でのぞいているんです♪

*****

ボリューム満点の旧美和中学校レポート、いかがでしたでしょうか?
ここは市街地から外れている山間部ということもあり

「足を運びづらい」という声も聞こえるのですが、
だからこそ、ぜひ足を運んでほしいと思います。
ここまで来てよかった、と感じられる素晴らしい場所です。

最後に、校庭を歩きながらミヤタさんに伺ったお話をご紹介します。
「校庭がとても広いので、それを活かして
もっと作品を展示しようという話もあったんですが・・・やめました。
“この風景に勝るアートはない”と。そう言ったアーティストがいました」

南條さんも感銘を受けたという、茨城県北エリアの自然美。
茨城県北で生まれ育った私にとっては、

なんていうことのない当たり前の風景でした。
昔は当たり前にあった、けれど、今はそうではない。
まさに原風景と呼べる景色です。

茨城県北芸術祭は、

県北エリアの魅力を改めて認識させてくれるきっかけになりました。
もちろん、初めて訪れた人にとっては、

魅力を知る素晴らしい機会になるはずです!


お忙しい最中にも関わらず、

ご案内してくださったミヤタユキさんに感謝を申し上げます。
とても楽しい取材でした。ありがとうございました!

_41a0236

 

先日、来場者数30万人を突破したという嬉しいニュースも飛び込んできた
KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭。
会期終了まで、いよいよ残り1ヶ月を切りました。
どうぞお見逃しなきよう、お楽しみください♪

 

 

===KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭===

テーマ:「海か、山か、芸術か?」

会期:2016年9月17日(土)~11月20日(日)[65日間]

開催市町:茨城県北地域6市町
日立市 高萩市 北茨城市 常陸太田市 常陸大宮市 大子町

 

back to top

茨城県北芸術祭ブログ-キュレトリアルアシスタントとめぐる旧美和中学校PART1-


投稿日:2016年10月29日   投稿者:観光いばらき特派員

こんにちは、観光いばらき編集部の根本です。
茨城県北芸術祭キュレトリアルアシスタントさんと一緒に
作品をめぐるレポート第二弾!

第一弾・常陸多賀商店街はこちら→

http://blog.ibarakiguide.jp/placeblog/6191.html

_41a0262
今回は、山側の「旧美和中学校」にやってきました。

ご案内して頂いたのは、キュレトリアルアシスタントのミヤタユキさんです♪

ミヤタさんは、実は茨城県で活動しているアーティスト。
私の故郷でもある常陸太田市旧水府村に、アートスペース「ロクロクリン」を構え
地域の方々と一緒に、アートプロジェクトを行うなど活躍されています。
KENPOKU ARTではキュレトリアルアシスタントとして、
アーティストと展示会場のマッチングをしたりと「縁の下の力持ち」的な存在。
*****

_41a0253

サポーターさん手描きの会場MAPが貼られていました♪

さて、旧美和中学校では総勢9組のアーティストの作品を見ることができます。
しかも、アーティストによっては複数個展示しているので
この会場だけで、両手に余る数の作品を見てまわることができちゃうんですね!

_41a0006

昇降口の受付では、さっそくmagmaの作品がお出迎え。
magmaは2人組のアーティストユニットで、

普段はデザインや空間演出、家具の制作までも手がけているのだとか。

有名ミュージシャンのMVやステージ演出にも関わっていたりするそうですよ。

そんなmagma、実はこのKENPOKU ARTが初めての芸術祭参加。

「初芸術祭のmagmaは気合いを入れて、いろいろな作品を持ってきてくれました。

旧美和中学校内のあちこちに展示してあります」

というミヤタさんの言葉通り、教室内だけでなく廊下や階段にも!

a

これらには、壊れたパーツや廃品も活用して作られているようです。
どれも、独自の世界観で遊び心を感じますね。

***** 

受付を済ませると、目の前には調理室や理科室が。

b
この数室では、イザベル・デジューさんの作品が展示されています。
茨城県北地域の植物に興味を抱いたイザベルさん。
県北にも1ヶ月近く滞在して、地域の人とのワークショップを行ったりしたそうです。

「茨城県北エリアを境に、南限と北限になる植物が多くみられることなどを
面白く感じて調査していたみたいです」

なるほど!
展示には、実際に県北地域で採集した植物や、

この場所に残されていた器具を活用しています。

_41a0035

ハンドルを回すと・・・何も起こらない!?

中には不思議なものもありますが・・・

これはどういう作品かな?と想像してみましょう♪

c

イザベルさんの作品は、屋外にもありますのでお見逃しなく。

*****

1階を奥へ進んでいくと、なんだか楽しそうな歌が聞こえてきました。

_41a0052
玄関のところに置かれたモニターに流れているのは、

佐藤悠のKENPOKU SONGS」!
公式サイトでも紹介されているこのビデオ、気になっていたんです。面白いですよね!

「佐藤悠くんが、県北芸術祭参加作品のうちいくつかを題材にして作ったビデオです。
作詞はもちろん、身につけている衣装や小物も彼の自作なんですよ。

アーティストにも許可を取って作成しました」

このビデオは会期中に各地で流れているそう。

また、YouTubeでも公開されています。
県北芸術祭で展示されている他の方の作品を題材にして、自分の作品を作る。
アーティストと鑑賞者の間に立ち、両者を結びつけてくれる作品です。
ちなみに美和中のこのモニター、会期の途中から追加されたそう。
「おかげで、会場がにぎやかになりました(笑)」と、ミヤタさん。

*****

その先には職員室です。入り口には、黒いカーテンが貼られています。

「気をつけて進んでください」とサポーターさんに声をかけられ、

おそるおそる中へ入ると・・・

_41a0068
真っ暗な室内に、赤いレーザー光が!
機械音と相まって、コンピュータが物体をスキャンしているみたいにも感じます。
それにしても暗くて進路が見えないので、手で壁を確認しながら進むしかありません。

なるほど、スタッフさんの言葉に納得。

_41a7280
ゆっくり進みながら目を凝らしてみると、

赤い光は直線ではなく、何かに反射したり遮られたりしているようです。
そこにあるものは・・・?
写真では伝わらない衝撃がありました。

ぜひとも皆さん自身の目で、体感してほしい作品です。

*****

1階の一番奥は、校長室でした。

校長室って、子供のころは「入っちゃいけない場所」っていう、
なんだか不思議な畏怖感があったものです・・・
そんな気持ちを思い出して、思わず「失礼します」と言って入ってしまいました。

_41a0078

だって、校長先生がいたんです!

このBIGな校長先生も、magmaの作品。

写真では伝えられませんが、喋って動いてます!

_41a0087
はじめに見たときは迫力に圧倒されましたが、

お話を聞いているうちになんだか愛嬌があって可愛く見えてきます。
こんな校長先生だったら、人気者になれそうですね♪

さて、次は階段を上がって2階へ進みます。

続きは、PART2へ→

http://blog.ibarakiguide.jp/placeblog/6271.html

back to top

茨城県北芸術祭ブログ-キュレトリアルアシスタントとめぐる常陸多賀商店街PART2-


投稿日:2016年10月28日   投稿者:観光いばらき特派員

1717茨城県北芸術祭のキュレトリアルアシスタント・冠さんとめぐる

常陸多賀商店街 パート2のスタートです!

前半はこちらから→http://blog.ibarakiguide.jp/placeblog/6191.html

******

前回ご紹介した「看板屋なかざき」の次に訪れたのは、旧銀行。

 

_mg_0186

旧銀行は「力」マークの飾りが目印です

ここには、「ニットインベーダーin常陸多賀」の力石咲さんを含む、

3名のアーティストが展示しています。

_mg_0188

建物に入ってまず目をひくのが、この装置!窓の外からも見えます。
これは、ニットインベーダーに使っているニットを自動で編む機械です。
実はセンサーが備え付けられており、人が近づくと動き出すようになっているのだとか。

 

「センサーを導入したのは、この県北芸術祭がはじめてなんです。

県北芸術祭はかなり長期に渡る展示なので、

メンテナンスや設備運営などにも気を配っています」

 

とはいえ、限られたスタッフだけではカバーが難しいところ。

そこで、頼りになるのが県北芸術祭サポーターの皆さん!

_mg_0192

オレンジ色の糸がくるくるとUFOに吸い込まれていきます

「この糸巻き1本分で、筒いっぱいのニットが編み上がるように計算されています。

いっぱいになったらニットを回収して、糸を替えなければいけないんですが、

それもサポーターさんがやってくれています!とても助けられています」

 

ちなみに、力石さんは県北芸術祭の会期中全体で

どれくらいのニットが必要になるかも計算して素材を用意しているそう。
ところが、街の皆さんから多数

「ぜひうちもやってほしい」という声が挙がっていることもあって

もしかすると「ニットが足りないかも!?」

という嬉しい誤算が生じているとか?

会期中に、一体どれくらいの長さのニットを編んだのか、

最後に伺ってみたいですね!

_mg_7896

 

****** 

旧銀行1階奥には、入り口に黒い幕が貼られた一室が。

元々金庫だった部屋を利用して展示されているのは、

松本美枝子さんの作品「山のまぼろし」。
松本さんは、茨城県出身・在住の写真家です。

 

_mg_0193

日立市のシンボルとも言える大煙突も登場します

金庫内部に入ると、スライド写真と共に様々な音が流れています。
日本有数の銅山として栄えた日立鉱山。

常磐自動車道・日立中央I.Cの近くに、その足跡を辿ることができます。

実はこのエリアでは、

日本最古と言われる5億年前の地層が発見されました。
日立市を、そして日本を育んできた重要な意味を持つ場所。
そこへ松本さんらが実際に足を運び、

撮影した写真と音を組み合わせたインスタレーション展示です。

 

「松本さんに撮影時の様子を見せてもらったのですが、

相当な山奥まで行かれたみたいです。

道のないようなところを分け入って撮影したり。

あと、山の中を歩くザッザッという音も実際に録音したものです」

 

映像を見ていると、なんだか、自分が実際に山中を歩いていて、

次第に日立鉱山があった頃に

タイムスリップしていくような気持ちにすらなります。

 

かつて鉱山にあった小学校の校歌も流れるのですが、

これは楽譜を探すのが大変だったとか。

そういったエピソードも聞くことができました。

_mg_7895

「金庫という場所もいいですよね。

松本さんの展示にとても合っている場所を用意できて、嬉しく思います」

 

作品と展示場所の素晴らしいマッチング、皆さんもぜひ体感を!

 

******
旧銀行3つ目の展示は、階段を上がった先にあります。

_mg_0195
藤浩志さんの「ポリプラネットカンパニー」。

2階の数部屋に渡り、展開されています。

03

架空のカンパニーと社長の下、

遊ばなくなったおもちゃやぬいぐるみを収集し展示。

また、再利用して新たな製品を生み出しています。
サポーターの皆さん…もとい、カンパニーの社員さんが新作を制作中でした。

_mg_0199

テーマは「裏の顔」だとか。

おっと、お面の彼女は意外な一面をお持ちのようですね。

アイデア次第で、帽子やヘルメットも作れちゃいます!

おふたりに装着してもらって、写真を撮影させていただきました♪

_mg_0207

こんな風に、組み合わせのセオリーもあるみたいです。

04

「ウラグルミ」に「遺伝子組換え」

ニコスラボや、ニットインベージョンでも感じたのですが、
展示を見るだけではなく、

こちらの創作意欲も刺激されるアートプロジェクトです。

 

「皆さんも、素材を使ってぜひ作っていってください!」

 

見るアート、触れるアート、そして参加するアート。
県北芸術祭の楽しみ方は無限大ですね!

 

******
さて、次の場所で常陸多賀商店街の展示も最後です。
横断歩道を渡り、目の前の花金ビルへ。

_mg_7925

「フラワーデザイン花金」の横の階段を登っていきましょう!
2階には、ハッカソン選出作品

「A Wonder Lasts but Nine Days -友子の噂-」。

日立市内に実際にある「塙山キャバレー」という

バラックの飲み屋街から着想した展示です。

_mg_7951
中に入ると、カウンターの向こうに

実際にママさんが立っているような演出にびっくり!
さらに驚いたのは、登場しているのは塙山キャバレー各店の本物のママさん。

「アーティストたちがお店に飲みに通って、

ママさんたちと仲良くなって実現した展示です。

ママさんたちのお話を聞いたあとは、

カウンターの周辺もじっくり見てみてください♪」

 

そうなんですか!?すっかり見落としていました。

冠さんに言われて、カウンターの向こうを見てみると・・・

_mg_0234

カウンター付近もじっくり見てみてください!

 

塙山キャバレーのお店から借りてきたという小物や、

_mg_0221塙山キャバレーに建つバラックのお店をイメージした、ミニチュアもありました。

_mg_0224

 

そして、カウンターの上に置かれている灰皿と、ライターにも注目。

ライターには、なんと「スナック 友子の噂」!

_mg_0229

写真が見づらくてすみません・・・

このライターは実際に販売しており、

市内外の協力店などで購入することができるそうです。

日立市内だと、かどや内にある「Digital dish」さんや、

日立駅海浜口近くにある「オキーフと三春」などに置いてあるとか・・・

 

ちなみにこの場所はかつて、WOODYという洋食屋さんがあった場所。
今は移転しましたが、WOODYと言えば常陸多賀の誇る人気店です!
スパゲティもパフェもBIG。ぜひ、常陸多賀へ来たらそちらへも足を運んでみては♪

 

******

 

さて、さらに上階へ進みましょう。

花金ビル三階には、公募で選出された松井靖果さんの作品

「この先、記憶の十字交差あり。」が展示。

松井さんは、まさにここ日立市出身だそう!

彼女の記憶に残る場所や出来事をさかのぼる映像と、

壁に展示された絵画を組み合わせたインスタレーションです。

_mg_7934

「絵画も大切なポイントなので、しっかり見ていただきたいです!」

と、冠さん。

 

今芸術祭最年少アーティストの松井さん。

KENPOKUから羽ばたく彼女の活躍に期待、そして応援しています!

_mg_0235

サポーターさんと力をあわせて運営しています! 肩に下げているのは常陸多賀バッグ!

 ******

 

 以上で、常陸多賀商店街でKENPOKU ARTをめぐる旅は終了です。
ご案内いただきました冠さん、ありがとうございました!
ゆったり街をあるきながら、作品以外にも、

面白いものやステキなものと出会え、とても楽しい時間になりました。
皆さんのKENPOKU ART旅の参考になりましたら、嬉しいです。

_mg_0240

花金ビル3階の窓から見えた常陸多賀の景色

******

次回は、常陸大宮市の旧美和中学校を、

キュレトリアルアシスタントさんに案内して頂きます♪

 

back to top