茨城県北芸術祭ブログ-和田永さん@常陸多賀商店街-KENPOKU ART 2016-


投稿日:2016年10月15日   投稿者:観光いばらき特派員

こんにちは、観光いばらき編集部です。
さてさて、今回も茨城県北芸術祭レポートをお届けします!

今日ご紹介するのは、日立市内の常陸多賀商店街内。

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力石咲さんのプロジェクト「ニット・インベーダーin常陸多賀」によって、

日々オレンジ色のニットに侵食されつつある場所です♪

 

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そんな通りを歩いていると、なにやら気になる音が聞こえてきました・・・

不思議な電子音の発生源は、なんとテレビ!

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古い家電を使って楽器を作る、和田永さんです。
ここ多賀パルコで、材料の収集・そして楽器づくりを行う

「ニコスラボin日立」を立ち上げています。

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会期中、ニコスラボでの活動を通して、
家電楽器で合奏するプロジェクト

「エレクトロニコス・ファンタスティコス!」を展開。
茨城県北芸術祭の終幕前日となる11月19日に、

日立シビックセンターでコンサートの開催を予定しているそうです♪

 

ニコスラボでは、実際に家電楽器を見ることもできます。

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私が伺った際には、運よく和田永さんがいらっしゃったこともあり、
和田さんのパフォーマンスを見させていただいたり、
体験させていただくことができました!

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ずらりとならんだブラウン管テレビ。その画面には、

太さや色がバラバラのボーダーが映し出されています。
配線を間違ったときなどに表示される画面に似ていますが・・・?

 

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この画面に和田さんが手で触れると・・・さっき聞こえてきた電子音が!
不思議なことに、一台一台ごとに鳴る音が異なるみたいです。
「表示されている縞の数が少ないほど、低い音が出ますよ」

と、和田さん。
逆に、細かい縞ほど高い音が出るってことですね!
縞の数で音階を変えて、音楽を奏でるわけです。

手で触れることで、ブラウン管テレビから発せられている電磁波をキャッチ。
実は和田さんが立っている側の足元にはアンプに繋げられたケーブルがあり、

それを足に取り付けているそう。

ここで和田さん、やってきたお客さんに
「左手で画面に触れたまま、右手で僕とハイタッチしてみてください!」

と手を差し出しました。
不思議そうな顔をしたお客さんが、和田さんに言われた通り

片手でテレビ、片手でハイタッチすると音が鳴り響きます。

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ハイタッチのリズムに合わせて、触れる画面を変えれば・・・ミュージックスタート!
「え~、すごい!これ、楽しい!」
なるほど、こんな奏で方もアリ!
これって、身体を介して電磁波をキャッチして音を鳴らす

家電楽器ならではのコミュニケーションかもしれませんね。

和田さんと一緒にエレクトロニコス・ファンタスティコスを体感したお母さんたち!

子供から大人、お年寄りまで、みんなが夢中になって楽しめること間違いなし。
この楽しさ、ぜひ体験してもらいたいです♪

体験可能な日については、県北芸術祭公式Twitter

フェイスブックでお知らせされているので、ぜひチェックしてお出かけくださいね。

 

ちなみに、楽器に変身を遂げたのはテレビだけではありません。

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和田さんがまるでギターのように構えているのは、なんと扇風機です!

_mg_7685「日立製作所にとって、重要な役割を担ったのが扇風機。

そんな扇風機を使ったこの楽器は、ぜひコンサートにも使いたいですね!」

和田さんのおっしゃるとおり、

扇風機は日立製作所の長い歴史や製品の中でも、

輸出製品第一号になった記念すべきもの。
日立製作所が創業し、今もなお拠点となっている

「家電の聖地」ここ日立市で、

役目を終えた家電に新たな命を吹き込む和田さんのプロジェクト。
まさに、県北芸術祭による運命的な出会いです!

 

ちなみに、和田さんの作品は

日立シビックセンターのアトリウムにも展示されていますので、

こちらへもぜひ足を運んでみてくださいね。

日立電輪塔/和田永

 

 

===KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭===

テーマ:「海か、山か、芸術か?」

会期:2016年9月17日(土)~11月20日(日)[65日間]

開催市町:茨城県北地域6市町
日立市 高萩市 北茨城市 常陸太田市 常陸大宮市 大子町

 

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茨城県北芸術祭ブログ-梅津会館-KENPOKU ART 2016-


投稿日:2016年10月13日   投稿者:観光いばらき特派員

こんにちは、観光いばらき編集部です!
10月も中旬になり、ぐっと秋めいてきましたね。温かいお鍋が恋しい季節です♪
さて、今回もブログでも、話題の茨城県北芸術祭についてご紹介したいと思います!

 

今回紹介するのは、常陸太田市の鯨ケ丘商店街にある「梅津会館」です。

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国の文化財にも登録されている、常陸太田市の郷土資料館です。
昭和11年に建てられて以来、

昭和53年まで常陸太田市役所として使用されていた歴史があるそう。
レトロモダンな雰囲気があるこの建物も、県北芸術祭の展示場のひとつ。

 

外観には、原高史さんの作品「サインズ オブ メモリー2016:鯨ケ丘のピンクの窓」による

ピンクのサインボードが掲げられています。

_mg_4635こちらは、梅津会館の建築資金に貢献した、梅津氏の像。

 

この建物内でも、芸術祭の作品を見ることができます!
入り口には「常陸佐竹市役所」という看板が。

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はて、常陸佐竹市とは一体・・・?

建物内受付にも「常陸佐竹市」と掲げられています。

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私が足を運んだ日には、常陸佐竹市の仮市長こと、

アーティストの深澤さんもいらっしゃいました!

記念に一枚、写真を撮らせていただきました。

 

常陸佐竹市というのは、

かつてこの常陸太田周辺の県北地域をおさめていた

「常陸佐竹氏」に由来する想像上の市です。
佐竹氏といえば、「鬼義重」とも呼ばれた佐竹義重が特に有名ですね!
かの伊達政宗公と勢力を争ったり、

豊臣秀吉の小田原征伐にも加わったという逸話がよく知られています。
ですが、息子・義宣の代に関ヶ原の戦いに敗れ、

佐竹氏は家康から出羽国(現在の秋田県)へと転封されてしまいました。

 

余談ではありますが、

この国替え時に佐竹氏が領内の美人をみな連れていってしまったため、

茨城には美人がおらず、逆に秋田には美人が多いという説があるんですね・・・。

 

さて、話を戻してこの「常陸佐竹市」ですが、

歴史上断絶されたように思える常陸佐竹市の歴史を

今と結び付けていくために立ち上げられたもの。

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資料と共に展開されていく展示を追っていくうちに、

常陸佐竹氏の精神は「佐竹力」として

今もなお市民に連綿と受け継がれているということが見えてくるはず!
さらにこの展示の面白いところは、市民との対話を通して、

地域性やアイデンティティを再発見・再構築していくところにあると感じました。

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ちなみに、常陸佐竹市民の登録も受け付けています。

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10月1日の時点では、人口が127名になったとか!

皆さんもぜひ、常陸佐竹市民の一員になりましょう!
最終日までに市民は一体何名になるのか、楽しみです♪

 

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こちらは、常陸太田市のマスコットキャラクター「じょうづるさん」を

モチーフにした作品を作っている市民の方が、

じょうづるさんの意匠から新たに組み上げた「超じょうづるさん」なる作品。

じょうづるさんの形ではないのに、確かにじょうづるさんらしさがあるアート!

私、これ大好きです!

 

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常陸佐竹市役所では、展示だけではなく、

常陸佐竹市民の交流を深めるべくイベントも積極的に開催されています。

市長選挙や、市章を決める市民会議など、

市民に参加を呼びかけながらまちづくりを展開中。

10月16日には、常陸佐竹市の歌を作るイベントが開催されます!
どんな歌が完成するのでしょうか?

 

その他のイベントや常陸佐竹市からのお知らせは、

常陸佐竹市のフェイスブックで発信しているそうなので

ぜひ見てみてくださいね。
https://www.facebook.com/hitachisatakecity/

 

 

この会場は、1階部分(常陸佐竹市)は無料で鑑賞可能。

2階の展示室のみ、一般300円(パスポート可)の個別鑑賞券が必要です。

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もちろん、2階の展示も必見ですよ!
扉を開けて、いざ中に踏み込むと・・・室内いっぱいに置かれた大きな展示!

_mg_8179ニパン・オラニウェーさんの作品「イ/バ/ラ/キ」です。
白一色で構成された作品に近づいてみましょう。すると・・・

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なんと、地図が描かれていました!

これは、茨城県の地図を切り貼りして、バラバラに繋げられているのだそう。

制作に使われた型紙も置かれていました。

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バラバラのはずなのに、地図として違和感がないのが不思議です。

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唯一、大きな湖部分が霞ヶ浦あたりの地図なのかな?と感じられたくらいで、
他はどの場所の地図なのか、私はまったくわかりませんでした。
どれがどこの市町村なのか?

想像しながら見るのも面白いかもしれませんね。

 

ちなみに、この真っ白な地図・・・何で作られていると思いますか?
ヒントは、部屋の中に漂うほのかに甘いにおい。

きっと、皆さんもどこかで嗅いだことのある、懐かしさも感じるにおいです。

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正体は、なんとベビーパウダー!なんて繊細な作品なんでしょう。
指で触れたり、息を強く吹きかけてしまうと崩れてしまうので、

特にお子さん連れの方は注意して鑑賞をお願いいたします。

 

 

<常陸太田市郷土資料館 梅津会館>
常陸太田市西二町2186
◎JR水郡線・常陸太田駅から徒歩で約20分です◎
9:00~17:00(最終入館16:30)
個別鑑賞券:一般300円、学生・高齢者200円

 

常陸太田市まで来たなら、ぜひ「道の駅ひたちおおた 黄門の郷」にもお立ち寄りください♪

内海聖史さんの作品も展示されています。

道の駅については、観光いばらきの「道の駅特集」で詳しくご紹介しています!

http://www.ibarakiguide.jp/seasons/michinoeki/hitachiota.html

 

 

 

===KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭===

テーマ:「海か、山か、芸術か?」

会期:2016年9月17日(土)~11月20日(日)[65日間]」

開催市町:茨城県北地域6市町
日立市 高萩市 北茨城市 常陸太田市 常陸大宮市 大子町

 

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茨城県北芸術祭ブログ-旧常陸太田市自然休養村管理センター-kenpokuart


投稿日:2016年10月05日   投稿者:観光いばらき特派員

こんにちは、観光いばらき編集部です!
今回のブログでは、茨城県北芸術祭の山側・常陸太田市の展示をレポートしたいと思います。

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常陸太田市街地北部に位置する、旧常陸太田市自然休養村管理センターです。
JR水郡線常陸太田駅を起点にして、車でおよそ15分ほどの場所にあります。
すぐ近くにある「里山ホテルときわ路」を目指して来ると、分かりやすいかと思います!

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ここでは、6組のアーティストの作品が展示されています。
鑑賞券が必要な施設なので、個別鑑賞券(一般700円、学生・高齢者500円)を購入するか、
または、作品鑑賞パスポートをお持ちくださいね。

 

 

まず建物に入ると、目に入ったのがこちら。

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床に転がっているのは、苔玉でしょうか?
どうやら、これも作品のようです!ですが一体どういう作品なのか・・・?
疑問に思っていると、会場のスタッフさんから
「しばらく見ていると、面白い場面が見られるかもしれませんよ」
と声をかけられたので、じっと見てみることに。
すると、ひとつの苔玉が、コロンと勝手に転がったのです!

え!?なんで!?どうして!?

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これは、三原聡一郎さんの「空白のプロジェクト#3-大宇宙の片隅」という作品。
この苔玉は、県北地域の苔を使って作られたものです。
どういう仕組みでこの苔玉が動くのか?それは「秘密です」と、スタッフさん♪
まるで生きているかのように、コロリ、と転がる不思議な苔玉。
子どもたちにも大人気でした!

 

 

次は、会場に入って正面のカーテンを潜って奥の部屋に。
ここでは、石田尚志さんのインスタレーション作品を見ることができます。

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コンクリートの壁に、イラストが描かれていく映像。
まるで今まさに目の前で描かれていく、追体験をしているみたいです。

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チョークや水を使って、実際にこの場所に絵を描く様子を撮影したもの。
暗い部屋に光が射したり、また暗闇に包まれたり。
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私が気になったのがこれ!部屋の左上にある換気扇です。
換気扇の現物がある上に映像が投影されているのですが、

はじめ、本物が動いているのかと勘違いしてしまいました・・・。

 

 

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さて、その次に紹介するのはこちら!BCLによる「折り紙ミューテーション」。
天井から、折り鶴がたくさん吊り下げられている可愛いオブジェです。

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これは、県北エリア・常陸大宮市付近で昔から作られている
「西の内紙」を使って折られています。
西の内紙は、江戸時代には水戸藩の専売品だったもので、
水にも強く丈夫で、大変重宝されたのだとか。
なんと、選挙の投票用紙に使われたこともあったそうですよ!

・・・この折り鶴に隠されている秘密は、これだけではありません。
実はこの紙には、バイオアートの要素が組み込まれているのです。

「DNAオリガミ」と呼んでいるナノサイズの物体を溶かしこんだ水を
垂らして作られた、西の内紙。
DNAオリガミとは・・・会場に貼られている説明に詳しく書いてありますので、
ぜひ一読してみてくださいね。

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県北エリアの伝統工芸品・西の内紙と、日本の伝統文化・折り紙が
最先端のバイオアートと融合した作品。
DNAオリガミを織り込んで折ったこのバイオアート「千羽鶴」にも、
平和への願い、祈りが込められています。

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この会場では、他にもバイオアート分野の作品が展開されています。
納豆から樹脂を作り、3Dプリンタでオブジェを作成することを試みたヴァイド・インフラ。

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岩崎秀雄+metaPhorestは、
普段、私たちが意識していなかった発酵菌などの微生物の「生命」に着目し
「慰霊」といったキーワードを用いて、問題提起型のアートを展開。

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実はこの作品は、発酵食品文化の根付いているこのエリアととてもマッチしているんです。
発酵食品とは、日本酒や醤油、味噌、納豆、漬物、そしてパンも!
地元の酒蔵や納豆製造業の方へのインタビュー映像も見ることができます。

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「微生物」というと難しく感じるかもしれませんが、そんな微生物のはたらきを利用して作る

「発酵食品」は、私たちの食文化には切っても切れないもの。
ぜひ、考えながらじっくりと見ていただきたい作品です。

 

 

そして最後に紹介するのはこちら。

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真っ暗な部屋の中央に、赤い光で映し出されているふたつの器具。
奥の器具には透明なパイプが通されていて、外と繋がっているようです。
近づいて見てみると、その中では蜂が行き交っています!!

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こちらの作品は、バイオアートの分野で第一人者としての評価を受けている
オロン&イオナ&マイクによるもの。
ミツバチの 恒温器と、微生物の恒温器です。
この微生物の 恒温器は、コンポストと呼ばれる堆肥の発熱で維持されているのだとか。
コンポストは、微生物の働きで有機物を分解して作られるもの。
先ほどの岩崎秀雄+metaPhorestの作品でも感じましたが、
目に見えないけれど微生物ってすごい、と改めて考えるきっかけになりました・・・。

 

 

ちなみに、県北芸術祭会場では、ボランティアサポーターの皆さんが活躍しています!

_mg_8157私が取材に訪れた日に出会った、サポーターの宮田さんと秋山さんです。
サポーターの皆さんは、各地で芸術祭を支えてくれていますので、
会場で出会ったら、ぜひお話してみてくださいね。

 

 

◎旧常陸太田市自然休養村管理センター◎
茨城県常陸太田市増井町1794
9:30~17:00 最終入館16:30
※要個別鑑賞券(一般700円、学生・高齢者500円)

 

*******

 

この自然休養村管理センターの近くには観光ぶどう園がたくさんあります。

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常陸太田は、茨城県有数のぶどう産地。
摘みたてのジューシーなぶどうを、おみやげにどうぞ!

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10月中旬頃までは、ぶどう狩りも楽しめます♪

ぶどう狩り情報は、観光いばらき・いばらきの果物狩り情報で詳しく紹介しています!

 

 

===KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭===

テーマ:「海か、山か、芸術か?」

会期:2016年9月17日(土)~11月20日(日)[65日間]」

開催市町:茨城県北地域6市町
日立市 高萩市 北茨城市 常陸太田市 常陸大宮市 大子町

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茨城県北芸術祭ブログ-茨城県北芸術祭応援メニュー!分か&発掘体験型弁当/ジオ丼が登場-kenpokuart


投稿日:2016年10月04日   投稿者:観光いばらき特派員

こんにちは、観光いばらき編集部です!

茨城県北芸術祭の会場となっている茨城県県北地域
ここは地質学的に非常に貴重な環境を残している地域として

ジオパークにも認定されているエリアです

そこで、この茨城県北芸術祭の期間に合わせて登場したお弁当があります

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科学とアートの融合がこの芸術祭のテーマのひとつならば、

地球科学の象徴でもある地質層序学に基づいたこのお弁当は、

茨城県北芸術祭のひとつのアート作品といっても過言ではありません♪
そんな噴火&発掘体験型弁当がこのジオ丼です

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日本最古の5億年前の地層がある常陸太田の地層を思い起こさせる弁当は

とっても興味深い構造をしています

開発を担当したのは薬膳料理家の宮澤孝子さん

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茨城キリスト教大学食物健康科学科の協力の下、完成しました
開発のきっかけは県北ジオパークの地質学的に貴重なスポットを巡る

ジオツアーで食べるお弁当を作りたいという想いから
子どもでも、女性でも、年配者でも参加できるジオツアー
だから、サイズはちょうど良い食べきりサイズ
そして、屋外でも温かいものを食べたいと、

弁当を温めることのできる専用容器を噴火する火山帯に見立てて用意しました
4月からスタートした試食会は8月末の知事試食会まで何度なく続き、

やっと完成に至り、茨城県北芸術祭に合わせ発売を開始!
日立駅近くのさくらカフェにて火・水・土曜のみ毎日限定10個で販売をしています

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そんなジオ丼の上には6種類の具材が持ちつけられます!

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茨城県の石「リチア電気石」に見立てたシラスフリッターに、

御影石(花こう岩)を模した鶏の黒ゴマ唐揚げ
噴火口には紅ショウガを盛り付け、加工から流れ出る溶岩をサツマイモで表現
薬膳野草としてスベリヒユの炒り煮を配し、石炭を模した黒豆もトッピング

そしてポイントはココから…
2種類のご飯と魚介が3層の層序を成して、地層のように重なりあっています

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表面の新生代の地層には白米(うるち米)を敷き、
その下には中生代層をアサリや海老を使って甲殻類や貝の化石を模して表現
最下層の古生代の地層には古代米の入った十穀米をつめて完成

県北ジオパークの天野博士曰く

「このお弁当は、ぜひ地層調査のときのように1枚ずつはがしながら食べて欲しいですね」

とコメント

そんなジオ丼を持って、県北芸術祭とともに楽しみたいジオツアーの詳細はコチラから
↓ ↓ ↓
県北ジオパーク公式ホームページ
http://www.ibaraki-geopark.com/

さて、そんなさくらカフェひたちのあるパティオモール商店街のすぐそばには新都市広場があり
テア・マキパーさんの作品『ノアのバス』が展示されています!

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日立電鉄交通サービスの廃車になるバスを利用して作られた、
日立シビックセンター前山行きのノアのバスには、

ノアの方舟のように日立市の野草や樹がビオトープが展開しています
ノアのバスの中にはセキセイインコが6羽、ロシアリクガメが2匹、

モルモットが3匹、カイウサギが2羽、

そして観賞用ニワトリのレースポーリッシュが2羽飼育されています

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バスにはのぞき窓が3ヶ所用意され、

最も見晴の良い運転席からは展示の全容を鑑賞することができます

しかし、数歩下がって全景を眺めながらバスを眺めると…
もし、人類が滅亡して残った世界がくると、

こういった植物や動物が人工的な構造物の中で暮らすのかもしれない…

なんて思うと、ちょっと意味深で深い解釈がありそうな気が。。。

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動物を鑑賞するのではなく、作品としてじっくり鑑賞すると、

なんとも不思議な感情が湧き出てくるのも現代芸術の特徴なのかもしれません。

現在の環境問題が未解決のまま行った先にある風景は、

こんな風景なのもかもしれませんね?

過去を知るジオパークから、未来を垣間見るテア・マキパーさんの作品まで

日立駅前にはちょっと不思議な時間が流れています!!

===KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭===

テーマ:「海か、山か、芸術か?」

会期:2016年9月17日(土)~11月20日(日)[65日間]」

開催市町:茨城県北地域6市町
日立市 高萩市 北茨城市 常陸太田市 常陸大宮市 大子町

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茨城県北芸術祭ブログ-カレーキャラバン@日立市常陸多賀商店街 2016.10.3.-kenpokuart


投稿日:2016年10月03日   投稿者:観光いばらき特派員

こんにちは、観光いばらき編集部の根本です。

突然ですがみなさん、カレーは好きですか!?

わたしはもちろん好きです!

日本の国民食とも言われるカレーライス。

みなさんの家でも、食卓に並ぶ定番メニューのひとつなのではないでしょうか。

そして、それぞれのお宅の味があるのではないでしょうか?

 

今回、茨城県北芸術祭の期間中に、そんなカレーのイベントが行われると聞いて

取材に行ってまいりました。

その名も「カレーキャラバン」!

全国津々浦々、さまざまな場所に赴いて、その日その場で調達した食材で

その場限りのカレーを作ってみんなで食べるのだそうです。

ちなみに、カレーキャラバンの活動は2015年度グッドデザイン賞も受賞♪

これまでに、50回以上もの回数を重ねています。

 

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カレーキャラバンメンバーの、木村健世さん、木村亜維子さん、加藤文俊さんです。(写真左から)

9/30の日立市を皮切りに、県北芸術祭の期間中に6市町をめぐり、各地でカレーを作ります!

 

 

事前情報では、いつ、どの市町村にやってくるかまでは発表されているのですが・・・

プロジェクトを行う詳しい場所は、明かされていません。

というのも、その時その場所にたまたま居合わせた人たちとカレーを共につくり、

一緒にカレーを食べるという偶発性を大切にしているからなのだとか。

つまり、出会えたらとってもラッキー!

どうしてもキャラバンに会いたい、カレーを食べたいという方は

開催当日にメンバーがTwitterなどで発信する情報を元に、探し当ててくださいね♪

 

ちなみに、9/30の開催場所はココでした。

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右側に映っている「石」の飾りが目印!

力石咲さんや、藤浩志さん、松本美枝子さんの作品が展示されている

常陸多賀商店街の、旧銀行前です。

 

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場所に到着したら、設営、カレーに必要な材料を買い出しして、

さっそくカレーづくりスタート!

今回のカレーに使う食材は、こんな感じです。

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タマネギやニンニクといった野菜に、手羽元、味噌、もちろん大事なスパイスも!

そして・・・タコ!?タコをカレーに!?

常陸多賀へ到着する前に、日立おさかなセンターに寄って購入してきたそうです。

ちなみに、タコといえば日立市の「さかな」。

こんな風に、毎回、その場所その場所の特徴的な食材や名物が入るのも

カレーキャラバンのポイント。

決まったレシピがあるわけではまったくなく、

その時によって買い出しする材料は全然違うのだとか。

「出来上がりを想像して材料を決めるというよりは、

買った材料をどう使うか考えながらカレーを作っていく感じです」

と、健世さん。

 

場合によっては、カレー作りをしている最中に街の人から頂いた差し入れを

カレーに入れてみたりすることもあるのです。

過去には、猟師さんから鹿の肉を分けてもらったこともあったとか!

さて、カレーキャラバンin日立市では、一体どんなカレーが完成するのでしょうか?

 

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まず、大量のタマネギを刻み、スパイスの風味を移したオイルで炒めます。

この鍋で、カレーペーストを作ります。

いわゆる「カレールー」は使わずに作るんですね。

そして、タマネギとは別の鍋でお肉を炒めてスープを作ります。

キャラバンメンバーの3名と、お手伝いに来ていた3名のスタッフが力を合わせて

どんどん作っていきます。

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材料の中でわたしが気になったのが、「バナナ」と「レモン」!
バナナは「バターのようにねっとりコクが出る」そうです!
レモンや柑橘系は「絞って入れると味が引き締まる」のだとか。
どちらも、これまでのキャラバンでの経験則から取り入れている知恵。
各地でカレーを作っていると、通りかかった方から
「あれを入れるといいよ」「これが美味しいよ」といったアドバイスがあることもあり、
それがまた、カレーづくりに活かされるのです。
街行く人が誰でも気軽に参加できるのは、
カレーという、誰もの身近にあるメニューだからこそ。

 

そして、カレーづくりの大事なポイント!ターメリックやクミンといったスパイスを投入!

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今回はたまたま通りかかった方にも、スパイスを入れてもらいました。
実は私も、シナモンを入れる係として参加させてもらっちゃいました♪

こんな風に、その場その場での出会いや偶然を経て出来上がったカレーは
その街のすがたや特徴が投影されている、と言えるのではないでしょうか。

 

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さて、ついにカレーが完成しました!
名前は「ひたちたがたこカレー」に決定!

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どう使われるのか気になっていたタコは、
パプリカと炒めてトッピングになりました♪

 

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そろそろかな?と待っていた人や、カレーの匂いにつられてやってきたご近所さんや、
たまたま通りかかった運が良い人も。
みんなが列になってカレーを受け取っていきます。

「スパイシーで美味しい!」「何が入っているの?」
「家のお父さんにも食べさせてあげたいんだけど・・・」
ワイワイとにぎやかに会話しながら、カレーを頬張る人々。

 

どんな味に出来上がったのか気になって、
わたしもついご相伴にあずかってしまいました。
ちょっと辛めの中に柔らかな手羽元の旨味、
さっぱりとした酸味、スパイスの香り、そしてタコ!
ひと言ではうまく表せないですが、美味しかったです♪
そして食べ終わった人は、ノートにメッセージを残します。

 

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カレーキャラバンのみなさん、取材にご協力いただきましてありがとうございました!

 

◎カレーキャラバン in KENPOKU ART2016の今後の予定◎

10/8 大子町
10/29 北茨城市
11/5 常陸大宮市
11/6 高萩市
11/19 常陸太田市

 

各市町のどこにキャラバンが出没するかは、

当日キャラバンのTwitterやFacebookでヒントを発表。
KENPOKU ARTを楽しみながら、

カレーキャラバンを見つけて参加してみてくださいね!

 

===KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭===

テーマ:「海か、山か、芸術か?」

会期:2016年9月17日(土)~11月20日(日)[65日間]」

開催市町:茨城県北地域6市町
日立市 高萩市 北茨城市 常陸太田市 常陸大宮市 大子町

 

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