茨城県北芸術祭ブログ-満月Bar第一夜の様子から第二夜予告@北茨城市2016.10.1-kenpokuart


投稿日:2016年10月01日   投稿者:観光いばらき特派員

こんにちは、観光いばらき編集部です!
茨城県北芸術祭では現代芸術作品の展示はもちろん、

関連イベントも続々と開催されています
そのひとつが満月の夜にだけ現れる幻想的な野外バー
題して『満月Bar』!

14362698_1095880493781916_4732188698755827631_o
北茨城市長浜海岸駐車場特設ステージに

著名なJAZZミュージシャンと美味しいフードを提供してくれるお店を招いて

開催されるフード&ライブイベントです
入場料3,000円の中にはフードチケット1,000円分が含まれるお得なイベントです♪

 

さらに購入特典として、この満月Barのチケットが

茨城県天心記念五浦美術館の入場券(1回限り)にもなる特典付!!

満月Barで美味しい料理と素敵な音楽を満喫して、

五浦美術館でチームラボの作品を鑑賞できる♪
超お得です!

 

flowers-bloom-in-an-infinite-universe-inside-a-teacup05

 

さて、そんな第一夜は9月17日にJAZZピアニストの山下洋輔さんを招いて開催されました

 

_41a6654

1940年代のビパップ全盛期のスタンダードナンバー

「チェニジアの夜」や「フライミートゥザムーン」
クラシックアレンジの「ラプソディーインブルー」といった面白い楽曲も
満月こそ雲に隠れて現れなかったものの、幻想的なステージと素敵なピアノ

 

_41a6618

バックには波音がリズムパーカッションのように流れ、とっても贅沢な時間を過ごせました
事実、来場者も大満足との声も多数

ちなみに、料理も充実!
1番人気のタコスをはじめ、チキン盛々のホットドッグや常陸秋そばを使ったそばクレープ
常陸牛の牛すじトマト煮込みやホットサンドなどなど

 

%e5%90%8d%e7%a7%b0%e6%9c%aa%e8%a8%ad%e5%ae%9a-1

都内の有名ケータリングや、地元の美味しい素材を贅沢に使ったワンプレートも登場
追加チケットを購入して、2品目、3品目を食べ歩く強者もいました♪

 

さて、そんな満月Bar…第二夜は10月16日(日曜)に開催!
チケット購入はフェイスブック、もしくは下記サイトからも可能です

 

(FB) https://www.facebook.com/ibarakiguide/

 

(WEB購入専用URL) http://www.shopmaker.jp/pro/list.cgi?user=nc008771

 

出演するのは16:30からDJ沖野修也、

18:00からは世界をまたにかけるJAZZヴォーカリストAKIKOが出演

14391001_1102245539812078_7730777955654315977_n
ムーディーなメロディーからスウィングまで幅広いジャンルで会場にいる観客の心をぎゅっとつかんでしまう彼女の歌声…ぜひライブで聴いてください♪

もちろん、近くの五浦美術館での展示もお忘れなく!!
チームラボの最新作から過去の作品まで、デジタルアートが会場中に並びます

 

what-a-loving-and-beautiful-world_03

 

===KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭===

テーマ:「海か山か、芸術か?」

会期:2016年9月17日(土)~11月20日(日)[65日間]」

開催市町:茨城県北地域6市町
日立市 高萩市 北茨城市 常陸太田市 常陸大宮市 大子町

KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭と秋のいばらき観光を楽しもう!いばらき県北エリア満喫ガイド

back to top

茨城県北芸術祭ブログ-ジョン・へリョン@大子町袋田の滝2016.9.27.-kenpokuart


投稿日:2016年09月27日   投稿者:観光いばらき特派員

こんばんは、観光いばらき編集部の根本です!

茨城県北芸術祭開幕からはや一週間が経ちましたが、

様々なところで芸術祭の話題を耳にしております。

本日も、牛久市内某所で

「県北芸術祭、行きたいなって気になってるんですよ♪」

という方に遭遇!

もちろん、オススメポイントを熱弁してまいりました。

そしてこのブログでも、オススメの情報を紹介したいと思います!

 

_41a6366

今日紹介する芸術祭展示会場は、ここ!

日本三名瀑に数えられる茨城の名所、袋田の滝です。

 

ここではどんな作品に出会えるのでしょうか?

駐車場から仲見世通りを歩いて、トンネル入り口へと到着。

どうやら作品は、トンネルの中に展示されているようです…

 

ちなみに、袋田の滝の観瀑台まで行くには、

「トンネル利用料」が必要です。大人300円、子ども150円です。

トンネル前の受付で料金を払い、進みましょう!

 

_41a6300

トンネルに入ると、天井で何か細長いものが赤く光っています!

奥へと続いているようですが…見上げながら私たちも進んでいきましょう。

_41a6305

さらに奥へ行くごとに、なんだか光の雰囲気が変わっていきます。

入り口側の光より、さらに明るさを増したような気がしました。

それに、赤だけじゃなくて青やピンクも混じっています!

 

_41a6321

 

観音様が祀られているところまで来ると、光はクライマックス!

まるで虹のように色を変えながら、ピカピカと光る姿は幻想的でありながら、

わくわく、ドキドキさせられる感覚。

とってもキレイで、思わずしばらく立ち止まってじいっと見てしまいました。

 

_41a6332

実はわたし、開幕当日にこちらへ見に行ったのですが、

なんと!制作したアーティストのジョン・へリョンさんにお会いしました!!

開幕当日の朝まで制作・調整を行っていたそうです。

アクリルユニットの中には、2列のLEDラインが組み込まれているつくりなのだとか。

 

袋田の滝の水流、そこから続く川と久慈川の流れを表現したというこちらの作品。

ですが、その中には、ジョン・へリョンさんが

実際に大子に滞在して感じた地域のイメージも込められているようです。

 

「制作に入る前に、個人的に大子へ滞在しに来ました。

地域の方と関わる中で、

皆さんがこの滝を大変誇りに思っているのが良く分かりました。

茨城に行くならここがオススメだよ、と話してくれたり、

綺麗で素晴らしい、ということをよく説明してくれたり。

そんな皆さんの誇りも、この作品で表現したかった。

それから、実際に私がここへはじめて来た時の感動も込めています。

トンネルを通っている間のワクワク感。胸がはち切れそうな期待感。

その後に現れた滝の姿に、

最初は、滝を真正面から見られなかったくらい感動しました!」

(通訳:東京スタデオ 李さん)

 

そんな、ご自身が滝をはじめて見たときの感動も、

ライトの光や流れで表現したそうです。

赤はエネルギーを、変化する色は滝の四季を。

 

それを伺ってから改めて作品を見てみると、

入り口の場所よりも、滝側の光の方が点滅のスピードが速いことに気が付きました。

もしかして、滝に近づくほどに鼓動が早くなっているからでしょうか?

そんな風に、色々想像をめぐらせてみるのも楽しみ方のひとつです!

 

_41a6397

他にも、大子町内では多数の展示を見ることができます。

旧上岡小学校にも行ってきました!

_41a6434

この謎の球体?も、旧上岡小学校内で見られる展示物。

一体これは何なのか?ぜひ、自分の眼で確かめてみて下さい♪

 

 

===KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭===

テーマ:「海か、山か、芸術か?」

会期:2016年9月17日(土)~11月20日(日)[65日間]」

開催市町:茨城県北地域6市町
日立市 高萩市 北茨城市 常陸太田市 常陸大宮市 大子町

 

back to top

茨城県北芸術祭ブログ-KENPOKU ARTをよりたのしむポイント・南條総合ディレクターの言葉より 2016.9.23.-kenpokuart


投稿日:2016年09月23日   投稿者:観光いばらき特派員

こんにちは、観光いばらき編集部です!

茨城県北芸術祭の開幕から、1週間が経とうとしていますが

皆さんはすでに会場へ行かれたでしょうか?

私は、だいたい約半分くらいの会場へ足を運んできました!

海側、山側、どの会場でも個性的な現代アートに出会うことができ、

訪れるたびに新鮮な驚きや感動を覚えています。

007

各会場でサポーターや見にいらした方にお話を聞いてみると

だいたいどの会場でも耳にするのが「なんだか難しい」という言葉。

確かに、今回の県北芸術祭の作品は、

テクノロジーを駆使した最先端の「メディアアート」や、

微生物や遺伝子など、科学の分野からアプローチする「バイオアート」

または「インスタレーション」といった、

私たちが普段、あまり触れることのない言葉や手法で表現されているものがあります。

今回のブログでは、県北芸術祭総合ディレクターの南條さんに、

以前伺った内容を交えながら、ポイントを少し説明してみたいと思います!

%e3%83%80%e3%82%a4%e3%82%b8%e3%82%a7%e3%82%b9%e3%83%88a

 

【インスタレーションとは・・・】

「空間芸術」とも呼ばれる、アートの手法のひとつです。

絵画や、彫刻といった、「どこに置いても完成されている」芸術作品に対して、

設置している場所、室内や空間そのものまでを作品に含めているもの。

つまり、インスタレーションは「ここでしか成立しない」アート!

森山茜さんによるインスタレーション@御岩神社

南條さんが以前、観光いばらき編集部のインタビューに答えてくれた中に、

今芸術祭の中で「インスタレーション」形式のアートが占める重要性について

伺える言葉がありました。

「茨城県北地域では、世界的にも注目されたインスタレーション

“アンブレラ・プロジェクト”がかつて開催されました。

実際に県北エリアに足を運んで、地域の方に芸術祭の話をした際

“クリスト(※)みたいなことをするの?”とよく言われたんですね。

びっくりするくらい、多くの方に言われました。

あれだけのものを期待されるのは…その期待に応えられるかとても恐縮なんですが、

クリストのプロジェクトは、今もなお県北地域の皆さんの記憶に根強く残っている。

アートが、生活や文化に大きな影響を与えられるものであるということです」

(南條さん)

_mg_1250

県北芸術祭企画発表会にて、南條さん

 

※クリスト・・・クリスト&ジャンヌ・クロード

1991年に、常陸太田市と日立市にまたがるエリアでアンブレラ・プロジェクトを展開。

巨大な青の傘が山あい、田畑にたくさん開かれた光景は、

当時とても大きな話題になりました。

確かに、アンブレラ展は私の記憶にもしっかりと残っています!

常陸太田市内では、ときたまアンブレラ展の写真が飾ってあるところを見かけたり、

道の駅さとみは、建物の形がアンブレラにちなんでいるなど

展覧会から25年経った今、形が残っていなくとも、

地域の中にしっかりと根を張っていることを実感できます。

 

 

「茨城県北芸術祭では、県北地域の場所や風土を活かした、

“ここでしか出会えない”インスタレーション形式も多く展示します。

自然と対話するようなアート。

または、地域の人々とのコミュニケーションを通して生み出されるアートもあります。

アートを通じて、県北地域が潜在的に持っている魅力を可視化したい」

(南條さん)

常陸多賀駅前商店街をオレンジ色のニットで侵略する力石咲さんの手法もインスタレーションと言えます

県北地域の自然や環境、文化を取り入れて、

作品づくりに活かしたアートもたくさんあります!

県北地域って面白い。

県北芸術祭に来て、そう思ってもらえたら嬉しいですね!

【メディアアートとは・・・】

CGやプログラミング、電子センサーなど、コンピュータや最先端技術を活用したアートを

主にメディアアートと言うそうです。

「旧美和中学校」で展示している落合陽一さんや

「茨城県天心記念五浦美術館」で展示しているチーム・ラボの作品は

まさに代表的なメディアアート。

実際にはそこにないのに、まるで自分の手が本当に触れたかのように変化する映像。

魔法のような不思議な光景を、最先端の科学技術で実現することもできるんです!

_41a7366

_41a6095

【バイオアートとは・・・】

バイオテクノロジーを活用したアート。遺伝子組み換え技術や、細胞培養などなど、

生命科学を駆使して生み出された芸術作品です。

例えば、「旧常陸太田市自然休養村管理センター」では、

昔から醤油や納豆、日本酒といった発酵食品が作られている土地柄を活かし、

微生物のはたらきに着目したアートが展示されています。

納豆をベースに作った樹脂を使って3Dプリントしたヴァイド・インフラ。

納豆から樹脂を作ることができるとは驚きですね!?

_mg_8065

また、テーマソングになっている、やくしまるえつこさんの「わたしは人類」も

バイオアートの分野です。

遺伝子組み換え技術を音楽に使うだなんて、考えたこともありませんよね。

「こんなことも出来るんだ!」という、斬新な手法に驚きました。

アートを目の前にして、「これがどんなものを表しているのかさっぱり分からない」という方も

いらっしゃると思います。

先日ブログで公開した、海側のラジコンポートで展示している

ピーター・フェルメーシュさんのアートを見て、

そう思われた方も多数いらっしゃるのではないでしょうか。

_41a6275

この作品はどんなことを表現しているのだろう?

どんな意図をもって制作されたのだろう?

このアートはどうやって作られたのだろう?

・・・そんな様々な疑問を私たちに投げかけてくれるのが、

現代アートの意義のひとつなのかもしれません。

県北芸術祭に足を運んで、

友人や家族と一緒に展示について語り合って頂きたいなと思います♪

もちろん、難しいことを考えなくとも楽しめるはずです♪

多種多様な作品に出会える茨城県北芸術祭!

ぜひ、アートと一体になった県北地域を楽しんでください!

===KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭===

テーマ:「海か、山か、芸術か?」

会期:2016年9月17日(土)~11月20日(日)[65日間]」

開催市町:茨城県北地域6市町
日立市 高萩市 北茨城市 常陸太田市 常陸大宮市 大子町

back to top

茨城県北芸術祭ブログ-aki inomata@日立市うのしまヴィラ2016.9.22.-kenpokuart


投稿日:2016年09月22日   投稿者:観光いばらき特派員

こんにちは観光いばらき編集部です

茨城県北芸術祭前から突撃取材を慣行してきた当編集部

実は、取材していたのに、まだ展示をここに掲載できていないところも

というわけで、急ぎ足で行ってきました!

うのしまヴィラ!

はやる気持ちを抑えて展示会場であるうのしまヴィラゆずりはへ

展示時間は 10:00~16:00 です

展示場は正面からではなく、右手の勝手口から入ります

一歩展示場内に入るとそこはちょっと薄暗く、スッと立ち上がる展示台が9本

中央のヤドカリの水槽を囲むように8つの展示台には

aki inomataさんの作品がひとつずつ展示されています

001

9つのaki inomataさんの作品を並べてみるとこんな感じ♪

これが本当にジュエリーのように美しく配されています!

_41a6923

ポイントはなんといっても、水槽越しに見える鵜の岬の海

海で生きるヤドカリがその近くで3Dプリンタで作られたアーティファクトな貝殻を背負う

一体感のある展示に引き込まれます

 

aki inomataさんの作品には各国の象徴的な建築物が組み込まれ

かつ、国の名前がつけられています

集合写真左上から

 

中国/北京/天壇

モロッコ/ワルザザード/アイット=ベン=ハドゥの集落

タイ/バンコク

フランス/オンフルール

日本/東京

エクアドル共和国/グアヤキル/サンタ・アナの丘

アメリカ合衆国/ニューヨーク

ドイツ/ベルリン/ライヒスターク(国会議事堂)

オランダ/ザーンダム/ザーンセ・スカンス村

 

の9つの都市が築かれています

 

aki inomataさんの展示場には…

「ヤドカリはその成長にともない、より大きな貝殻へと引っ越します。そして時には、力の強い別のヤドカリによって殻の交換を強いられることもあります。AKI INOMATAは、2009年の在日仏大使館での展示会をきっかけに、自ら制作した殻へ、ヤドカリに引っ越ししてもらうプロジェクトをはじめました。ヤドカリが背負っていた貝殻をCTスキャンし、そのデータを元に3Dプリンタで出力した人工の殻の上部には、ニューヨークのマンハッタンなど、世界各地の都市を模した形があしらわれています。殻から殻へと引っ越すことで、その見た目を大きく変えてしまうヤドカリを通して、作家は『わたしたち自身のアイデンティティが何処にあるのか?』を問いかけています。」

という紹介が!

 

人間が作るボーダー(国境)をヤドカリを通して越えていく

そんな作品なのかもしれませんn

 

_41a0505

ちなみにそんなAKI INOMATAさん

9月25日は会場へヤドカリの調子を見に訪れるとのこと

先日、毎週金曜日10:25分ごろからテレビ朝日で放送されている

磯山さやかの旬感いばらきにも出演予定!

放送は10月7日(金)の予定だとか!?

ぜひ、テレビでもチェックしてください!!

 

_41a5614

うのしまヴィラ

0294-42-4404

日立市東滑川町5-10-1

10:00~16:00

火曜&水曜休館

 

開会前の準備の様子が分かるブログはこちらから

茨城県北芸術祭ブログ-aki inomata@日立市うのしまヴィラ.ゆずりはhouse

2016.Summer.-kenpokuart

 

===KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭===

http://kenpoku-art.jp/テーマ:「海か、山か、芸術か?」

会期:2016年9月17日(土)~11月20日(日)[65日間]」

開催市町:茨城県北地域6市町
日立市 高萩市 北茨城市 常陸太田市 常陸大宮市 大子町

いばらき夢ガイドおすすめモデルコース情報

観光マイスターS級おすすめツアー【KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭】編

====================

back to top

茨城県北芸術祭ブログ-ピーター・フェルメーシュwithキュレトリアルアシスタント緑川雄太郎@北茨城市ラジコンポート2016.9.21.-kenpokuart


投稿日:2016年09月21日   投稿者:観光いばらき特派員

こんにちは観光いばらき編集部です

きょうも茨城県北では日本最大級の現代芸術の祭典

茨城県北芸術祭が9月17日から11月20日の65日間に渡って開催中です

台風一過で屋外インスタレーションのいくつかが展示を見合わせています

展示に関する最新情報は公式ホームページの

インフォメーションをチェックしてください

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

https://kenpoku-art.jp/info/

 

さて、この茨城県北芸術祭の見どころはなんといっても大規模屋外インスタレーション

特に海外の大御所現代芸術作家が作り出すインスタレーションは必見です

その場の自然環境、その土地の歴史や背景など

その場所にあってはじめて成立する芸術作品がインスタレーションならば

北茨城市と高萩市の境にあるラジコンポートのこの作品は

まさに大型インスタレーションです

_41a6283

自然の風景は常に湾曲した曲線の組合せで構成されています

直線と思われがちな水平線でさえ、その稜線は僅かに歪んでいるのです

そんな曲線で構成された自然界の中に突如として現れる直線

これはまさに違和感そのもの!

 

しかし、現代芸術とは歴史上存在してきた美術が本当に美しいのか?

そして、美しいものは他にもあるのではないか?

そんな模索の中、誕生したアートです

そう考えるなら、この違和感…凄くアートじゃないですか!?

 

ラジコンポートの広い空間を使ったこのインスタレーションは、

鉄と木材と工業用ペイントで作られています

広大な土地と緑の前に、清廉なアートが置かれることで、

その当たり前の風景が異空間に変貌

 

ショッキングイエローという自然界にはないが、風景と決別しない色を選択しているのも

重要なポイントかもしれません

 

もちろん、そのスケールたるや圧倒的!

実際に人が立つとその大きさが分かります

_41a6294

参加しているアーティストの中には、

「県北芸術祭には、厳しい審査で選ばれた作家しか参加できなかった。その作品を見るときは、ぜひ作家のパワーを感じて欲しい。例えばそれば膨大な時間をかけて作られた作品だったり、圧倒的な大きさだったり、または創造も付かないような発想力で生まれた作品だったりする。その他を凌駕するパワーを感じて欲しい・・・」

というコメントしてくれた作家のことを思い出す作品です

 

展示場で、この作品を手がけたピーター・フェルメーシュ氏をエスコートした

キュレトリアルアシスタントの緑川雄太郎さんに会うことができたのでお話をお聞きしました

_41a6291

「ピーターはこの作品を作るに当たり、このラジコンポートをひとめで気に入り制作にあたりました。森の中にフッと開けた空間はピーターが求める世界観と一致したのかもしれません。また、ピーターは作品を製作するに当たり、よくメタフィジカルというキーワードを使っていました。それは『形而上学』…感覚や経験を越えた世界感と、現社会的な肉体を表すフィジカルを合わせた造語です。まるで、あるのにないような、ないのにあるような…。まさに違和感であったり、不自然な感覚。それをこの作品で表しているのかもしれません。ちなみに、僕はこの作品をこの芸術祭の『ラスボス』と呼んでいます。実際にこの場所はとっても道が分かり辛いし、作品も難解な部分がありますからね!でも、この作品…じっと立ち止まって10分間ほど眺めてください。平行感が失われるような不思議な感覚にさいなまれるはずです。それがピーターが言っているメタフィジカルな世界感なのかもしれません。」

 

と話してくれました!!

ちなみに、そんな緑川さんが教えてくれたこの作品のベストビューポイントはココ!

_41a6287

このフェルト地のようなポイントがおすすめビュースポットです!

そんな緑川さんはもうちょっと左側の作品中央近くが個人的には好きらしいです♪

 

===KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭===

テーマ:「海か、山か、芸術か?」

会期:2016年9月17日(土)~11月20日(日)[65日間]」

開催市町:茨城県北地域6市町
日立市 高萩市 北茨城市 常陸太田市 常陸大宮市 大子町

====================

 

 

back to top