茨城県北芸術祭ブログ-柚木恵介@北茨城市立旧富士ヶ丘小学校3階音楽室2016.9.12.-kenpokuart


投稿日:2016年09月12日   投稿者:観光いばらき特派員

こんにちは観光いばらき編集部です!!
きょうは北茨城へ取材にお出かけ♪
というわけで、ちょっと寄り道気分で旧富士ヶ丘小学校へ立ち寄ってみました
すると、「物々交換プロジェクト at KENPOKU」で話題のアーティスト

柚木恵介さんが展示会場を絶賛制作中でした

 

というわけで、今回はそんな柚木恵介さんに突撃取材

 

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2016年7月17日からはじまり、

37日間436人との長期に渡るプロジェクト

長期に渡ったこの展示についてうかがってきました

 

彼のアートの「魅力」は「目的」とイコール

物々交換を通したコミュニケーションを形にすること
物々交換の仲介役である柚木さんにとってみれば、

市長や企業の社長も子供も皆横一線
皆が同じ土俵の中で物々交換という手段を使って彼とつながり、

彼の作品の糧になっていきます

前述した通り、柚木さんが茨城県北芸術祭のための

物々交換プロジェクトを始動させたのは7月17日のこと
場所はココ富士ヶ丘からでした
そこから37日間をかけ、

 北茨城 → 高萩 → 日立 → 常陸太田 → 常陸大宮 → 大子

と県北6市町を訪ね歩き、なんと436人もの人と物々交換を果たしました

そんな436人分のポラロイドが音楽室にずらっと展示されます

 

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多いときには1日20人以上の人と物々交換をした日もあったとか…

そんな柚木さんに一番想い出深かった物々交換の話を聞くと
 ・
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 ・
高萩の海岸で出会った二組の高校生カップルの話に♪

 

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なんでも、物々交換をしたカップルの男子高校生に恋愛相談をされたのだとか!?
なんとも淡い青春の物々交換
写真からでは、ちょっと想像もつかないバックボーンが物々交換をした写真の

裏側にたくさんつまっているのを感じました

 

また、北茨城市の二ツ島でライフセイバーをしていた男女のスタッフさん
柚木さんの憶測では女性が男性に淡い恋心を抱いているのでは…???
そんなトークも聴けたりする面白い作品です!

会場に柚木さんがいるときはそんな写真の裏側のストーリーも聞けるかもしれません

会場には2台のプロジェクターで海側での交換会、

山側の交換会のビデオが流される予定

 

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中央には物々交換をともに過ごした屋台が置かれる予定です♪

 

廊下には2009年からはじまった柚木さんの物々交換の歴史が展示されます

 

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2009年、特製ミチクサゴヤてぬぐいからはじまり、正露丸、お医者さんセットを経て、

途中携帯電話に替わり、海を越えてタイでも繰り広げられた物々交換
日本に戻ってチュッパチャプスやボールペンなどなど、

いろいろなものへと替わっていった変遷を楽しむこともできます

 

ちなみに、柚木さんの過去の作品には交換したナンバーと交換したものが

サインペンでしっかりと書かれています
でも、今回の県北芸術祭での物々交換で追加されたポラロイド写真には

何も記載されていません

 

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これは写真を良く見て欲しいから…
物々交換のアーカイブを作るという柚木さんの作品の特性上、

どうしても説明が多くなりがち
でも、ここであえて説明を減らすことで、

写真一枚一枚をしっかり見てもらい、

その裏側にあるいろんなことに想像を膨らませて欲しいとのこと

 

そんな柚木さん、茨城を巡ってみて感じたことは自然豊かで、

名所も意外と多いんだと素直に思ったとのこと
また、人見知りだけど、

1回仲良くなるとどっぷり仲良くなるのも茨城の県民性と語ってくれました
事実、常陸太田市里見地区で物々交換したおじさんに気に入られ、

集会場で地元の人たちと朝まで飲み明かしたこともあるのだとか♪

 

ちなみに、途中、物々交換に参加してくれた人にサポートを依頼

実際に水戸市から駆け付けてくれたサポーターさんがこの日は柚木さんの展示の

お手伝いをしていました♪

 

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そんな柚木さん!!
県北芸術祭開催期間中も物々交換を、ここ旧富士ヶ丘小学校で実施してくれる予定だそう!
現在の予定では、下記日程で柚木さんは会場にいるとのこと

 

 10月08・09日
 10月29・30日
 11月3・4・5・6日

※11月はまだ未確定

 

詳細は柚木さんのツイッター( https://twitter.com/yunokikeisuke )でも告知予定!
ぜひ、こちらのチェックもお見逃しなく!!
絶対に本人に会って展示を見た方が面白いですよ♪

 

ちなみに、現在最後の物々交換は、同じく旧富士ヶ丘小学校で展示をするインド人作家

ミトゥ・センさんと交換したビンディー

 

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インドの女性が眉間の上に貼るアレです♪

 

ちなみに、なんできょう北茨城に行っていたかと言うと五浦観光ホテルさんに行ってました

海が見える海鮮レストラン椿さんのランチを取材に♪

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六角堂から歩いて1分、天心美術館から10分程度の距離にあるレストランです

写真は刺身定食(上)で2,400円

地元市場から仕入れる新鮮な魚を職人がここで捌いてくれます

だから白身はコリコリとした活きの良い食感

そして、海老もプリプリです♪

個人的におすすめなのは、料理もですが日帰り入浴

食事をすると入浴料が200円引きになるのも嬉しいサービスです

源泉かけ流しの素敵なお風呂はとっても魅力的

ぜひ、お腹も満たし、心身ともに癒されください♪

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五浦観光ホテル

海の見える海鮮レストラン椿

0293-46-1111

茨城県北茨城市大津町722

11:00~14:30LO / 17:30~20:00LO

無休

※ただしホテル休館の時は店休

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茨城県北芸術祭ブログ-塩谷良太@道の駅常陸大宮2016.9.12.-kenpokuart


投稿日:2016年09月12日   投稿者:観光いばらき特派員

こんにちは、観光いばらき編集部です。

本日は、常陸大宮~山側方面への外出だったので、

道中、県北芸術祭の会場を見てまいりました!

先日のブログでは、日立市の常陸多賀駅前商店街の様子をお届けしましたが、

こちら、山側はどのような様子なのでしょうか。

 

立ち寄ったのは、常陸大宮市の「道の駅 ひたちおおみや~かわプラザ~」。

観光いばらき・道の駅特集でもレポートした、この春にオープンしたばかりのスポットです♪

_mg_4204ここはその名の通り、川の近くにあるのが特徴。

建物を通り抜ければ、すぐ裏手に久慈川が見えます。

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そんな、素敵なロケーションを望めるかわプラザのデッキに

こんな作品が登場していました!

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様々な色や形をした、大きな石…のようなオブジェが設置されています。

こちらは、塩谷良太さんの作品です!

塩谷さんは、本県のつくば市を拠点に活動していらっしゃいます。

造形アーティスト活動だけでなく、陶芸教室も主宰しているそうです。

かわプラザに、昨日11日から設置に入っていたとのこと♪

 

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オブジェの配置・固定は本日でほぼ完了したそうです!

どういった作品なのか、塩谷さんにお話を伺うことができました。

 

「これは、”水に寄り添う人”をテーマにして制作しました。

水の流れや川床をイメージして作った陶器のオブジェです」

まさに、この場所にぴったりな作品!

ひとつひとつ焼き上げた大小の陶器、というのも面白いです。

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かわプラザに立ち寄った、地元のおかあさんたちも塩谷さんの作品に興味津々!

「青色がキレイ」「庭に置いたらステキねえ~」という声も♪

 

実はこのオブジェは、芸術祭期間だけでなく、ここにずっと設置されることが決まっているとのこと。

色褪せや、形が変わってしまったりしないのかな?

と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

「動かないようにしっかり固定しました。それから、コバルトの顔料を使っているので

鮮やかな色も褪せないと思います」

と、塩谷さん。

今日はあいにくの曇天でしたが、晴天の陽の光の下で見れば、

キラキラと光って、いっそう美しい姿を見せてくれるそうです♪

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さらに面白いのが、このオブジェは自由に触れてOK!

ぜひ、皆さんも眺めるだけではなくて、実際に手で触れてみてください。

自分も、作品と、そして水の流れと一体になったような

気分になれるかもしれません。

 

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かわプラザの建物内、フードコートから川の方へ出たときに、

正面に見てもらえることを意識しているそうです。

オブジェの高さが水面と同じくらいに見えるようになっているのもポイント。

 

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ぜひ、お子さんや家族みんなで、塩谷さんの作品に見て触れて、

アートを体感してくださいね!

 

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海外から帰国したばかりでの制作活動とのことでしたが、

忙しいさなか取材にご協力下さった塩谷さん。

ありがとうございました!

 

ちなみに、道の駅かわプラザに来たら、

ぜひ美味しいお食事も堪能していってください♪

_mg_4194レストラン「常陸亭」で食べられる、

地野菜をふんだんに使った、チキンソテーのトマトソース!これオススメです!

道の駅敷地内の農園で収穫した野菜も使用しています。

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これからの季節は、常陸秋そばもぜひオススメ!打ち立ての手打ちを味わって下さい。

 

道の駅常陸大宮~かわプラザ~については、

観光いばらきで詳しく紹介しています!

http://www.ibarakiguide.jp/seasons/michinoeki.html

 

 

 

 

 

 

 

 

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茨城県北芸術祭ブログ-東京藝術大学@常陸大子駅前商店街 2016.9.12.-kenpokuart


投稿日:2016年09月12日   投稿者:観光いばらき特派員

こんにちは!観光いばらき編集部です。

怒涛のKENPOKU ARTレポートが続いておりますが、今回は大子町編をお届けいたします!

茨城県の地図でいうと、左上の端に位置するのが大子町。

日本三名瀑に数えられる「袋田の滝」

朝の連続ドラマ小説「おひさま」のロケ地として使われたり、人気アニメ

ガールズ&パンツァー劇場版にも登場した「旧上岡小学校」などの名所を有し、さらには

奥久慈しゃも、奥久慈卵、りんご、奥久慈茶にお米といったグルメの宝庫でもあります!

そんな大子町には、大きくわけて7ヶ所の展示会場が置かれました。

その中でも、今日私が行ってきたのは「常陸大子駅前商店街」です!

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JR水郡線・常陸大子駅を降りて正面の通りを歩いていくと、

昔ながらの商店が軒を連ねています。

ぐるりと歩くと、だいたい1キロくらいではないでしょうか。

そんなコンパクトな距離感の中に、9箇所もの展示会場が点在しています。

 

その中のひとつが、ここdaigo cafe!

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かつて、この地域の名家が有していた古い宅を改装したcafeは、

センスの良い雰囲気と、大子の素材をふんだんに味わえるメニューがとても人気。

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スウィートポテト生地の中に、大子名産のりんごを包み込んだ

「夢見るりんご」は、このお店の大人気スイーツ♪

 

そんなdaigo cafeは、県北芸術祭参加アーティストやスタッフさんも御用達・・・とか!?

実際、わたしもここに滞在している間に、参加アーティストさんに出会うことができました♪

 

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東京藝術大学油画研究室メンバーの、瀬川祐美子さんです!

作品の制作だけでなく、

自分の足で商店街を駆けめぐり、展示場所との交渉も行っています。

東京藝術大学メンバーと、タイのシラパコーン大学からのメンバーが連携して参加しています。

大子町に滞在して制作した絵画を、商店街のいくつかの場所に展示するのだとか。

もちろん、daigo cafeにも置かれます♪

 

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さらに、daigo cafeにはステンドグラスのオブジェも置かれる予定とか。

店内のどこに置かれるかは、足を運んでみてのお楽しみです!

絵画もオブジェも、大子から着想を得て作られるそう。どんなものが完成するのか、気になりますね!

 

daigo cafeからすぐ近くの場所には、7グループもの作家が展示を行う

「麗潤館」があります。

実は大子は、漆の名産地。

日本漆の植栽や保護をテーマに据えているNPO法人の拠点です。

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この建物はかつて病院だったのだとか。

 

麗潤館から駅の方へ向かって歩いていくと、商店街のシンボルのひとつでもある

「大子町文化福祉会館まいん」が。

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ここでは、藝大メンバーの展示が行われます。

大子の観光案内情報もここでGET!

 

秋の大子にきたならば、ぜひとも「りんご狩り」もお楽しみください!

観光いばらきでは、果物狩り情報もご案内しています♪

県北芸術祭の周遊と一緒に、オススメです!

http://www.ibarakiguide.jp/seasons/recommend/fruits.html

 

 

 

 

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茨城県北芸術祭ブログ-力石咲@常陸多賀駅前商店街2016.9.9.-kenpokuart


投稿日:2016年09月09日   投稿者:観光いばらき特派員

こんにちは観光いばらき編集部です!

茨城県内を北へ南へ、東へ西へ!縦横無尽に飛び回っているわたしたち♪

突然であったものに関心を示さずにいられません!

きょうは常陸多賀商店街のある店舗に取材だったのですが、

県北といえばいま話題の茨城県北芸術祭

常陸多賀駅前はそんな茨城県北芸術祭の展示会場としても選ばれています

メイン通りを歩いていると、2016年9月17日の開幕に合わせ

準備に励むアーティストさんがいらっしゃったので突撃でお話しを聞いてきました♪

 

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ハイパーニットクリエイターの彼女

自らを紹介するに当たりこんな発言をしています!

『街中に編み物を仕掛ける。それが世の中とコミュニケーションするわたしの方法だ。 編み物との出会いは2004年の作品《ManGlobe》である。人は毛糸や編み物に対し、どんなイメージを抱くだろうか。多くの人は、温かく柔らかで、やさしいというイメージをも っているだろう。わたしもそうだ。よって、世界とのコミュニケーションをコンセプトに制作した《ManGlobe》を編み物で形成したのはごく自然なことだった。この作品で、一本の 糸が面となって無限に広がっていく不思議さ、ものに覆いかぶさった時に中身の形状に従順 に形を変える可変性、無機的なものを有機的に変換してしまう柔和性という編み物の性質に 惹かれ、可能性を探りながら創作活動を開始する。 -中略-  2015年《ニット・インベーダー in 水都》はその最たるものだ。今、わたしの興味は人と 街とのより密接なコミュニケーションの形成にある。街を広範囲に渡ってインベージョンす ることで、地元の人をいつもと違った街へと誘う。そこでは本来ある街の魅力を発見したり、住んでいる街の新たな側面を発見したり、知らない人同士が交流しあうだろう。日々公 開で行われるニットインベージョンを通してわたしも街を知ることができるし、地元の人と ダイレクトに交流ができる。彼らを巻き込んで一緒に行うインベージョン作業はこのプロジ ェクトの真髄である。わたしにとって編み物はコミュニケーションメディアである。一本の糸が編まれて面とな りどんどん広がっていくように、私と対象物から始まったコミュニケーションが、対象物と 鑑賞者、鑑賞者と鑑賞者へと多角的に広がっていくことを願う。人間と土地、空想と現実、 さまざまな関係性やその背景に着目しながら編み物で包んでゆく作業は、世界をゆるやかに 繋いでゆく作業であり、壮大なインスタレーションの一端である。』

- 引用下 : http://www.muknit.com/ -

 

そんな彼女がこの芸術祭で計画するのが常陸多賀をオレンジ色の毛糸で侵食!

オレンジを選んだ理由は、創作活動を始める前に

地元の人にヒアリングを実施した結果だと言います

日立製作所野球部のイメージカラーでもあり、日立市の名の由来にもなった日の出の色、

また以前から多賀駅周辺では柿の樹が多く茂っていたいたこともあり

オレンジを選んだのだとか

 

この日は常陸多賀駅から国道6号線へと続く幹線道路で作業中でした

9月8日からはじまった彼女の作業は19日までほぼ毎日続くと言います

昨日は常陸多賀駅の待合室をニットで侵食しました

 

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ベンチや時刻表、フリーペーパーラックもニットがインベージョン(侵入)!

特に力石さんが力をいれたいと語っていたのは

常陸多賀駅ロータリーのアーケードの支柱

駅降りた瞬間にグッと人々をひきつける作品に仕上げたいと熱意を教えてくれました♪

ちなみに、彼女の作業は全てが手作業

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10cmほど編み込むのに約5分くらいを擁するそう

今回は大きなものをマルッと編み込むのではなく、数十cmの帯状のものを

商店街の至る所に配し、空間をジャックしようと計画中

常陸多賀駅を降りた瞬間からワクワクがはじまること間違いなしの予感です♪

 

ちなみに、そんな力石さん!

商店街の一角にある建物も重点的にニットで浸食したいと言います!

それがシェアオフィスかどや!

 

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現在は美味しいパン屋さんとカフェが入っています♪

力石さんの作品を観たら、ぜひここにも立ち寄ってください!

森のパン工房で昔ながらの手作りパンをイートインしながら

県北芸術祭を楽しむのがおすすめです

 

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森のパン工房

0294-51-4680

日立市千石町1-11-21

7:00~17:30

日曜定休

※10月までは19:00まで営業火曜定休です

 

ちなみに、そんな力石咲さんのワークっショップが県北芸術祭期間中開催されます

9月18日(日) 16:00~17:00

10月9日(日) 15:00~16:00

11月5日(土) 15:00~16:00

会場は常陸多賀旧銀行前(日立市千石町1-4-18)

各回先着10名程度

参加費は無料です

力石さんの作品製作に参加できるワークっショップです♪

興味のある方はぜひこちらにも参加してみてください!!

 

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国指定重要文化財!日本初の本格的ワイン醸造場シャトーカミヤ


投稿日:2016年08月30日   投稿者:観光いばらき特派員

こんにちは、観光いばらき編集部です。

今回、このブログでご紹介するのは「牛久市」にある施設です!

皆さん、牛久市といえば何を思い浮かべますか?

日本一の大きさを誇る牛久大仏!

かっぱ伝説が残る牛久沼!

そして・・・シャトーカミヤです♪

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シャトーカミヤというと、「ワイン」を思い浮かべられる方も多いと思います。

そう、ここは明治36年に神谷傳兵衛(かみやでんべえ)によって創設された

日本初の本格的ワイン醸造施設です!

国指定重要文化財でもあり、そのたたずまいもとっても素敵なんです。

ですが、残念なことに東日本大震災により損傷を受け、

入って正面の「本館(旧事務室)」と、その奥「神谷傳兵衛記念館(旧醗酵室)」、

そして「レストラン キャノン(旧貯蔵庫)」の三棟は、

長らくの間災害復旧工事が行われていました。

レストラン キャノンは2014年に営業再開。

そして、全ての工事が今年ついに完了し、

三棟ともに復旧した姿を見ることができるようになりました!

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今回、復旧後の施設をシャトーカミヤの木村さんに案内して頂きました。

 

さて、シャトーカミヤを興した神谷傳兵衛さんは、元々は愛知県の出身。

東京・浅草の「神谷バー」をはじめた人物としても知られていますね。

そんな神谷さんが、どうしてここ牛久にシャトーを建てたのでしょうか。

 

シャトーカミヤの成り立ちや歴史、そして神谷さんの足跡については、

この7月から営業再開された「神谷傳兵衛記念館」で紹介されています。

 

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1階の貯蔵庫には、実際にワイン製造に使われていた樽がずらり!!

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約100年も前のものだそう。

当時、こういった巨大なワイン樽を作る技術はまだ日本にはありませんでしたから、

フランスに足を運んで樽を作る技術も学んできたわけです。

 

二階には、様々な資料が展示されています。

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この写真は1911年ごろの、シャトーカミヤとその周辺の様子です。

本館の周りに、ぶどう畑が広がっていますね。

牛久駅からここシャトーカミヤまでトロッコのレールが敷かれ、

ワインが運ばれていったそうです。

「初代神谷傳兵衛がここにシャトーを建てるに至ったのは、

牛久の気候がフランス・ボルドーの気候に似ていたから、と言われています。

神谷傳兵衛の養子・傳蔵がフランスまで足を運び、

ワイン作りの技術を学びながら色々な調査をしてきた結果、

ここだったらぶどうの育成がうまくいくだろうと

選ばれた最適地が牛久だったのです」

と、木村さん。その結果が成功だったことは、上の写真を見れば分かりますね。

 

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傳蔵がフランス研修で得てきた醸造用具や貴重なサンプルなども保管されています。

今のように、環境が揃っていたわけではない中での留学生活は

どれほど大変だったことでしょうか。

そんな中で傳蔵が得てきた知識や技術が、

シャトーカミヤのワイン製造の礎を築いたのです。

 

記念館地下は、ワインの貯蔵庫になっています。

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「この貯蔵庫にある樽の中には、実際にワインが入っていたんですよ」

えっ!そうなんですか!?と驚きました。

シャトーカミヤでは、今でも敷地内で栽培したぶどうを使ってワインを作っています。

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園内でも、栽培されているぶどうを見ることができました♪

シャトーカミヤで作られたこの”メイドイン牛久”のワインは、

シャトーカミヤを出て目の前の駐車場横にある

ワインショップで購入することができるとのこと!

残念ながら今は売り切れですが、

また10月下旬のヌーヴォーの時期になれば入荷されるそうです。

 

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そして今回、特別に「本館」の中も見せてもらえることに!

通常は開放されていない本館内の様子を、皆さんにも写真でご覧頂きたいと思います。

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外観だけでなく、内観にも感動!

二階の大広間(上写真右下)や、来賓の応接間(上写真右上)などなど、

内部の各部屋すみずみ、細部に至るまで、

ため息の出るような素敵な雰囲気です。

ちなみに、大広間には明治時代、実際に

この場所で撮影された写真が飾ってありました。

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写真をよく見てみると、広間に飾ってある額装や絵が同じ!

さらにもうひとつすごいことが・・・。

この写真の中には、かの偉人・板垣退助の姿がありました。

他にも明治時代の重要人物が、ここシャトーカミヤを訪れていた記録があるとか。

 

そしてこの本館には、さらなる驚きが待ち受けていました。

本館を正面から見たときに、アーチの右側・1階にあたる場所へ。

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「どうぞ」と木村さんに案内されて入った部屋は・・・

なんと!和室です!

なるほど、と感動してしまいました。

※シャトーカミヤ本館は通常、一般公開されておりませんが、

今回、内部を特別に案内していただきました。

 

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さて、シャトーカミヤに来たなら、せっかくですのでランチもどうぞ。

国の重要文化財指定を受けている、かつての貯蔵庫を利用した「レストラン キャノン」では

フレンチコースを味わうことが出来ます。

もちろん、美味しいワインや、オリジナルクラフトビールと

一緒に味わうのがオススメです!

 

ちなみに、意外と知られていないようなのですが・・・

シャトーカミヤではクラフトビールも製造しています。

ビールコンクールでメダルを受賞するなど、その美味しさもお墨付き。

中でも、「牛久ホワイト」は、地元・牛久産の小麦を使って作られているんです♪

柔らかな飲み口で、柑橘のような爽やかでジューシーさを感じる、飲みやすい味。

わたしも大好きです。お土産にもオススメ!

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9月24日には、ジャズトランペット奏者の日野皓正さんを呼んでのライブイベント

10月29日、30日には、シャトーカミヤワインまつり など、

多彩なイベントも企画されているシャトーカミヤ。

春の桜や、秋のイチョウ、そして冬にはイルミネーションも!

「地域の皆さんにも愛される、気軽に来ていただける場所でありたいと思っています」

と、木村さんもお話してくださいました。

 

皆さんもぜひ、復旧されたシャトーカミヤに足を運んでみてくださいね!

http://www.ibarakiguide.jp/db-kanko/kamiya.html

 

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