日本酒蔵で輝く現代アート「ハナノイ アナクロニー」!!@西岡本店


投稿日:2014年10月30日   投稿者:観光いばらき特派員

こんにちは!観光いばらき・絶品いばらき編集部の滝口です。

今回は芸術の秋にピッタリのイベントをご紹介します。

 

hananoha01それが11月1日(土)~11月30日(日)まで、蔵元 西岡本店(桜川市真壁町)で開催される「ハナノイアナクロニー」です。

 

昨年、桜川市で「雨引の里と彫刻2013」というアートイベントが開催され、このブログでもご紹介しました。現代アート作品が市内各地に置かれ、まるで里山全体が美術館になったようなスケールの大きさでした。こうしたイベントの効果もあり、桜川市は芸術家たちにとって注目のスポットになっているのです。

http://blog.ibarakiguide.jp/placeblog/195.html

 

hananoi02今回のアートイベントの特徴は、なんといっても蔵元を舞台にしていること。とくに西岡本店は、日本酒 『花の井』を造る創業230年を超える老舗です。

 

加えて、蔵元がある真壁地区は、歴史的な蔵や門が多く残っており、茨城県で初めて国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されました。まさに歴史の重みを持つ地域です。

 

そして、今回作品を展示するのは、筑波大学芸術専攻の大学院生7人。彼らは、桜川市でアートイベントを行ってきた國安孝昌・筑波大学教授の教え子たち。皆さん、企画段階のときに蔵元を訪れた瞬間、「ここでやりたい!」と思ったそうです。歴史の重みが、彼らに何かのインスピレーションを与えたのでしょうか。

 

では、蔵の中のギャラリーに向かいましょう。

うおっ! タイムスリップしたかのような空間に来ましたよっ!?

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蔵元の社長であり、実行委員会代表でもある西岡勇一郎さんにお話を聞きました。

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「展示作品はすべて、この蔵や真壁地区からイメージを膨らませて制作されたものです。作品キャプションを読めば、きっと『へ~、なるほど!』と思っていただけるでしょう。私やアーティストの学生さんたちが近くにいるときは、直接ガイドもします」。

ちなみに、西岡さんの後ろに展示されているのは、宮﨑玲子さんの作品。蔵にある日本酒からイメージを膨らませ、女性のポスターを作り上げました。右の和服の女性は、手に持っている高級酒の大吟醸をイメージしたものです。

 

さぁ、次に行ってみましょう。いやはや、これまた凄い空間です。昭和のたたずまいがそのまま残されています。アーティストでなくても、かなりのインスピレーションを感じます。

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この部屋の中にある西洋風の絵。これは中国人留学生の沈燁さんの作品。蔵が持つ歴史的な重みに刺激を受けて描いています。

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さらに蔵を進むと、普段はイベントスペースとして使っている広い部屋に来ました。そこに鎮座する大きな物体。これは今 実佐子さんの作品。蔵に作品を置くことで生じる「違和感」を表現したそうです。普段使っている化粧品で、これだけの色を付けたとか。それも凄い!!

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ここは普段は、アンティークショップとして使われているスペース。何やら、テレビが2台ありますが・・・。この作品を作ったのは、高橋啓太さん。左のテレビに映っているのは、彼がビデオを回して写した真壁の町並み。右のテレビに映っているのは、それを元に起こしたマンガ。高橋さんは芸術を志す前から、日常をマンガで記録することを行ってきたそうです。

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最後に着いたのは、暗い部屋。そこに浮かび上がるのは・・・ん? もしかして「滑走路」?

これは高橋大地さんの作品。「蔵は、造られた物が一時的に滞在している空間である」と彼は考えました。そのため、背後にある赤いランプは停止信号を意味しています。加えて、「造られた物は、いずれ外へ旅立っていく」。そこから滑走路をイメージしたそうです。

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同じ部屋にポツンとたたずむ机。これは金森陽子さんの作品。彼女は、本を使ったアート作品を作ってきました。蔵に帰ってきたときに感じる、懐かしさを表現しています。机に置かれた本には、子供のときに親に読んでもらった、そんな懐かしい記憶を込めているそうです。

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ラストに紹介するのは、荒木茉莉子さんの作品。蔵にある小型の「ハナノイカップ」を飲んだときに感じた優しさをイメージして、キャラクターを造りました。可愛らしいですね~。期間中はワークショップを開催して、イラスト講座を行います。子供は大喜びですね。

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いかがでしたか。作品そのものも魅力的ですが、蔵に展示されるとその魅力が倍加します!

ぜひ11月は西岡本店に足を運んでみてください。

さらに、歴史深い真壁地区の散策もオススメ! 蔵の周辺8ヶ所を巡って完成させる「漫(そぞ)ろ歩き地図」という企画もあります。完成させると、とっておきの商品やサービスがもらえるので、ぜひ巡ってみてください!

 

https://ja-jp.facebook.com/hananoi.anachrony

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紅葉シーズンは「駅からハイキング」!!


投稿日:2014年10月27日   投稿者:観光いばらき特派員

こんにちは!観光いばらき・絶品いばらき編集部の滝口です。

朝夕はかなり冷えるようになってきました。健康にご注意くださいね。
一方で紅葉が始まっており、秋の観光にはベストシーズンです。
そこで今回は、JR東日本が実施している「駅からハイキング」をご紹介します。

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「駅ハイ」の愛称で親しまれているこのハイキングイベントは、2000年からスタート。JR東日本各地で、なんと年間約650コースも実施されています。

茨城県でも結城市、筑西市、土浦市、水戸市、大子町など、各地域で多くのコースが設定されています。

 

参加費は「無料」!! 中には、観光ボランティアさんたちがガイドしてくれるコースもあります。参加したい方は、インターネットから事前予約をしてください。

https://www.jreast.co.jp/hiking/

 

当日の受付はスタート地点となる駅で行われます。

 

初めての方は、ここで以下のような会員カードが発行されます。2回目以降は、カードリーダーに差し込むだけで受付が終了します。

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会員カードの左側にQRコードが見えますね。ここに「参加ポイント」が記録されていきます。・・・ん? 「参加ポイント」って何?

実はこの「駅ハイ」に参加すると、ポイントが貯まっていくんです。だいたい1回のハイキングで2ポイント貯まります。そして、10ポイントを貯めると「ゴールド会員」になり、お得にポイントが貯まっていきます。さらに、30ポイント貯まると「びゅう商品券500円分」と交換。多く貯まれば、その分商品券のグレードもアップします。

 

無料で参加できるだけでなく、ハイキングすればするほどポイントが貯まって商品券がもらえちゃう。なんとお得なんでしょう!!これは行くっきゃない!!

では、11月に茨城県で行われるコースをご紹介します。

2日(日) 石岡駅スタート 「昭和の雰囲気漂うレトロな街を歩く」 ※10/29締切

8日(土) 袋田駅スタート 「もみいづる袋田とゆず畑散策」 ※11/5締切

9日(日) 常陸大子駅スタート 「深紅のもみじ寺とレトロな街並み散策」 ※11/5締切

9日(日) ひたちなか海浜鉄道 中根駅スタート 「市誕生20周年記念!『ひたちなか市』満喫ハイキング」 ※11/5締切

15日(土) 下館駅スタート 「筑波山の裾野 鮭のふるさと豊かな自然とまちなか文化」 ※11/12締切

 

どのコースも楽しそうで、魅力的ですね~。

昨年も開催した下館駅スタート(筑西市)のコースを例に、「駅ハイ」の魅力をご紹介しましょう!

 

このコースの魅力は、なんといっても鮭の遡上が見られること!!

勤行川に架かっている「大橋」、「新橋」、「勤行大橋」などから見下ろすと、稚魚だった鮭たちが元気に戻って来ている姿が見られるのです!!

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加えて、筑西市は芸術にゆかり深い地域でもあります。なにせ、下館は大陶芸家である板谷波山が生まれた地。2004年には、榎木孝明さんが板谷波山を演じた『HAZAN』という映画も公開されました。彼の業績を展示した「板谷波山記念館」もコースに含まれているので、ぜひご覧ください。

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板谷波山について詳しく知りたい方は、以下のページをどうぞ。

http://www.ibarakiguide.jp/seasons/art/hazan.html

 

その他、コースには「しもだて美術館」、「おっこの部屋ギャラリー」、「中村美術館」などが含まれています。アートの街・下館の表情を見ることができるでしょう。

 

ここであらためて、JR東日本 水戸支社 観光開発グループの木村さん(左)と川村さん(右)に「駅ハイ」の魅力をお尋ねしました。

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「他県から来られる方がかなり多いので、茨城県の魅力を知ってもらうのに最適だと思います。過去に下館のコースを参加した方は、『鮭の遡上を見ることができて感激! 関東近県でこんな場所があるなんて驚きです!』とおっしゃっていました」と川村さん。

 

「シニアの方から若い女性まで参加しています。それとリピーターの方がとっても多いですね。ポイントが貯まることに加えて、参加賞の缶バッチを集めている方が結構いるんですよ!」と木村さん。

 

これがその缶バッチ。SLからリゾート列車のような貴重な鉄道の缶バッチまであります。これは鉄道ファンにとってはたまりませんね。

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車では素通りしてしまう景色も、ハイキングならゆっくり堪能できます。紅葉で色づく街並みを「駅からハイキング」で楽しんでみてはいかがでしょうか。

https://www.jreast.co.jp/hiking/

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国営ひたち海浜公園コキアカーニバル!コキアが見頃!!10月19日はオータムフェスティバル


投稿日:2014年10月15日   投稿者:観光いばらき特派員

こんにちは、観光いばらき編集部です。
皆さん、茨城の秋の風物詩といえば何ですか?
それはひと足早く紅葉のピークを迎える、国営ひたち海浜公園みはらしの丘のコキアに違いありません。

2週にわたって日本全国に甚大な被害をもたらした台風18号と19号。
その雨風を凌ぎ、見晴しの丘に植栽された32,000本のコキアは先日12日より見頃を迎えています。

_MG_0675写真は本日10月15日午前のものです。
今年、7月に植栽を終え、8月にはモコモコとした緑色だったコキアが色づきはじめたのは9月も終わりの頃。
そしていま、丁度見頃になったのです。

もちろん、丘の裾野に植えられたコスモスとの共演も見事!!

_MG_0636台風19号で背の高いコスモスは倒れてしまいましたが、蕾だったコスモスも多く、数日のうちにまた復活。
元気なその姿を誇示しています!!

昨年よりは数日早い紅葉でしたが、例年通りの見頃を迎えたコキア。
先週の朝晩の冷え込みが、その朱色をグッと色を深い赤色に変化させました。

_MG_0698ちなみに、今年のコキアをきれいに撮影する方法を伝授します!!
今年のコキアは下から見上げるよりも、一段高いところから撮影すると良いかもしれません。
土壌の状態がとてもよかったせいか、コキアの間の雑草も元気一杯!
そのため、下から撮るとどうしても雑草の緑が目立ってしまいます。
そこで、上から見下ろす、もしくはみはらしの丘のひとつ手前にある丘から同目線で撮影するのがポイントです♪
できれば、手前のコキアを画面下位置に加えてあげると、よりコキアの「赤」を強調できるかも!!

_MG_0667そして、上から見下ろすコキアが今年はとってもきれいです。
写真のように手前に赤いコキアが、そして徐々にグラデーションのように赤が淡くなる感じ!!
これはいまの時期しか撮れないコキアの大群ならではの写真です。

きょうも平日だというのに、ここひたち海浜公園みはらしの丘には大勢のお客さんがいらしゃっておりました。

 

さて、そんなコキアカーニバルですが今週末はさらにお得な情報が!!
10月19日のコキアカーニバル最終日はなんと入園料が無料になるオータムフェスティバルなのです♪

20141015153342_00001翼のゲートから入場してすぐ!
みはらしの丘へ行く途中になる水のステージ周辺で開催されます。
詳しい内容はチラシの裏面をご参照ください♪
しかも、今回のオータムフェスティバルは超お得な特典付きです。
このブログ・・・つまり、WEBサイト観光いばらきを見て、茨城県観光物産協会ブースで簡単なアンケートに答えると豪華賞品が必ずもらえる抽選会を実施。
無料でコキアカーニバルが楽しめて、さらにお得な商品をGETできるチャンス!!

今週末は国営ひたち海浜公園へ、ぜひいらっしゃってください♪

20141015153355_00001

 

5ee9ce4df50735419dd369ae0efb308bオータムフェスティバル2014の詳しい情報はこちら

http://www.ibarakiguide.jp/seasons/recommend/autumnfestival.html

 

 

 

 

 

 

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日本の現代陶芸最先端!茨城県陶芸美術館企画展「現代・陶芸現象」は11月24日(月・祝)まで開催中!


投稿日:2014年10月01日   投稿者:観光いばらき特派員

こんにちは!観光いばらき編集部の佐藤です。

今回は、企画展「現代・陶芸現象」を開催中の茨城県陶芸美術館に伺いました!

 

01外観

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出品している作家はなんと69名!総数144点の作品が展示されています。

企画展のキャッチコピーは「美しすぎ 気持ちわるすぎ 妖しすぎ」。

もともと陶芸に疎い私ですが、キャッチコピーを聞いたらさらに謎が深まります。

百聞は一見に如かず!ということで早速中へ。

 

企画展の展示室は地下1階と2階。まずは地下1階の企画展示室へ。

展示室の様子はこちらです。

02地階企画展示室

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで、いくつか作品の紹介。

まずはこちら。

03彩刻磁鉢

石橋裕史「彩刻磁鉢」(2010)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白い線のような模様がありますね。これは、すりガラスを作るときなどに用いられる、サンドブラストという技法で模様がつけられています!

焼成(窯で作品を焼くこと)した作品に手を加えることは、以前はタブーでした。

しかし、価値観が多様化した現代では認められる傾向にあるそうです。

 

続いてこちら。

04かげを纏うかたち

猪倉高志「影を纏うかたち」(2011)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、厚く焼き上げた磁器を削って作り上げられた作品。

1日12時間削り続けても、完成に2~3ヶ月かかっています!

粒子が細かい磁器だからこそ、このようなシャープなラインや滑らかな平面に仕上がるのだとか。

 

最後はこちら。

05Creature

今野朋子「Creature」(2010)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生物をかたどった作品らしいのですが、一体なんの生物なんでしょう…。

独創的な色やかたちですが、陶芸のプロセスをきちんと踏まえています。

つまり、形を作った後に焼き上げているんです!

これほど細かいのに、高温に耐えうるというのは驚きの一言です。

 

展示室の外にはこんな作品も。

一度見たらなかなか頭から離れない形をしています。

 

07地階企画展示室3

原山健一「Galaxy」(2008)

06地階企画展示室2

黒川徹「アイレ」(2009) 加藤智也「立ち上がる像」(2008)

 

続いて2階の第2会場へ。

08第2展示室

09第2展示室2

北川宏人「Ceramic Disc」(2013)

 

こちらも地階企画展示室に劣らぬインパクト。

私が陶芸に抱いていた、古典的で奥ゆかしいというぼんやりとした印象が打ちのめされました。

これが現代の陶芸なのかと、新鮮な発見がたくさん。

 

そして今回はなんと、金子賢治館長にお話を伺うことができました!

10金子館長

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここ10年ほどで、日本の陶芸は様変わりしたと感じられると、金子館長は話します。

たくさんの若い作家が、今までにはない、作りたいものを自由に表現する。

そうした大きな変化、現代の陶芸の最先端を捉えようという趣旨で、今回の企画展が開催。

金子館長曰く、自由だからといって伝統をないがしろにしているわけではないそうです。むしろ尊敬の念を持って研究し、参考にしつつも自らの個性を出し、古典的な雰囲気を感じさせないすごさが、現代の陶芸にはあるとのこと。

このような時代による陶芸の変化を、全体の流行現象と捉え、今回の企画展を「現代・陶芸現象」と名づけたそうです。

5年の構想を経て、69名、144点もの作品を集めるのは並大抵のことではなく、この企画展にかける熱意や想いが伝わってきます。

 

さて、お邪魔した9月21日(日)と前日9月20日(土)は、今回の企画展に出品している作家の「アーティストトーク」が行われました。これは、作家が自作品の解説を行うというもの。

11アーティストトーク

追加18アーティストトーク

 

9月21日(日)は、大野佳典氏と須藤訓史氏によるアーティストトーク。

作品に込めた想いや、完成までのプロセスなど、普段はなかなか聞けない生の声を聴くことができました。

 

次に向かったのは、9月20日と21日だけの特別展示「茶室(Hanako’s Teahouse2)」。

作家の三輪華子さんが自ら考案したという茶室を見ることができました。

さらに、9月21日は三輪さん自身が作った萩焼きの器でお茶をふるまってくれる「お茶会」も開催!

なんとも贅沢なイベントでした。

12お茶会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

館内に戻り、入り口隣のミュージアムショップへ。

13ショップ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陶芸作品をはじめ、陶芸に関する書籍や雑貨を購入できます。なんと、今回の企画展に出品している作家の作品コーナーも!

お気に入りの一品を見つけてみてはいかがでしょうか。

 

ちなみに、今回の企画展とは別に、2階の県民ギャラリーでは「かさまアマチュア陶芸大賞」の展示を開催中。

14かさまアマチュア陶芸大賞

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個人的に気になったのはこちらの「ビールがガソリン」。

15ビールの器賞

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぜひこちらでビールを飲んでみたいものです。

 

東日本大震災以降開催したのは今回が初めて。11回目の開催となります。

出品数は432点!大賞をはじめ、様々な受賞作品を見ることができます。企画展と併せてご覧になってはいかがでしょうか。

16かさまアマチュア陶芸大賞2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

展示期間は9月20日(土)~10月5日(日)。入場無料です。

 

最後に、企画展「現代・陶芸現象」の会期、会場等のお知らせ。

会期: 11月24日(月・祝)まで

会場:茨城県陶芸美術館 企画展示室、第2展示室(第2会場)

開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)

休館日:月曜日(ただし、祝日の場合は開館、翌平日休館)

観覧料:一般720(570)円、高校生・大学生510(410)円、小学生・中学生260(210)円

※()内は20名以上の団体料金。満70歳以上の方、障害者手帳・療育手帳をお持ちの方及び付き添いの方(1名につき1人まで)は無料。土曜日は高校生以下無料。11月13日(木)は県民の日のため、入場無料。

 

さらに、今後開催する関連催事のお知らせ。

○人間国宝、巨匠のお茶碗でいただく呈茶会

10月11日(土)11:00~15:00(10:00受付開始)

呈茶券:500円(先着75名)

 

○ギャラリートーク

11月3日(月・祝)、15日(土)10:30~

担当学芸員が展覧会をご案内します。※企画展チケットが必要。

 

数々の陶芸展で受賞・入賞した作家の作品がずらりと並ぶこの企画展。

現代陶芸の最先端を、この機会にぜひご覧になってください!

 

 

詳細はこちら。

茨城県陶芸美術館(笠間市笠間2345番地)

TEL 0296-70-0011

HP http://www.tougei.museum.ibk.ed.jp/

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12年に一度の大祭!鹿島神宮・御船祭が執行されました


投稿日:2014年09月03日   投稿者:ibaraki

こんにちは、観光いばらき編集部の根本です。

去る9月1日と2日、鹿島神宮へ行ってまいりました!

目的はもちろん、9月1日~3日まで行われた「式年大祭 御船祭」です。

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12年に一度、午年にだけ行われる祭典。観光いばらきのWebサイトでも、ご紹介してきました。

http://www.ibarakiguide.jp/seasons/recommend/kashima-mihune-matsuri.html

 

鹿島神宮が祀る武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)を御分霊した神輿と共に陸路、水路を渡り、

幸せと平安をもたらす神事として、斎行されてきたお祭りです。

 

実際に取材へ伺って、間近で見て、まさに圧巻の大祭!

特に2日、御神輿と共に3000人もの行列が連なって鹿島を出立する「行宮御発輿祭」、

そして、鹿嶋市大船津の一之鳥居下より100以上の大船団を率いて出立する「御発船祭」。

千葉県香取市の加藤洲で香取神宮の御迎船と合流する「御迎祭」には、

その姿を見ようとたくさんの人が詰めかけていました。

 

今回は、そんな壮大なお祭りを、写真と共に振り返ってご紹介していきたいと思います!

 

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こちらは9月1日の、「勅使参向例祭」の様子。

天皇陛下の勅使をお迎えして行われる神事です。

この写真は、神宮の楼門を通ってやってくる勅使の列。

 

ちなみに、鹿島神宮は全国でも16社しかない「勅祭社」のひとつ。

祭礼の際に天皇陛下から勅使が遣わされるのは、伊勢神宮とこの勅祭社のみなのです。

 

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そして、明けて9月2日。朝8時よりおこなわれた行宮御発輿祭の様子です。

前日夜の「神幸祭」で、武甕槌大神の御分霊を遷した御神輿が神宮から出立します。

 

 

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鳥居をくぐり、長い列を成して大船津へ向けて歩いてゆきます。

 

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鹿島宮司、東権宮司をはじめ、騎馬で向かう姿も目にすることが出来ました。

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この小さな巫女さんたちは、皆さん「午年生まれ」。

この後、香取神宮の船を迎えたのちに浦安の舞を奉じる役目もあってか、皆さん緊張した面持ちでしずしずと歩んでいました。

 

 

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御神輿の警護をするのは、鹿島新當流の剣士たち。

かの剣聖・塚原卜伝を祖とする、鹿島に伝わる古武道です。

当主の吉川氏を筆頭に、勇壮に進みます。

 

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私はこの行列について大船津まで歩いていったのですが、

途中、なんとも素敵な場面を見たのでその様子もご紹介したいと思います。

 

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途中、鹿島小学校前に差し掛かった際のこと。

小学生が沿道で見学していたのですが、剣士たちが通りかかると

「新當流だ!かっこいい!」「頑張ってください!」と、ワッと歓声が上がっていました。

その声に対して、剣士たちもにこやかに応じる場面が。

鹿島新當流という伝統が、地元でいかに愛されているかが感じられる瞬間ではないでしょうか。

私も思わず、嬉しくなってしまいました!

 

さて、行列はどんどん進んでゆきます。

その道のりは2.1km。

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さあ、大船津一之鳥居に到着しました!

桟橋の周りには、既にたくさんの船が待機して、出立の時を待っています。

 

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大船津周辺はものすごい人出でにぎわっていました。

 

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御神輿が豪華に装飾された御座船に乗り込み、お囃子に見送られ出立です!

 

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鰐川、常陸利根川を進んでゆく、御座船。

 

 

下の写真は、香取神宮の宮司・祭員の御迎船。

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正午。加藤洲にある目印の「斎杭(いみぐい)」にて、船と合流した後に

香取神宮御迎祭が催行されました。

 

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巫女舞の奉納。

 

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沿岸には、12年に一度のお祭りをひと目見ようとかけつけた人、人、人。

 

ところで、この御迎祭。「正午」に斎行されるというところにも、注目です。

12年に一度の「午」年に行われるお祭り。そうです、正午も「午」の干支で示されていますね。

これには、あらゆる邪気と不景気を祓う願いが込められているのだそうです。

 

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左が、鹿島則良宮司。

右は、御船祭奉賛会長である水戸德川家十五代当主、德川斉正氏です。

常陸国一之宮である鹿島神宮と水戸德川家とは、深い縁で結ばれています。

 

 

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その後、行事を終えた船団はまた大船津へと戻ります。

 

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もちろん、また市内を練り歩き、境内へ。

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御神輿を行宮へ。祭祀の後、万歳三唱と鏡開きでこの日は幕を閉じました。

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最後に、鹿島宮司は「皆様の御奉仕で、素晴らしい天気の下で執り行うことが出来ました。

神様もお喜びのことと思います」と、お話ししてくれました。

本当に、前日までの悪天候とは一転、驚くほどの快晴でした!

 

平成26年 鹿島神宮式年大祭 御船祭は、本日9月3日で終了いたしました。

今回は、東日本大震災後、はじめてとなる式年大祭。

震災からの復興をはじめ、日本再生の「鹿島立ち」の神事ともなるように、との願いを込めて斎行されました。

その願いは、御船祭を通し皆さんの元にも届くものであったと思います。

今回残念ながら目にすることが出来なかった方も、ぜひ一度鹿島神宮へ!

鹿島立ちの地で、新たな出立を祈願してはいかがでしょうか。

 

http://www.ibarakiguide.jp/db-kanko/kashimajingu.html

 

 

 

 

 

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