こんにちは、観光いばらき編集部です!
ここのところ、ブログ更新があまりにも頻発で、時系列を追えない方もいらっしゃるかもしれません・・・。
でも、茨城はいままさに春のイベント尽くしなのです!
さて、2月から県内各地で開催しているひな祭りイベント。
その中でも、県内で最も人気を集めるひな祭りが古い蔵や門等が立ち並ぶ古都・真壁のひなまつりです。
会期 : 2015年2月4日~3月3日
今年で第13回目を迎えた真壁のひなまつり。
真壁に暮らす多くの住民の方が、蔵の奥に眠っていたひな飾りを店頭や家の前に飾り付け、有志ではじまったのがスタートでした。
その活動が徐々に広がり、いまでは県内随一の規模と歴史を感じる立派なひな祭りに発展しました。
真壁の街には、現在99棟の国登録文化財の建物が集まっています。
そんな特別な街並とあいまって、真壁のひなまつりは全国的に見ても特別感のあるひな祭りと称されています。
町内の店舗を中心に広がるひな飾りたち・・・。
古いものは江戸時代、明治時代のひな飾りはあちらこちらに点在します。
町内には登録されているだけで214ヶ所のひな飾りが展示。
お店にも気軽に立ち寄れるのが人気の理由のひとつです。
何より、各店、各家庭が飾り付けに非常にこだわりをもって、工夫を凝らしているのが見てとれるのが真壁のひなまつりの良いところです♪
ちょっとした細かいところかもしれませんが、真壁に住むひとたちのおもてなしの心を感じることができます。
そんな真壁のひなまつりを楽しむなら、是非、最初に旧真壁郵便局に訪れてください!
レンタサイクルなど、真壁の観光拠点はここか伝承館が中心になります。
会期中の木金土日に開催される真壁街並み案内ボランティアは事前申し込みが必要ですが、集合場所は、郵便局すぐ近くの伝承館ですのでお間違えのないように♪
ちなみに、そんな真壁のひなまつりの中で、屈指の歴史を誇るひな人形が展示されているのが、川島書店見世蔵です。
江戸時代中期のひな人形とのこと。
蔵の中から新聞紙にくるまって出てきたとの話には驚きを隠せません!
その他にも、展示の手法に非常にこだわった、川島洋品店の蔵は必見です♪
ここでは明治初期のひな人形をはじめ、大正、昭和と時代ごとのひな人形の変遷を楽しむことができます。
特にその飾り付けにはこだわりを感じ、ほろよい気分のひな人形たちが宴会をしている様は、見ているこちらも愉快になります♪
また、真壁を訪れたなら、ぜひこの時期各店で提供される名物料理を楽しんでください。
それが、真壁名物うまかべすいとんです!!
すいとんはまさに様々!!
手でこねたものもあれば、長く筒状にしたものをカットしたすいとんもあり、薄く水に溶いて固めた平たいすいとんも♪
味付けも野菜の滋味深い美味しさは共通ですが、醤油や出汁の違いを味わえます。
一杯500円程度と手軽な価格で楽しめるのも魅力です!!
ちなみに、編集部のおすすめは、そんなうまかべすいとんと共に、真壁の粉食文化を支えた手打ちの常陸秋そば。
エントリーNo174の山中家前の駐車場に特設会場を作って週末だけ営業する蕎麦打ち名人会・イワセアグリセンターのお父さんたちが打つざるがオススメ!!
常陸秋そばの生産から一貫して行う、イワセアグリセンターだから蕎麦そのものの美味しさは折り紙付です。
外二八の蕎麦はのどごしはもちろん、何より香り高く、汁も田舎そばのそれとは異なり辛めの仕上がり!!
蕎麦通もきっとうなる一枚です♪
街中散策とひな飾りを巡る小旅行・・・。
ちょっとタイムスリップしたような街並みにきっと、非日常を感じることができるはず。
ゆっくり歩いても回りきれる手頃な広さもちょうど良い街・真壁。
週末は春の訪れを感じる旅にでかけてみませんか!?
問合せ先 : 真壁のひなまつり実行委員会
TEL 0296-55-1111
もちろん、茨城県ではさまざまなひな祭りが開催中!
特に「百段階段でひな祭り」(大子町)に開かれる3月1日(日)は大注目です。
詳しくは「いばらきdeひなまつり」をご覧ください!!