約1200年前から続く、7年毎の「西金砂神社小祭礼」第199回が開催されました!


投稿日:2015年03月31日   投稿者:観光いばらき特派員

こんにちは!
観光いばらき編集部の根本です。

先週末、ひさびさに常陸太田の実家でのんびりと過ごしてまいりました。
ちょうどその時期、3/26~29の期間で、7年に一度開催される大きなお祭り「西金砂神社小祭礼」が開催されると聞き、28日に久しぶりに母と一緒に見に行ってきました!

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小祭礼は、今回で199回を数えるそう。未年と丑年の3月に行われる予定の祭礼です。
予定の、というのは、この祭礼は毎回、神社を支える氏子地域の代表が話し合って、催行するかどうかを協議するのがしきたりだからです。
そんな古くからのしきたりが多数残る小祭礼。はじめて行われたのは815年…なんと平安時代から続いています!

 

常陸太田市金砂郷地区にある西金砂神社から、同市水府地区を通り、市中心地区の馬場仮殿まで行列で歩いた後にまた戻ってくる……。そんな合計4日間の行程で行われます。

神輿、世話人、そして神社の氏子などなど大勢が行列を成して街道を行く姿は、まさに7年ごとの大祭に相応しい圧巻の風景!ですが「小祭礼」という名前の理由は、同地区では72年に一度の「大祭礼」があるからなのです。

 

ちなみに平成15年に行われた大祭礼は、各メディアでも取り上げられ大きく話題になりました。私の父も行列に参加していたので、非常に思い出深いものです。次回の開催は平成87年。前回を見逃した方は、ぜひ見られるといいですね!

 

さて、4日間に渡って繰り広げられる小祭礼ですが、その中でもいくつかの見どころがあります。
道中の宿場となる中染、そして和田、馬場、西金砂神社で行われる「田楽舞」!
金砂田楽とも呼ばれるこの舞は、国選択・茨城県指定無形文化財にも指定されています。
お恥ずかしながら、小祭礼のことは何度も見物したことがあれど、実はこの田楽舞はしっかり見たことがなかった私。
今回こそはこの目でしかと見なければ!と心に決めて、和田の祭場に向かいました。

 

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10時半に行列が到着予定だったので、9時半ごろ和田の祭場に到着すると…既にこんなに多くの人出が!
中央に田楽舞の舞台が設置され、その横にはずらりと山車が並んでいました。

 

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この7つの山車は、和田の祭事を取り仕切る7つの各地区が出しているもの。舞台の上では、手踊りや奏上が行われ祭事に華を添えています。

そんな山車を見ながら待っていると、神輿行列が到着したとのアナウンスが!

 

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すごい歓声です。

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朝に中染を出立して約7kmを徒歩でここまでやってきました。
到着して、まずは祭祀が執り行なわれます。

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この祭礼は、そもそも「天下泰平」「五穀豊穣」「万民法楽」を祈願して催されるもの。その願いを込めた祝詞奏上、そして御祓いを受ける地域の皆さん。真剣です。

 

そしてついに、田楽舞の奉納!
アナウンスとともに、舞台の周りに大勢が詰め掛けます。

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舞は4段からなる構成になっています。
天狗の面が印象的な「四方固め」
笑いの面(大国主命)が獅子を従える「獅子舞」
五穀豊穣を願って籾を蒔く「種子まき」
そして最後の「一本高足」です。

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種子まきでは、まかれる籾を手にしようと皆さんが手を伸ばします!

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どうやら縁起物のよう。見事ゲットできました!やった!

 

せっかくだからと、御神輿にも御挨拶。

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そしてこの榊も縁起物と言われているのだそう。そういえば、大祭礼の際に父も榊を頂いてきていました!

 

私と母も頂戴してきました。家族平安に過ごせるよう、大事にしたいと思います。

 

ちなみに、このあとも神輿行列はまだまだ歩きます。

午後6時ごろ、ようやっと馬場近くへ到着。

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沿道からは「お疲れ様です」と声がかかります。また、御神馬に乗った宮司さんからは「こんばんは」との声も♪

 

第199回の小祭礼も、多くの皆さんのお力で無事催行されました。
次回は200回!この節目の祭礼、ぜひ皆さんも見に常陸太田へいらして下さい!!

 

常陸太田のみどころは、観光いばらきでもグッと詳しくご紹介しています!

http://www.ibarakiguide.jp/seasons/good-ryujinkyo.html