こんにちは!観光いばらき編集部の佐藤です。
「茨城 梅」で検索すると上位に出てくるのは偕楽園の梅ですが、今まさに梅のもぎ取りが出来る旬のスポットをご存知ですか!?
それがここ、霞ヶ浦に程近い阿見町の島津梅林です!
耕作放棄地となっていた土地2ヘクタールを借り受けて整備し、現在では観光農園として約700本の梅の木が植えられています。
そこで育てられているのは、和歌山県で誕生した品種「南高梅」。
肉厚で種が小さく、完熟したものは皮が薄くやわらかいのが南高梅の特徴です。
その魅力に引かれ、県内外から毎年訪れる方も少なくありません。
もぎ取りは受付で袋を買うか、かごを借りるところからスタート!
そして「南高梅 もぎとり心得」を読むべし!
実はつまんで少し力を入れるだけで簡単にもぎ取ることができます。
枝を掴んで無理にもぎ取ろうとすると、反動で他の実が落ちてしまうので注意!
熟読したらいよいよ梅のもぎ取りへ!
下の画像のようにやさしい手つきでもぎ取っていきましょう!
完熟した梅、まだ熟していない梅の見分け方も教えていただきました!
熟していないものはまだ青々とした色ですが、熟してくると実が黄色みがかってきます。
上の画像を比較してみると違いが分かりやすいでしょうか。
ちなみに、日光に当たりやすい場所は赤く色づきます。
ただ、赤くなっているからといって熟しているかどうかとはまた別なのだとか。
充分もぎ取りを堪能したら、受付で計量しましょう!
お値段は1キロ600円~となっています。
ここで梅の加工の話。
完熟したものは皮が柔らかいので、梅干しにするのがオススメ。
まだ熟しきっていない青梅は味がさっぱりしているので、梅酒や梅ジュースを作るのにオススメです。
ちなみに、梅酒や梅ジュースを作る前に冷凍庫で一晩梅を凍らせてから作ると、より梅の旨みが染み出すのだとか。
是非お試し下さい!
最後に、今年は気温が高い日が続いた分、梅の成熟も進んでいるそう。
また梅の実がなくなり次第、梅のもぎ取りも終了となるので早めにお越し下さい!
株式会社 島津梅林
住所:稲敷郡阿見町島津3360-1(阿見飛行場近く)
TEL:029-886-3334、090-3515-4901
営業:9:00~16:00