こんにちは観光いばらき編集部です!!
きょうは北茨城へ取材にお出かけ♪
というわけで、ちょっと寄り道気分で旧富士ヶ丘小学校へ立ち寄ってみました
すると、「物々交換プロジェクト at KENPOKU」で話題のアーティスト
柚木恵介さんが展示会場を絶賛制作中でした
というわけで、今回はそんな柚木恵介さんに突撃取材
2016年7月17日からはじまり、
37日間436人との長期に渡るプロジェクト
長期に渡ったこの展示についてうかがってきました
彼のアートの「魅力」は「目的」とイコール
物々交換を通したコミュニケーションを形にすること
物々交換の仲介役である柚木さんにとってみれば、
市長や企業の社長も子供も皆横一線
皆が同じ土俵の中で物々交換という手段を使って彼とつながり、
彼の作品の糧になっていきます
前述した通り、柚木さんが茨城県北芸術祭のための
物々交換プロジェクトを始動させたのは7月17日のこと
場所はココ富士ヶ丘からでした
そこから37日間をかけ、
北茨城 → 高萩 → 日立 → 常陸太田 → 常陸大宮 → 大子
と県北6市町を訪ね歩き、なんと436人もの人と物々交換を果たしました
そんな436人分のポラロイドが音楽室にずらっと展示されます
多いときには1日20人以上の人と物々交換をした日もあったとか…
そんな柚木さんに一番想い出深かった物々交換の話を聞くと
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高萩の海岸で出会った二組の高校生カップルの話に♪
なんでも、物々交換をしたカップルの男子高校生に恋愛相談をされたのだとか!?
なんとも淡い青春の物々交換
写真からでは、ちょっと想像もつかないバックボーンが物々交換をした写真の
裏側にたくさんつまっているのを感じました
また、北茨城市の二ツ島でライフセイバーをしていた男女のスタッフさん
柚木さんの憶測では女性が男性に淡い恋心を抱いているのでは…???
そんなトークも聴けたりする面白い作品です!
会場に柚木さんがいるときはそんな写真の裏側のストーリーも聞けるかもしれません
会場には2台のプロジェクターで海側での交換会、
山側の交換会のビデオが流される予定
中央には物々交換をともに過ごした屋台が置かれる予定です♪
廊下には2009年からはじまった柚木さんの物々交換の歴史が展示されます
2009年、特製ミチクサゴヤてぬぐいからはじまり、正露丸、お医者さんセットを経て、
途中携帯電話に替わり、海を越えてタイでも繰り広げられた物々交換
日本に戻ってチュッパチャプスやボールペンなどなど、
いろいろなものへと替わっていった変遷を楽しむこともできます
ちなみに、柚木さんの過去の作品には交換したナンバーと交換したものが
サインペンでしっかりと書かれています
でも、今回の県北芸術祭での物々交換で追加されたポラロイド写真には
何も記載されていません
これは写真を良く見て欲しいから…
物々交換のアーカイブを作るという柚木さんの作品の特性上、
どうしても説明が多くなりがち
でも、ここであえて説明を減らすことで、
写真一枚一枚をしっかり見てもらい、
その裏側にあるいろんなことに想像を膨らませて欲しいとのこと
そんな柚木さん、茨城を巡ってみて感じたことは自然豊かで、
名所も意外と多いんだと素直に思ったとのこと
また、人見知りだけど、
1回仲良くなるとどっぷり仲良くなるのも茨城の県民性と語ってくれました
事実、常陸太田市里見地区で物々交換したおじさんに気に入られ、
集会場で地元の人たちと朝まで飲み明かしたこともあるのだとか♪
ちなみに、途中、物々交換に参加してくれた人にサポートを依頼
実際に水戸市から駆け付けてくれたサポーターさんがこの日は柚木さんの展示の
お手伝いをしていました♪
そんな柚木さん!!
県北芸術祭開催期間中も物々交換を、ここ旧富士ヶ丘小学校で実施してくれる予定だそう!
現在の予定では、下記日程で柚木さんは会場にいるとのこと
10月08・09日
10月29・30日
11月3・4・5・6日
※11月はまだ未確定
詳細は柚木さんのツイッター( https://twitter.com/yunokikeisuke )でも告知予定!
ぜひ、こちらのチェックもお見逃しなく!!
絶対に本人に会って展示を見た方が面白いですよ♪
ちなみに、現在最後の物々交換は、同じく旧富士ヶ丘小学校で展示をするインド人作家
ミトゥ・センさんと交換したビンディー
インドの女性が眉間の上に貼るアレです♪
ちなみに、なんできょう北茨城に行っていたかと言うと五浦観光ホテルさんに行ってました
海が見える海鮮レストラン椿さんのランチを取材に♪
六角堂から歩いて1分、天心美術館から10分程度の距離にあるレストランです
写真は刺身定食(上)で2,400円
地元市場から仕入れる新鮮な魚を職人がここで捌いてくれます
だから白身はコリコリとした活きの良い食感
そして、海老もプリプリです♪
個人的におすすめなのは、料理もですが日帰り入浴
食事をすると入浴料が200円引きになるのも嬉しいサービスです
源泉かけ流しの素敵なお風呂はとっても魅力的
ぜひ、お腹も満たし、心身ともに癒されください♪
五浦観光ホテル
海の見える海鮮レストラン椿
0293-46-1111
茨城県北茨城市大津町722
11:00~14:30LO / 17:30~20:00LO
無休
※ただしホテル休館の時は店休