観光いばらき編集部が贈る、KENPOKU ART開幕直前レポート!
本日9月15日に、わたくし編集部のO野が、常陸大宮地区の
ミヒャエル・ボイトラーさんを訪ねました!
ボイトラーさんの作品は、常陸大宮市の石沢地区にあります。
ここには数件空き店舗があったのですが、今はといえば・・・!?
ガラス越しに、なにやら巨大なオブジェのような物が見えますね~。
中にお邪魔してみると、ボイトラーさんは紐で木と木を結んでいました。
なんでも、この作品では釘は使わず、自然素材の紐や木を組み合わせて
作り上げているとのこと。
なるほど!木の凹凸にうまく一本一本が組み込まれていますね!
んん?この形、どこかで見たことありませんか?
そう!神社仏閣の建物でよくみる造りですよね。
実はこの作品には、宮大工さんも参加されていてるんです。
ボイトラーさんは、現地の素材を、現地の人と協力して作品を作るそうで、
この作品には多くの地元の方が携わっています。
この不思議な模様がついている白い布のようなもの。実はコレ、障子紙。
茶色い方はクラフト紙ですが、もちろんこれらも全て現地で調達したもの。
ローラーに色々工夫を施して模様を付けるみたいなんですが、
最初のころは・・・うん、シンプルなローラー模様ですね(汗)
しかし、色々な人が、色々なやり方で作業を進めていくと、
こんなに様々な模様ができました!
その日、その時で作り手が違うので、
ボイトラーさんはこのような“実験的に”何かをした結果生まれたものを
作品に取り入れていくそうです。
それらを丸めて細長くしたものが大量にありましたが、
これはどうやら茅葺屋根を表現しているとのこと。
もう一方、外から見えた市松模様のような巨大作品。
その白い部分はというと、ここにも障子紙が使われていました!
丁寧に糊付けして、
破れないように、乾かないように、そっとそっと・・・
作品の輪郭に沿って形を変えて張られていきます。
ここだけで障子貼りは終わりかと思いきや、
どん!
どどん!!
こんな巨大なのでありました。
いったい芸術祭が始まったら、どんな作品になっているのかわくわくしますね!
この大きな木製オブジェが、芸術祭当日は少し浮かんで、
さらにぐるぐる回転するとのことですが、
さてはて、一体どうやってこのオブジェが宙に浮かぶのか!?
その答えはぜひ現地に足を運んで確かめてみて下さいね!
展示準備はラストスパート!!茨城県北芸術祭は9月17日からです♪
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茨城の魅力を満喫しながら芸術祭も楽しめます!!