こんにちは!観光いばらき編集部のともみです!!
明日(9/17)から11月20日まで行われる
「KENPOKU茨城県北芸術祭2016」のプレスバスツアーで
海側の会場をまわってきました!!
(改めまして)KENPOKU茨城県北芸術祭2016は
東京都、約2.7倍の茨城県北地域の6市町村で開催される
国内最大級の芸術祭
■総参加アーティスト「85組」
■作品数「約100点」
■世界で活躍する「国際的アーティスト」が大集合
■ここでしか体感できない「インスタレーション」
そんな注目度10000%のイベントです!!!
まずは日立市の「御岩神社」へ。
(パワースポットとして人気の場所ですよね)
森山茜さん、岡村美紀さんの作品が飾られている会場です。
現地に着いて待っていたのは・・・
茨城県北芸術祭総合ディレクターの「南條史生」さん!!!
「いよいよ第一回目が開催します。今回に続き、2回、3回と続くイベントにしていきたいです」と語ってくれました。
続いてアーティストの森山さんが登場。
森山さんの作品がある場所まで移動・・・
作品を楽しむ途中の道でも自然の豊かさを存分に感じることが
できるのも、県北芸術祭ならでは♪
自然の中を歩いていくので(でこぼこ道、ぬかるみ道など)
スニーカーがおすすめです!
歩いていくと、、、、、
あらわれてきました!!!
森山さんは御岩神社の長い歴史と自然の豊かさに惹かれてこの場所に作品を作ろうと思ったそうです。
御岩神社の地形の特長は山の上から下にかけて風が吹くこと。
その風を受けて、表情を変える薄さ1mm以下のオーロラフィルムを作成しました。
森山さんの作品は20×20cmのオーロラフィルム(プラスチック)を約6千枚ホチキスでつなぎ合わせて作られています。
大きさは縦3m×横3m×奥行き24m。
オススメ来場時間は8時と14時頃。
日差しに照らされた時、緑やピンクに色を変えて輝く様子が楽しめます。
御岩神社に集まる光、風、植物たちの普段はあまり感じることのできないささやきを感じれる、ここでしか生まれない芸術作品をお楽しみに♪
会期中、9月17日(土)~21日(水)にいけば、森山さんに会えるかも!?
続いて、岡村さんの作品はどこにあるのかというと・・・
境内にある大日如来・阿弥陀如来像が祀られた斎神社の天井!
見上げると、自分の下に龍が。そしてその下には茨城の地形が。
山は御岩山を描いたそうです。
作品をつくるときに重視したのは、この場所に馴染むことと、現代をどう取り入れるか。
「あれ?この絵いつからあったっけ?」と地元民に思われる、
そのくらい馴染むように素材や描きかたを工夫したそうです。
「この絵、いつ描かれたものだと思うだろう!?」と
ぜひ考えてみてください!
(ちなみに、普段はお目にかかれない
「大日如来坐像」が
期間中の日祭日に限り”特別開帳”されます!)
次は一時間ほど移動して
北茨城市の「茨城県天心記念五浦美術館」へ。
(有名な岡倉天心が愛した美しい自然が広がる場所です)
この会場には、チームラボやミトゥ・センさんの作品があります。
会場につくと通路にミトゥ・センさんの作品が。
描かれた作品を縁組(譲渡)できるそう。
会場を奥にチームラボ作品があります。
会場の中には、和と美学をテーマにした8作品が展示されています。
一番最初は、天心のから発想した新作!
「小さき無限に咲く花の、かそけき今を思うなりけり」
お茶を点てると中に花が咲きます。
お茶の動きにあわせて、ゆらゆらお茶を飲むと、色鮮やかに散る花びら
花は、会期中(9月~11月)に咲く
菊やコスモスなど約10種類を採用しています
この作品は日曜・祝日限定で体験(500円)が可能!
体験したい人は当日、美術館内インフォメーションカウンターにて
整理券をGET!!
☆詳しくはWEBをチェック☆
他に
命という字をモチーフにして、約4分半の中で四季を描いた作品
陰に反応して字が吸い込まれていく作品
視覚、聴覚を刺激されて、異世界にいくような体験ができる作品
などとにかく「おもしろ~~~~~い」作品が待っています!
進化したアートと和のコラボレーションに心打たれること
間違いなしです!!!!!!
次に、30分程移動して
高萩市の「高戸海岸」に。
この会場には、イリヤ&エミリア・カバコフさん、二ティパク・サムセンさんの作品が飾られています。
ザブ~ン・・・・と静かに波の音が聞こえる海岸に
ふたつの不思議なものが。
まずは、イリヤ&エミリア・カバコフさんの「落ちてきた空」
「昔、ある航空マニアの、部屋全体に空の絵の描かれていた建物が、台風によって吹き飛ばされた」と説明が・・・。
本当!?どうやって台風によって吹き飛ばれるんだ?どうやってこんな風に突き刺さるの!?と「非現実的」なような目の前の作品を「現実」として考えているとすっかりこの作品のとりこに。
なんで?どうして?と海が目の前に広がるゆったりとした会場で
ぜひ、自分の中で、その場にいる人と感じたこと、考えたことを
ぜひ語りあってみてください。
海岸にあわられた不思議なものふたつめ。
この作品は作者の二ティパク・サムセンさんが
日本に来たときに「テトラポット」ってなんだ!?と思ったことが
きっかけで生まれました。
無機質で人を寄せつけないテトラポットを全く逆のものにしよう!
と生まれたのが、高戸海岸にあわられたカラフルなテトラポット。
ぜひ浜にあるカラフルなテトラポットを触ってみてください。
ざらざら、ごつごつで無機質なイメージのテトラポットが・・・
ぷにぷにした不思議な触感に・・・
思わず近づきたくなる作品に、ぜひ思うまま近づいてみて!
最後は日立市に戻ってきて
「日立シビックセンター」に!!!
和田永さんのほか6名のアーティストによる作品の会場になっています。
和田さんの
古い電子機器を使って、音楽を生み出す作品や
(こちらは11月19日にコンサートを開催予定!!)
米谷健+ジュリアさんの
「ウランガラス」で出来た不気味に美しく光るシャンデリアの作品
テア・マキパーさんの
「ノアの箱舟」をイメージしてつくられたバスに植物やうさぎや鶏などの動物が共存している作品「ノアのバス」
ほかにも3つの作品が合わさったプラネタリウム作品もあるので
お楽しみくださいねっ♪
とっても楽しかったプレスバスツアーこれにて終了~!!!!!
でも今日はこれで終わらない!!!!!
プレスバスツアーのあとには
レセプション(パーティー)が♪
その会場にもすこしお邪魔してきました♪♪
会場には
アーティスト約80組
橋本昌知事や
総合ディレクター 南條史生さん
タイ王国文化省事務次官 アピナン・ポーサヤーナンさん
などGIBメンバーが勢ぞろい!!!!!
橋本知事からは
「これから茨城県北地域は紅葉がとても綺麗なので、紅葉を楽しみつつ芸術作品を楽しんでほしい。」と明日からの開催に向けて
ご挨拶がありました。
また、南城さんからは
「2年前に橋本知事からこのイベントの話を持ちかけられました。とうとう明日、本番がくると気持ちが高まっています。私の好きなスポットは北茨城市と五浦海岸、大子町の里山地域。素晴らしい茨城の自然、その地域の料理もゆっくり楽しんでほしい。県内の人は毎週のように、県外の人は2泊3日(無理な人は1泊2日)でゆっくりと楽しんでほしい。そしてアーティストたちや作品に触れることで、いろんな創造性を広げていってほしい。」と語ってくれました。
さぁ!いよいよ明日スタートの県北芸術祭!!!
===KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭===
テーマ:「海か、山か、芸術か?」
会期:2016年9月17日(土)~11月20日(日)[65日間]」
開催市町:茨城県北地域6市町
日立市 高萩市 北茨城市 常陸太田市 常陸大宮市 大子町
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県内外の皆様、芸術の秋を茨城で大満喫しましょっ!!!