こんばんは、観光いばらき編集部の根本です!
茨城県北芸術祭開幕からはや一週間が経ちましたが、
様々なところで芸術祭の話題を耳にしております。
本日も、牛久市内某所で
「県北芸術祭、行きたいなって気になってるんですよ♪」
という方に遭遇!
もちろん、オススメポイントを熱弁してまいりました。
そしてこのブログでも、オススメの情報を紹介したいと思います!
今日紹介する芸術祭展示会場は、ここ!
日本三名瀑に数えられる茨城の名所、袋田の滝です。
ここではどんな作品に出会えるのでしょうか?
駐車場から仲見世通りを歩いて、トンネル入り口へと到着。
どうやら作品は、トンネルの中に展示されているようです…
ちなみに、袋田の滝の観瀑台まで行くには、
「トンネル利用料」が必要です。大人300円、子ども150円です。
トンネル前の受付で料金を払い、進みましょう!
トンネルに入ると、天井で何か細長いものが赤く光っています!
奥へと続いているようですが…見上げながら私たちも進んでいきましょう。
さらに奥へ行くごとに、なんだか光の雰囲気が変わっていきます。
入り口側の光より、さらに明るさを増したような気がしました。
それに、赤だけじゃなくて青やピンクも混じっています!
観音様が祀られているところまで来ると、光はクライマックス!
まるで虹のように色を変えながら、ピカピカと光る姿は幻想的でありながら、
わくわく、ドキドキさせられる感覚。
とってもキレイで、思わずしばらく立ち止まってじいっと見てしまいました。
実はわたし、開幕当日にこちらへ見に行ったのですが、
なんと!制作したアーティストのジョン・へリョンさんにお会いしました!!
開幕当日の朝まで制作・調整を行っていたそうです。
アクリルユニットの中には、2列のLEDラインが組み込まれているつくりなのだとか。
袋田の滝の水流、そこから続く川と久慈川の流れを表現したというこちらの作品。
ですが、その中には、ジョン・へリョンさんが
実際に大子に滞在して感じた地域のイメージも込められているようです。
「制作に入る前に、個人的に大子へ滞在しに来ました。
地域の方と関わる中で、
皆さんがこの滝を大変誇りに思っているのが良く分かりました。
茨城に行くならここがオススメだよ、と話してくれたり、
綺麗で素晴らしい、ということをよく説明してくれたり。
そんな皆さんの誇りも、この作品で表現したかった。
それから、実際に私がここへはじめて来た時の感動も込めています。
トンネルを通っている間のワクワク感。胸がはち切れそうな期待感。
その後に現れた滝の姿に、
最初は、滝を真正面から見られなかったくらい感動しました!」
(通訳:東京スタデオ 李さん)
そんな、ご自身が滝をはじめて見たときの感動も、
ライトの光や流れで表現したそうです。
赤はエネルギーを、変化する色は滝の四季を。
それを伺ってから改めて作品を見てみると、
入り口の場所よりも、滝側の光の方が点滅のスピードが速いことに気が付きました。
もしかして、滝に近づくほどに鼓動が早くなっているからでしょうか?
そんな風に、色々想像をめぐらせてみるのも楽しみ方のひとつです!
他にも、大子町内では多数の展示を見ることができます。
旧上岡小学校にも行ってきました!
この謎の球体?も、旧上岡小学校内で見られる展示物。
一体これは何なのか?ぜひ、自分の眼で確かめてみて下さい♪
===KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭===
テーマ:「海か、山か、芸術か?」
会期:2016年9月17日(土)~11月20日(日)[65日間]」
開催市町:茨城県北地域6市町
日立市 高萩市 北茨城市 常陸太田市 常陸大宮市 大子町